20世紀イギリス短篇選(下) の商品レビュー
20世紀中盤のイギリス小説の短編集。このころになると他国から亡命した作家も登場する。基本的に読んでいて明るい気分にならない。池井戸潤のようには。よくも悪くもドンヨリした内容が多い。アウトサイダーの作家が階級社会の中で感じる日々の葛藤が文面の奥底にある。。。ような気がする。あくまで...
20世紀中盤のイギリス小説の短編集。このころになると他国から亡命した作家も登場する。基本的に読んでいて明るい気分にならない。池井戸潤のようには。よくも悪くもドンヨリした内容が多い。アウトサイダーの作家が階級社会の中で感じる日々の葛藤が文面の奥底にある。。。ような気がする。あくまで個人的主観であるが。
Posted by
英国短篇小説のアンソロジー、下巻。収録されているのは、エリザベス・テイラー、ミュリエル・スパーク、ドリス・レッシング、スーザン・ヒルなど。 解説にもあるが、上巻に比べると女性作家の比率が高い。また、イーヴリン・ウォーは収録を見送られたそうだ……残念。 上巻ではややホラータッチとい...
英国短篇小説のアンソロジー、下巻。収録されているのは、エリザベス・テイラー、ミュリエル・スパーク、ドリス・レッシング、スーザン・ヒルなど。 解説にもあるが、上巻に比べると女性作家の比率が高い。また、イーヴリン・ウォーは収録を見送られたそうだ……残念。 上巻ではややホラータッチというか、英国らしい雰囲気の漂う怪談風の短篇が多かったが、下巻では身近なところに題材をとった、日常の一こまを描いたものが多いような感じる。 ウィリアム・サンソム『届かない花束』は短いながらも切れ味は鋭い。また、エリザベス・テイラー『蠅取紙』は、ホラー風ではあるものの、現実的な脅威を描いた、こちらもオチの切れ味が鋭い短篇。
Posted by
「あいつらのジャズ」-理不尽なことに流されて吹っ切れる主人公。 「レディだけの旅」-最後の「わたしたちだってみんな傷ついてるんじゃない?」「そういえばそうね。たしかにそうだわ」の会話が印象的。 「蝿取紙」-ホラーチック、こういう小説も文学なんだな、と思った。 「欠損家族」-...
「あいつらのジャズ」-理不尽なことに流されて吹っ切れる主人公。 「レディだけの旅」-最後の「わたしたちだってみんな傷ついてるんじゃない?」「そういえばそうね。たしかにそうだわ」の会話が印象的。 「蝿取紙」-ホラーチック、こういう小説も文学なんだな、と思った。 「欠損家族」-☆4 「別れられる日」-最後まで自分はやればできると思い続けた人の話。
Posted by
- 1
