恐怖の谷 の商品レビュー
ホームズの4長編の中…
ホームズの4長編の中の最高作ではなかろうか。ホームズの物語とマクマードの物語の2つから構成されているが、それぞれ傑作。
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「私はかつて、恐怖の…
「私はかつて、恐怖の谷にいたことがある。」…シャーロック・ホームズものでは数少ない長編(四つ)のうちの一つですが、意表をつく展開、と言う点ではこれが随一ではないでしょうか。後半の回想部分のストーリー・テラーは有名なワトスン博士ではなく、ある人物の一人称で語られるのですが、そこは独...
「私はかつて、恐怖の谷にいたことがある。」…シャーロック・ホームズものでは数少ない長編(四つ)のうちの一つですが、意表をつく展開、と言う点ではこれが随一ではないでしょうか。後半の回想部分のストーリー・テラーは有名なワトスン博士ではなく、ある人物の一人称で語られるのですが、そこは独立した小説としても楽しめます。
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バスカヴィル家の犬に…
バスカヴィル家の犬に比べるとちょっと落ちますが、ホームズ長編の中では面白い方です。
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読み進めていたホームズシリーズを久々に読了。短編のが好みかなと初めは思っていたが、長編シリーズも面白い。「恐怖の谷」も色褪せない名作のうちの一冊だ。
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ホームズシリーズで一番好きな作品。 とにかくびっくりさせられる1部、2部の真相。 そしてなんと言っても最後のかっこいいエピローグ。「恐怖の谷」を読んでから「最後の事件」を読むとまた違った面白さがあるのかなと感じた作品でした。
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ホームズ長編のひとつ。ネタバレなしの見どころは ・珍しく食欲旺盛なホームズの食事シーン ・「危険があるなら一緒に行く」→「今のところは君の傘だけで十分」とお断りされるワトソン ・深夜に陰鬱な空気で帰ってきてワトソンを起こし「僕は今まともな精神状態じゃないけど同じ部屋で寝てもいい?...
ホームズ長編のひとつ。ネタバレなしの見どころは ・珍しく食欲旺盛なホームズの食事シーン ・「危険があるなら一緒に行く」→「今のところは君の傘だけで十分」とお断りされるワトソン ・深夜に陰鬱な空気で帰ってきてワトソンを起こし「僕は今まともな精神状態じゃないけど同じ部屋で寝てもいい?」と、とんでもないことを言うホームズに「大丈夫大丈夫。何をいまさら?」と返す超大物ワトソン ・人殺し集団の中で生き抜くため、危ない橋を渡りまくる第二部の主人公 です。面白い。
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順々に読んでいってようやく恐怖の谷まで到着!嬉しい。 前半でダグラスが殺されていないのは途中で何となく気付いた。前半も面白かったけど後半の方がさらに面白くてワクワクしたかも。 ダグラスさん、せっかく生き延びられたのに最後ね…
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モリアティ教授の仲間(手下?)の一人から得た情報である富豪が狙われていると知るホームズ。同じくして警視庁のマクドナルド警部からすでに該当の人物は殺害されているという情報を聞き富豪の館へ。 話の途中で事件自体は解決。 まだ半分残ってるんだけどどうなるんだと思ったら殺された富豪(ダグラスさん)の過去の話へ。 長編になるとこの手法になる気がする。 ダグラスさん悪い人じゃんとモヤモヤしながら読んでました。最後でなるほどとなりました。 最終的に夫婦そろって行方不明になってしまうのが残念でした。モリアティ教授怖い。 長編で一番好きかも。
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「恐怖の谷」コナン•ドイル The valley of fear 1914-15 内容と構成から言って、「緋色の研究」に引き続いて書かれたと思っていたが、そうではなかった。 ホームズがデビューする「緋色の研究」が書かれたのは1887年。 「恐怖の谷」はそれから4半世紀後、第一次...
「恐怖の谷」コナン•ドイル The valley of fear 1914-15 内容と構成から言って、「緋色の研究」に引き続いて書かれたと思っていたが、そうではなかった。 ホームズがデビューする「緋色の研究」が書かれたのは1887年。 「恐怖の谷」はそれから4半世紀後、第一次世界大戦の直前に書かれている。 思い込みは恐ろしい。 ホームズのヒット(「冒険」)は1892年。 早くも1893年にはドイルはホームズを殺してしまう。 ドイルは気の短い「殺人者」だ。 母親がドイルを「人非人!」と非難したのも尤もだ。 1901年に久々に「バスカヴィル家の犬」でホームズを登場させ、ようやく1903年になってホームズは生還する。 ホームズ物を書く一方、ドイルは、1912年に「失われた世界」でSFに進出する。 そして、第一次世界大戦直前に書かれたのがこの「恐怖の谷」だ。 第一部 事件の概要と解決 第二部 事件の背景となった「恐怖の谷」での事件 という構成になっていて、これは27年前の「緋色の研究」と同じだ。 「恐怖の谷」とは、ペンシルヴァニア州ヴァーミッサ峡谷のことで、そこにある炭鉱はマフィアによって仕切られている。 第二部の歴史因縁話の舞台をアメリカに設定すると言うのも「緋色の研究」と同工だ。 ホームズの推理ものでは飽き足らなくなったドイルが、「緋色の研究」を思い出して、ホームズの推理物に歴史ものを付加した「推理+歴史(冒険)」小説を書いたものと見ることができる。 読者にとっては「2度美味しい」作品。 それぞれ完結した物語として読むこともできる。 推理ものでは表現できない、ハラハラドキドキ波乱万丈の冒険活劇を付加することで、初めてドイルの長編が出来上がる。 イギリスでは起きえない冒険が、未知なる世界では起こり得るという発想は、ドイルのホームズものには良くあるが、それがアメリカであると言う点で、同時アメリカがヨーロッパからみると何でもありの「未開の地」であったと言うのが興味深い。 これはある種の英国中心主義とも言えよう。
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シリーズでいえば8作目。 田舎町の館で顔面が潰された主人の遺体が見つかる。 それだけでも怪しいのに更に犯人が逃走した形跡などの痕跡が次々と見つかる。 今回はみんなホームズの小出しヒントにブチギレる。 そりゃそうだよね(笑) 書き方としてはワトソンが書いているという設定なので、章の...
シリーズでいえば8作目。 田舎町の館で顔面が潰された主人の遺体が見つかる。 それだけでも怪しいのに更に犯人が逃走した形跡などの痕跡が次々と見つかる。 今回はみんなホームズの小出しヒントにブチギレる。 そりゃそうだよね(笑) 書き方としてはワトソンが書いているという設定なので、章の始めや終わりなど、彼の語り口で描かれことが多いのだが、その描写が秀逸。 2部構成で、どちらも単独の物語として読めるのも面白い。 2部の方が本来ドイル氏がやりたかったことなのかなぁとしみじみ。 面白かったです。
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