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レ・ミゼラブル(4) の商品レビュー

3.8

17件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    3

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2024/08/14

第4巻からクライマックスに向けて一気に物語は動いていきます。 第4巻、第5巻と続くバリケード戦の迫力は圧倒的です。まるでハリウッド映画のようです。映像ではなく言葉でこれを表現できるというのは驚くべきことだと思います。 読んでいて本当に物語の世界観に没入させられます。こういう読書体...

第4巻からクライマックスに向けて一気に物語は動いていきます。 第4巻、第5巻と続くバリケード戦の迫力は圧倒的です。まるでハリウッド映画のようです。映像ではなく言葉でこれを表現できるというのは驚くべきことだと思います。 読んでいて本当に物語の世界観に没入させられます。こういう読書体験は一度体験すると病みつきにさせられてしまうほどです。 さて、いよいよ次で最終巻。ジャン・ヴァルジャンの物語もフィナーレを迎えます。

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2022/03/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

コゼットに恋心を抱きながらも声をかけられずにいたマリユスだったが、ファンチーヌの力でコゼットの家を突き止め、コゼットとの愛を育む。 一方、パリでは革命が起こりつつあり、二人の仲に影を落とす。 密かにマリユスに恋心を抱くファンチーヌと、ふとしたことからコゼットの恋心に気づくジャンバルジャンの二人が間に入り、マリユスとコゼットはすれ違ってしまう。 絶望したマリユスが、死を望み、革命に身を投じる。 ジャンバルジャンの捨てたと思われた欲が、コゼットを通して顕となり、人間の業を考えさせられる。悲劇的とも言える運命の中、各々がどんな行動を取り、結末を迎えるのか、最終巻が気になる。

Posted byブクログ

2022/03/09

マリユスとコゼットの恋の裏に描かれるエポニーヌの悲恋はとても切なく、聖人として描かれるジャン・バルジャンの育ての親としての葛藤には人間らしさを感じる。六月暴動で揺れるパリの街は緊張感に包まれ物語は最終局面へ。

Posted byブクログ

2022/01/01

政府に対する反乱が起こっていく町の様子が細かに描かれていて、緊張感が伝わってきた。ガヴローシュけっこう好き。

Posted byブクログ

2021/03/14

字面を追うだけの箇所がまたまたキツかった。 でも、急展開で結末が楽しみになってきた。 読破までもう少し!

Posted byブクログ

2018/08/03

「 レミゼラブル 4 プリュメ通りの牧歌とサン・ドニ通りの叙事詩 」 富を生み出し、富を配分する→同時に解決する *労働力をうまく使う→公共の力が生じる *利益をうまく配分する→個人の幸福が生じる *公共の力+個人の幸福=社会の繁栄 「革命のときは 貧困は原因であり、結果で...

「 レミゼラブル 4 プリュメ通りの牧歌とサン・ドニ通りの叙事詩 」 富を生み出し、富を配分する→同時に解決する *労働力をうまく使う→公共の力が生じる *利益をうまく配分する→個人の幸福が生じる *公共の力+個人の幸福=社会の繁栄 「革命のときは 貧困は原因であり、結果でもある」 社会を食いものにして怠けて暮らすことは 〜どん底に落ちること→怠け者はつらい仕事→正直者になる方がラク 人間の区別は「輝く人」と「暗黒の人」 *「輝く人」を増やして 「暗黒の人」を減らす *教育は 灯りをつけること *光は涙の中に生まれる〜輝く人は 暗黒の人に対しても涙を流す 「人間同士の戦争は どれも兄弟同士の戦争〜戦争の性格を決めるのは目的だけ」

Posted byブクログ

2014/06/27

ジャン・バルジャンは暴力沙汰とかの悪人相手の逆境にはめっぽう強いが、女心を読むことや恋愛関係については不得手のようだ。服役していた期間が長いから仕方がないよね。

Posted byブクログ

2014/05/09

【読書その143】最近にはまっている海外文学の古典シリーズ。今のマイブームはユーゴーの「レミゼラブル」です。現在最後の5巻の読書中です。何度も映画になっていますが、かなり省略されているので、本書を読むと、いかにスケールが大きい小説なのかを痛感します。心震える恋愛小説ですが、これま...

【読書その143】最近にはまっている海外文学の古典シリーズ。今のマイブームはユーゴーの「レミゼラブル」です。現在最後の5巻の読書中です。何度も映画になっていますが、かなり省略されているので、本書を読むと、いかにスケールが大きい小説なのかを痛感します。心震える恋愛小説ですが、これまで読んできた恋愛ものの小説に比べて、愛に関する心理描写が非常に繊細で衝撃を受けています。

Posted byブクログ

2013/08/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

第四部「プリュメ通りの牧歌とサン・ドニ通りの叙事詩」 やはり、印象的なのは、やっと巡り合うことができたコゼットとマリユスの邂逅シーン。そして、テルディナイの娘なのに(という偏見だが(笑))マリユスのために尽くすエポニーヌの献身さ。この二つであろう。 途中途中の解説や作者の私見は興味深く、勉強になるが、話の腰を折っている気がしてならない。

Posted byブクログ

2013/07/27

ジャン・ヴァルジャンにとって人生の転機が再び巡ってきた巻でした。成長したコゼット、ようやくジャベールの目から離れられたと少し安心していたところに、コゼットの恋と自分の生活を違う意味で脅かす存在に慌てるジャン・ヴァルジャン。それぞれの心情がよく書かれていたと思いました。

Posted byブクログ