精神分析入門(上) の商品レビュー
フロイトが、大学の講義の広義の前半をまとめたもの。あの有名な、エス、エゴ、スーパーエゴはまだ出てこない。 大学の講義形式だが、先に自分の理論を成立させて、なぜそう成立したかをあとから肉付けしていく感じになっていて、難しくて読みにくい。 無意識や、夢の中での象徴、リビドー...
フロイトが、大学の講義の広義の前半をまとめたもの。あの有名な、エス、エゴ、スーパーエゴはまだ出てこない。 大学の講義形式だが、先に自分の理論を成立させて、なぜそう成立したかをあとから肉付けしていく感じになっていて、難しくて読みにくい。 無意識や、夢の中での象徴、リビドーなど、その具体例を読んでいくのが楽しいです。たとえば、普段の生活でのうっかりした言いまちがいや、読み違いなどはすべて無意識の働きに因るものらしい。夢の中での物体の非常に多くのものが性器を象徴しているとか。 高校の倫理で習ったものが出てきます。
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心理学や精神のほうに進もうと 考えていた時期が会ったので、これも 高校のときに読んだ。大変だった。 逆にユングのことを知っていけたのは 自分にとって幸運だった。
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フロイトは日本語で読むな、という精神分析の先生の言い分が最もだと思った本。訳が悪いのか、すごく退屈に思えてしまう。心理学を少し勉強した今なら、少しは違う風に読めるのかな・・・?
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フロイトや精神分析を知るにはこの本が一番だと聞いて読みました。 なんでもリビドーのせいにできる気がします。(笑)
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そんなに小難しいことが書かれまくってるわけではなく、ユングみたいにいやみったらしくもなく、意外とポップな感じ。中身としちゃあ、今では基礎。のこと。でも偉大。
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自由連想という画期的方法による精神分析の創始者がウィーン大学で行なった講義の記録。フロイト理論を理解するために絶好の手引き
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フロイトの広い学問に触れることができる。言い間違いや勘違いという身近な例から始めて、人類の文化や世界観について語っていく所はなかなか迫力があります。中国語やエジプトの言語などについても語っているところがあって、驚嘆しました。下に収められている続精神分析入門も読まないと、フロイトが...
フロイトの広い学問に触れることができる。言い間違いや勘違いという身近な例から始めて、人類の文化や世界観について語っていく所はなかなか迫力があります。中国語やエジプトの言語などについても語っているところがあって、驚嘆しました。下に収められている続精神分析入門も読まないと、フロイトが行った軌道修正が分かりません。
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フロイトがどっかの大学で講演していたのをどっかの物好きな人間が録音してい、編集したものです。頭の悪い自分にはさっぱりついていけない。フロイト嫌い
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往年の名著、精神分析入門です。 難解としか言いようがない・・・ 大家でなければ読もうとも思わない作品ですね。 ただところどころ「なるほど」と思わせる場面がありました。 そういう意味でも原著に当たるのは価値があるかと
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上下巻 いうまでもなく必読書。 ただし、フロイトは性的虐待は幻想であると言っています。時代の限界かな。
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