催眠 hypnosis の商品レビュー
いんちき催眠術師の元…
いんちき催眠術師の元に女性が現れます。とりあえず話を聞いていると女の人が急変し訳の分からない事を叫びだします。女の人に一体何が起こっているのかという感じで話が進んで行きます。私が持っている催眠術に対する偏見の解消してくれる箇所もありとても楽しめました。
文庫OFF
心理学や催眠術を用い…
心理学や催眠術を用いたサスペンスは新鮮だった。完全なる理詰めで謎を解いていく主人公の心理描写が細かく話に引き込まれた。
文庫OFF
映画とはちがって、細…
映画とはちがって、細かい描写が面白いです。こういう話なんだと、読んで分かりました。
文庫OFF
お薦め!
「催眠療法」「心理学」といった学問についての知的好奇心を満たすこともできて、更に極上のエンターテイメントとして楽しめる「二度美味しい」作品。お薦め!
やま
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイトルである「催眠」と聞いて想像するのは催眠術であり、催眠療法であろう。 本作ではその二つが見事に絡み合う。 ニセの催眠術師である実相寺が出会った女は自分は「ワタシハ、友好的ナ、ウチュウジンデス」と叫び始めた。 不思議な女との出会いから始まる本作は人々がイメージするかも催眠術や催眠療法を見事なまでに融合し、人の内なる心の世界が描かれていた。 説明 内容紹介 ある嵐の晩、ニセ催眠術師・実相寺則之の前に突然現れた色白の女。稲光が走り雷鳴がとどろく中、突如女は異様にかん高い声で笑い出し、自分は宇宙人だと叫び始めた──肝を潰す実相寺の前で、その女が見せた異常な能力とは? そして女の前に現れた東京カウンセリング心理センターの催眠療法科長・嵯峨敏也が見抜いた女の能力の秘密とは? 複雑な精神病理と医療カウンセリングの世界を一級の娯楽作品に仕立てた話題のベストセラー。 出版社からのコメント 1999年6月全国東宝系公開!驚愕のサイコ・ノベル
Posted by
ある嵐の晩、ニセ催眠術師・実相寺則之の前に突然現れた色白の女。稲光が走り雷鳴がとどろく中、突如女は異様にかん高い声で笑い出し、自分は宇宙人だと叫び始めた──肝を潰す実相寺の前で、その女が見せた異常な能力とは? そして女の前に現れた東京カウンセリング心理センターの催眠療法科長・嵯峨...
ある嵐の晩、ニセ催眠術師・実相寺則之の前に突然現れた色白の女。稲光が走り雷鳴がとどろく中、突如女は異様にかん高い声で笑い出し、自分は宇宙人だと叫び始めた──肝を潰す実相寺の前で、その女が見せた異常な能力とは? そして女の前に現れた東京カウンセリング心理センターの催眠療法科長・嵯峨敏也が見抜いた女の能力の秘密とは? 複雑な精神病理と医療カウンセリングの世界を一級の娯楽作品に仕立てた話題のベストセラー。
Posted by
読書録「催眠」3 著者 松岡圭祐 出版 小学館 p131より引用 “「かける、といういい方自体が誤解だよ。 催眠とは、人為的にトランス状態をつくりだ す技術だ。催眠状態とは、催眠によって生じ たトランス状態のことだ。相手を催眠状態に 誘導するわけだから、かけるではなく、催眠 ...
読書録「催眠」3 著者 松岡圭祐 出版 小学館 p131より引用 “「かける、といういい方自体が誤解だよ。 催眠とは、人為的にトランス状態をつくりだ す技術だ。催眠状態とは、催眠によって生じ たトランス状態のことだ。相手を催眠状態に 誘導するわけだから、かけるではなく、催眠 状態に入れると表現するべきだ」” 臨床心理士を主人公とした、長編ミステリ 小説。著者デビュー作。 テレビの生中継が始まり、椅子に坐った女 性に対し言葉をかけ続ける男、彼が行ってい たのは催眠術だったのだが…。 上記の引用は、主人公の上司の言葉。 この人物が言うには、パチンコは催眠商法と のことで、知らず知らずのうちに、催眠状態 に誘導されているとの見解です。やたらとう るさくて、けばけばしい物事は、こういう意 図が隠されているのかもしれないですね。 後に多くのヒット作を書かれている著者の、 記念すべきデビュー作。映画化もされている とのことなので、本が苦手な人でも楽しむこ とが出来るのではないでしょうか。 ーーーーー
Posted by
作者が臨床心理士とのことで手に取ったものの。 取り上げられている内容は興味深かったし真剣に取り扱われるべき問題だけど、小説としては正直おもしろくなかった。 図書館で借りたけど、表紙の絵がちょっと気持ち悪くて電車で読みづらかった。
Posted by
図書館にあったため借用。 事前に知らなかったけれど旧作版でしかも、絶版中の本のよう。 内容が心理学についてなので仕方ないこととはいえ、医学的に新しいガイドラインが出来たので完全版では今までの考え方を変えて改稿してる模様。 それでも、ミステリ要素としては充分ハラハラドキドキさせ...
図書館にあったため借用。 事前に知らなかったけれど旧作版でしかも、絶版中の本のよう。 内容が心理学についてなので仕方ないこととはいえ、医学的に新しいガイドラインが出来たので完全版では今までの考え方を変えて改稿してる模様。 それでも、ミステリ要素としては充分ハラハラドキドキさせられるし、医学的にこれが正しいと合点して読んでる訳では無い(あくまでフィクションの範疇)ので、アトラクションという感じで楽しめる。 久々にお腹いっぱい楽しんだ!と思える作品だったかもしれない。 (ここのところ割とライトな本が多かったので)
Posted by
ニセ催眠術師の元に現れた宇宙人と名乗る女性。 冒頭だけ読むとSFなのか!?と思えたのですが 中々真面目な話でした。 多重人格の女性が、自分ではそうと気付かず カウンセラーが手助けをすると言う まぁ先が何となく読めてはしまう内容なのですが どうにもページを捲る手が止まらず寝不足...
ニセ催眠術師の元に現れた宇宙人と名乗る女性。 冒頭だけ読むとSFなのか!?と思えたのですが 中々真面目な話でした。 多重人格の女性が、自分ではそうと気付かず カウンセラーが手助けをすると言う まぁ先が何となく読めてはしまう内容なのですが どうにもページを捲る手が止まらず寝不足になりました。 同じ言葉を発しても、傷付く人もいれば平気な人もいる。 そんな事をグルグルと考え出すと何も喋れなくなるなぁと思ってしまうのですが 出来ることなら傷付けたくないし、傷付く事も避けたいよなぁ。 と寝不足な頭でそんな事をボンヤリ考えていました。
Posted by