マクベス の商品レビュー
今まであまりシェイクスピア作品に縁がなかったのだが、舞台を見たことで興味が湧き、読了。 舞台を見たことで、理解しやすく、ストーリーもよく分かったが、 やはり自分にはまだ早かった。 他の作品も読んでみたいが、初めての作品で理解できるか不安もある。
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とても面白かった。 古典というとテンプレートなキャラクター設定のイメージがあったけど、良い人が悪事に手を染め転落し狂う様、野心家のマクベス夫人が王殺しを迷いなく積極的に勧めるのも、意外性があって面白かった。 最後、王の息子が王位に戻ると思われるも、魔女のお告げでは最後はバンクォーの息子が王座に着く。この後も血みどろの争いが続くと匂わせる終わり方も良かった。
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シェイクスピア作品3冊目。 うーん… 今の私には、あんまり名作たるゆえんが分からなかったというのが正直な感想。 土台となる教養とか周辺知識がないからいまいち入り込めないのかもしれない。
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非常に面白かった。シェイクスピアは、いろいろなところから題材のネタを引っ張ってきている。つまりそれがパクリと言えばパクリなんだが、彼の能力はその脚色能力にあると感じた。事実であるとか、伝承されている物語を、魅力的な戯曲に仕立て上げる 舞台の上で演じられる物語ではあるが、映画的でも...
非常に面白かった。シェイクスピアは、いろいろなところから題材のネタを引っ張ってきている。つまりそれがパクリと言えばパクリなんだが、彼の能力はその脚色能力にあると感じた。事実であるとか、伝承されている物語を、魅力的な戯曲に仕立て上げる 舞台の上で演じられる物語ではあるが、映画的でもある。
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とても短いし、あらすじもシンプルです。 この物語がセンセーショナルで、耳目を集めた時代があったんだろうなあ、というのが適切な感想なのかわかりませんが、そう思ってしまいました。 これほど有名なのは、それほど後世の作品に影響を与えたからで、それら後輩の産物に慣れ親しんだわたしにとっ...
とても短いし、あらすじもシンプルです。 この物語がセンセーショナルで、耳目を集めた時代があったんだろうなあ、というのが適切な感想なのかわかりませんが、そう思ってしまいました。 これほど有名なのは、それほど後世の作品に影響を与えたからで、それら後輩の産物に慣れ親しんだわたしにとっては、刺激が少なかった。そういうことなんだと理解することにします。 あるいは戯曲ですから、単に物語としてではなく、(当たり前ですが)上演されることを念頭において書かれていて、役者の見せ所がふんだんにあって、舞台装置から照明・音響効果など、演出のしがいが大いにあるので、その点が大変優れている、といえるのかもしれません。 そうであれば、この作品は読書体験に基づいて感想を述べるより、いくつかの舞台を観て感じるほうがいいのでしょう。
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2017/06/24 前回のAs you like it とうってかわって、今回は悲劇。殺人を働いて悪魔にとりつかれたようなマクベスの芝居、ぜひ生で観てみたい。
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先日の伊坂作品のレファレンスとして読了。 読む前から気になっていたことだが、やはり原語で読んだほうが面白かった気がする。 さて、中身としては、魔女の予言とマクベスの野心、そしてマクベス夫人という存在などなど、どうやら最初から結末を匂わせる内容が少なくない。 まあ、シェイクスピア...
先日の伊坂作品のレファレンスとして読了。 読む前から気になっていたことだが、やはり原語で読んだほうが面白かった気がする。 さて、中身としては、魔女の予言とマクベスの野心、そしてマクベス夫人という存在などなど、どうやら最初から結末を匂わせる内容が少なくない。 まあ、シェイクスピアの四大悲劇に名を連ねている作品なのだから当然だが。 しかしながら、観客(もしくは読者)に与えられたキーワードがどのように物語の舞台で現実となっていくかは、予想以上に面白い展開だった。 長すぎない作品であることも手伝ったか。 機会があれば英語で読もう。
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2016/06読了。マイケル・ファスベンダーの映画『マクベス』を観て、原作を。 映画で話の展開が早いと感じたけど、原作もほぼ同じだった。後書きによれば、戯曲としては短い作品だそうで、アップテンポに作られているのかな。 野心のために悪事に手を染めて、ほどなく錯乱。いったい何をやって...
2016/06読了。マイケル・ファスベンダーの映画『マクベス』を観て、原作を。 映画で話の展開が早いと感じたけど、原作もほぼ同じだった。後書きによれば、戯曲としては短い作品だそうで、アップテンポに作られているのかな。 野心のために悪事に手を染めて、ほどなく錯乱。いったい何をやってるのかと思うけど、それが人間の業なのか… みんな、予言を聞くと正気を失うんですね。
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12月21日に新国立劇場の資料室で2000年9月27日に上演された鹿賀丈史さんがマクベス役の舞台の台本を読んだ。その後、映像ライブラリを30分ほど見た。これが結構印象に残り、白水ブックスで読んでみることに。この本は高校の図書館にあったのを覚えている。450年前に英国生まれた著者の...
12月21日に新国立劇場の資料室で2000年9月27日に上演された鹿賀丈史さんがマクベス役の舞台の台本を読んだ。その後、映像ライブラリを30分ほど見た。これが結構印象に残り、白水ブックスで読んでみることに。この本は高校の図書館にあったのを覚えている。450年前に英国生まれた著者の本を現代の日本で日本語で読む。
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約1000年前のスコットランドでの王権簒奪、そして回復に到る史実をもとに書かれたシェークスピア悲劇の作品のひとつ。忠臣であり武勇の誉れ高い将軍マクベスが魔女に翻弄され、妻に後押しされ、苦悩葛藤のすえに王権を簒奪するも罪の意識さいなまれて・・・・。評価の高い作品として解説にも多くの...
約1000年前のスコットランドでの王権簒奪、そして回復に到る史実をもとに書かれたシェークスピア悲劇の作品のひとつ。忠臣であり武勇の誉れ高い将軍マクベスが魔女に翻弄され、妻に後押しされ、苦悩葛藤のすえに王権を簒奪するも罪の意識さいなまれて・・・・。評価の高い作品として解説にも多くの評論が紹介されている。そんな見方もあったのかと同じストーリーの多彩な読み方・解釈にはただ関心するばかりだ
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