オセロー の商品レビュー
個人的にシェイクスピ…
個人的にシェイクスピアの四大悲劇の中で一番面白いストーリーだと思っています。イアーゴーの悪だくみの数々やオセローとデズデモーナが破滅へと向かっていく様は、この登場人物だからこそ起こったモノなのでしょう。最も読みやすく、それでありながら『ハムレット』や『マクベス』よりは知名度の低い...
個人的にシェイクスピアの四大悲劇の中で一番面白いストーリーだと思っています。イアーゴーの悪だくみの数々やオセローとデズデモーナが破滅へと向かっていく様は、この登場人物だからこそ起こったモノなのでしょう。最も読みやすく、それでありながら『ハムレット』や『マクベス』よりは知名度の低い『オセロー』。他のシェイクスピア作品と一緒にどうぞ。
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もしイアーゴーが現代…
もしイアーゴーが現代日本に存在していたら、その頭の回転の速さと人心掌握の才能で、島国一国程度すぐに手中に収めてしまうんじゃないでしょうか。あの怜悧さが別の方向で発揮されていたらなと、愚にもつかないことをつい考えてしまいます。まぁ彼がヒーローでないからこそ、悲劇としてこの作品は成立...
もしイアーゴーが現代日本に存在していたら、その頭の回転の速さと人心掌握の才能で、島国一国程度すぐに手中に収めてしまうんじゃないでしょうか。あの怜悧さが別の方向で発揮されていたらなと、愚にもつかないことをつい考えてしまいます。まぁ彼がヒーローでないからこそ、悲劇としてこの作品は成立するのですが。しかし相変わらず(というのもおかしな話ですが)、シェイクスピアは人間の心の機微を描くのがとても巧い。人間って何世紀経っても、強さと脆さを飼い馴らしつつ、生きなければならないようです。
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初めてシェイクスピアを読みました。 ストーリーはわかりやすく、直ぐに読了しました。 ただ、何か物足りない。この作品がなぜ名作なのか、私には理解することができませんでした。 他のシェイクスピアも読んでみようと思います。 「愛することを知らずして愛しすぎた男の身の上、滅多に猜疑に身...
初めてシェイクスピアを読みました。 ストーリーはわかりやすく、直ぐに読了しました。 ただ、何か物足りない。この作品がなぜ名作なのか、私には理解することができませんでした。 他のシェイクスピアも読んでみようと思います。 「愛することを知らずして愛しすぎた男の身の上、滅多に猜疑に身を委ねはせぬが、悪巧みにあって、すっかり取り乱してしまった1人の男の物語。」
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個人的にはハムレットよりも面白いと感じた。 ハムレットが親殺しの恨みによる復讐劇に対して、オセローは妻への不信感を募らせた結果、自身も破滅することになるまさに悲劇。 現代にも通じる部分があるからこそ、ハムレットよりも読みやすく、リアルでドロドロした印象だった。 解説も読むと、オセ...
個人的にはハムレットよりも面白いと感じた。 ハムレットが親殺しの恨みによる復讐劇に対して、オセローは妻への不信感を募らせた結果、自身も破滅することになるまさに悲劇。 現代にも通じる部分があるからこそ、ハムレットよりも読みやすく、リアルでドロドロした印象だった。 解説も読むと、オセローが妻を殺すことになった根底には無意識の自尊心の低さが関係しているのではと感じた。そこに漬け込んだイアーゴーの狡猾さにはゾッとする。
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父親がオセローに語る「顔が肩の下についている未開人の話し」たしかマッドフラット系ユーチューブで彼らのイラストを見て、そんなバカな...デカイ足の人とか、これらをググっても出てこない。まさか、シェイクスピア「オセロー」にたった一行だけど彼らの存在の痕跡があったとは驚き。
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「これほど美しくこれほど危険な女はいなかった。」 〈あらすじ〉 ヴェニスの黒人将軍オセローは白人貴族の娘であり若く美しいデズデモーナと恋に落ち、周囲の反対を押し切り秘密の結婚をする。そんな二人の仲をオセローの手下であるイアーゴーが引き裂こうとし、デズデモーナの不倫を捏造する。...
「これほど美しくこれほど危険な女はいなかった。」 〈あらすじ〉 ヴェニスの黒人将軍オセローは白人貴族の娘であり若く美しいデズデモーナと恋に落ち、周囲の反対を押し切り秘密の結婚をする。そんな二人の仲をオセローの手下であるイアーゴーが引き裂こうとし、デズデモーナの不倫を捏造する。まんまとイアーゴーの手のひらの上で踊らされるオセローは悲劇を生む。 〈オセローのコンプレックス〉 この物語は簡単に言うと「妻を信じきれなかった黒人おじさん」と「濡れ衣を着せられ夫に殺された白人お姉さん」の話で、オセロー(おじさん)に非難が集まることは容易に想像できる。ただ、差別が絶えない時代で黒人として生まれ、また自分よりいくつも年下の女性を愛してしまった彼は、いつ自分より若い男に、或いはより力を持った白人の男に、妻を奪われぬか不安だったに違いない。彼が自分に自信を持ちイアーゴーの嘘に踊らされずデズデモーナと話し合いができたなら、こんな悲劇は起きなかっただろう。人間なら誰しも持つコンプレックスや弱さが生々しく描かれたキャラクターだと感じた。 〈私利私欲の塊イアーゴー〉 本作品は主人公オセロー改めイアーゴーと呼ばれる程イアーゴーの存在感が大きい。実際にオセローよりイアーゴーの方が台詞も多い(らしい)し、このキャラクター無くしてこの物語は成り立たない。そんな彼の動機がこの作品ではいまいち伝わりにくかった。私の見落としかもしれないが、ネットで調べると副官に選ばれたい、というものだったので、それならもっとイアーゴーの人柄や仕事に対する情熱が伝わる場面があっても良かったのでは、と思った。 四大悲劇のうちの一つであるオセロー、コンプレックスと嫉妬が生んだ悲劇だった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『嫉妬とは緑の目をした怪物』 この言葉の生まれた物語を読みたくなり、読了 イアーゴという男の逆恨みのために掻き乱されていくオセローたち 個人的に、恋に盲目的だったとはいえオセローはあまりにも間抜けで勝手だったように感じた これに関してはエミリアの「嫉きもちやきなら、覚えがないだけでは安心いたしませぬ、何かあるから嫉くのではない、嫉かずにいられないから嫉くだけのこと、嫉妬というものはみずから孕んで、みずから生れ落ちる化物なのでございますもの。」に尽きるだろう 垂れ下がる様やシダレヤナギの花言葉『愛の悲しみ』から柳を象徴とした、デズデモーナの柳の歌は悲劇的な結末への彼女の悲嘆が滲んでいて同情してしまった 本の表紙の絵も読み終わるとまた違った見方になる オセローも、そして事の発端のイアーゴも結局のところ嫉妬の感情を制御できなかった あの有名なセリフはイアーゴがオセローに言ったセリフなことも皮肉が聞いていていいな、と個人的には感じている
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重臣を信じるあまり、妻を信用しなくなることから起こった悲劇の連続。1人の男以外誰にも相談せず決めつけてしまった。色々な人から話を聞くべきだった。
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この作品はオセローが主人公ではありますが、実はイアーゴーの方が出番が多く、しかも生き生きと描かれます。イアーゴーがタイトルでもいいくらい彼の奮闘ぶり、策の鮮やかさが描かれています。 『アラジン』のイアーゴもそうですが、人を騙す悪役ではあるのですがなぜか憎めない不思議な魅力がありま...
この作品はオセローが主人公ではありますが、実はイアーゴーの方が出番が多く、しかも生き生きと描かれます。イアーゴーがタイトルでもいいくらい彼の奮闘ぶり、策の鮮やかさが描かれています。 『アラジン』のイアーゴもそうですが、人を騙す悪役ではあるのですがなぜか憎めない不思議な魅力があります。そんなイアーゴーの立ち回りもぜひ楽しんでみてください。 個人的にこの作品は大好きな作品です。人間の狂気、混沌を覗くかのような感覚を味わうことが出来ます。シェイクスピア作品でも屈指のおすすめ作品です。
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シェイクスピア四大悲劇のひとつ。主人公オセローとその旗手のイアーゴー、二人の対立軸をベースに読むと、本作の内容をつかめる。オセローの人間に対する信用が、結果的に破滅へと導き、自身の身を滅ぼしてしまう。ここで一つ注意しなければならないことがある。それはムーア人に関して誤解してはな...
シェイクスピア四大悲劇のひとつ。主人公オセローとその旗手のイアーゴー、二人の対立軸をベースに読むと、本作の内容をつかめる。オセローの人間に対する信用が、結果的に破滅へと導き、自身の身を滅ぼしてしまう。ここで一つ注意しなければならないことがある。それはムーア人に関して誤解してはならない点である。解説でも言及されているが、ムーア人は、現代の北アフリカのモロッコにあたる所で、本作で黒人と見なされるオセローは、サハラ以南にいるような黒人ではない。
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