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車輪の下 の商品レビュー

3.8

454件のお客様レビュー

  1. 5つ

    102

  2. 4つ

    147

  3. 3つ

    133

  4. 2つ

    17

  5. 1つ

    3

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2009/10/04

ドイツ語の先生に薦められて読みました。 勉強でいつも一番で、州試験にも上位の成績で通ったハンス少年が、神学校での生活を経て堕落していく様子を描いた物語。 情景描写が素晴らしくて、ドイツの大自然が目に浮かぶようでした。勉強より大切なことってたくさんあるよね。 10代の人には特に読ん...

ドイツ語の先生に薦められて読みました。 勉強でいつも一番で、州試験にも上位の成績で通ったハンス少年が、神学校での生活を経て堕落していく様子を描いた物語。 情景描写が素晴らしくて、ドイツの大自然が目に浮かぶようでした。勉強より大切なことってたくさんあるよね。 10代の人には特に読んでもらいたい本です。

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2009/10/04

やりきれない感じがする・・・。私はハンス少年を嫌いではなかったので、ああいう最期を見るのはとても心苦しかった。 車輪の下から、つぶされたハンスの叫びが聞こえてくる気がします。

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2010/09/25

叙情的な作風。幼い頃のゆったりした記憶。成長して学問に惹かれ、打ち込み、やがて友情が生まれて…状況は思いも寄らない方向へ、徐々に変わっていく。青春文学の古典といえそうだが、本書の登場人物はとっても真面目、純真すぎて、ちょっとはずかしい気がしないでもない。でもみずみずしく美しい文章...

叙情的な作風。幼い頃のゆったりした記憶。成長して学問に惹かれ、打ち込み、やがて友情が生まれて…状況は思いも寄らない方向へ、徐々に変わっていく。青春文学の古典といえそうだが、本書の登場人物はとっても真面目、純真すぎて、ちょっとはずかしい気がしないでもない。でもみずみずしく美しい文章、物語性には感銘を受けた。いつか原書で読んで味わってみたい。

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2009/10/04

これ高校生の時読んでまじで怖かった記憶があります。 可哀そうとか、車輪に飲み込まれる不条理さとか、そんなんよりヘッセひどい!って思いました。 今もう一度読んだら違う感じ方をできるのかもしれないけど、怖くて読めないままです。

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2009/10/04

作者の幼少時代を基にして書かれた小説。少年がエリートと期待され、神学校(国のエリートが集まる)に入学、そこからの転落を描く。自分自身、この少年に投影できる部分がけっこうあったので、この書に出会えた価値は大きいと思う。ただ10代後半ぐらいに読んでおきたかったと言う気持ちも沸いた。訳...

作者の幼少時代を基にして書かれた小説。少年がエリートと期待され、神学校(国のエリートが集まる)に入学、そこからの転落を描く。自分自身、この少年に投影できる部分がけっこうあったので、この書に出会えた価値は大きいと思う。ただ10代後半ぐらいに読んでおきたかったと言う気持ちも沸いた。訳者が出版社によって違うので、他の訳者のものも読んでみたい。2008-4-9

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2023/10/17

色々な要素が詰まった青春小説。子供の気持ちを省みることなく勉強させる大人たち、誰にも理解されないと感じることで至る孤独と虚無、一歩外の世界に出て出会う新しいタイプの人間(友達)、勉強ができることによる身の丈以上のプライドとそれとは対照的な力仕事をしてる人たちの自然な振る舞い、小さ...

色々な要素が詰まった青春小説。子供の気持ちを省みることなく勉強させる大人たち、誰にも理解されないと感じることで至る孤独と虚無、一歩外の世界に出て出会う新しいタイプの人間(友達)、勉強ができることによる身の丈以上のプライドとそれとは対照的な力仕事をしてる人たちの自然な振る舞い、小さい頃の友達とのまったく気兼ねすることのない関係、つい逃げ出したくなってしまうような慣れない恋愛、等々、時代は違えど今に通じる青春小説の傑作(まではもう一歩かな)。

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2009/10/04

こーゆーのを少女趣味的というんだろうか? しかしこれはよい。 でも題名はとても残酷な意味だったんだなー。

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2009/10/04

ノルウェイの森で主人公が読んでいた本。 友情は時に自分の時間を妨げるものではあるけれど、そんなことなんかより大切のものだと思った。

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2009/10/04

すごく胸を打たれる本…なのに腐女子フィルターがフル稼働してしまう悲しさ…  周りの期待に押しつぶされてずっと頭の痛い毎日を送り、瘦せ細りながらも必死に勉強をして神学校へ通い始める(脳内)美少年ハンス。自分よりも自由に生きている(脳内)美少年ハイルナーにひっそ...

すごく胸を打たれる本…なのに腐女子フィルターがフル稼働してしまう悲しさ…  周りの期待に押しつぶされてずっと頭の痛い毎日を送り、瘦せ細りながらも必死に勉強をして神学校へ通い始める(脳内)美少年ハンス。自分よりも自由に生きている(脳内)美少年ハイルナーにひっそりと憧れて(むしろ恋)こっそりと密会をしてみたりするも、規則だらけで息苦しい生活にハンスはどこかが壊れてしまい病気に…学校をやめて家に帰るのでした。 家に帰り、仕事をしてみようと試みたり、女の子に恋をしてみたり、でも頭の隅にはハイルナーと過ごした日々やらファーストキスやらがひっそりと残っているのでした。   ラストがあっさりすぎて最後だけいまいち!

Posted byブクログ

2009/10/04

高校時代、ハイルナーのような友人がいた。僕はハンスのようになってしまったけれど、彼はいまごろどうしているだろう。08.2.20再読

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