限りなく透明に近いブルー の商品レビュー
グロいです。 でも、描写がすごく綺麗。 そして語り手?(リュウ)は主人公のはずが傍観者のようだからか、内容が衝撃的でも読めてしまう。 パイナップルと鳥と向き合いそして受け入れたとき、人は大きくなる。2007.11.16
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今から30年前の芥川受賞作品。最初、透明な近いブルーというからきれいなお話かと思えば・・・僕にとってこの話はブルー=鬱を意味するものでした。愛情のない凄まじい性交と麻薬のやりとり、気違いになりそうな人たちを生々しく書きほどこされてます。
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「限りなく透明に近いブルーだ。僕は立ち上がり、自分のアパートに向かって歩きながら、このガラスみたいになりたいと思った。そして自分でこのなだらかな起伏を映してみたいと思った。僕自身に映った優しい起伏を他の人々にも見せたいと思った。」
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村上龍の処女作。これを読んだ頃ぐらいから村上龍の虜になりました。賛否両論ある作品ですが、今の洗練された文章には無い、作者の若さ自体が感じれるので好きな作品です^^ 一読目:頭ん中がねじれにねじれまくる。主人公と同じように一つの都市をいつの間にか心の中に宿していたような気がする...
村上龍の処女作。これを読んだ頃ぐらいから村上龍の虜になりました。賛否両論ある作品ですが、今の洗練された文章には無い、作者の若さ自体が感じれるので好きな作品です^^ 一読目:頭ん中がねじれにねじれまくる。主人公と同じように一つの都市をいつの間にか心の中に宿していたような気がする。 二読目:内容の流れは分かっているので、流すように、それでも新鮮味をもって読み進める(二回目でも新鮮というのは凄いパワーですね^^) そうすると、この作品独特の空気が見えてくる。若さの力に身を任せてはいるものの、その中に虚脱感というか、何かに怯えているような、そういう空気を主人公に感じる。その怯えている何かの形は最後になって具現化されているのだが、その表現が美しい。現代人間にもそういう何かがある(と私は思うのだ)が、気付いている人は居るのだろうか。居ないだろう。この作品を読む以前には。
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青春って勝手だねー。「今に何を見ても懐かくて涙ぐむ大人になってしまうのだろうか」みたいな台詞が印象に残った。
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文章の主体がはっきりしないし、場面がいきなり変わったり、会話がぎこちなかったので、全体を通して読みにくかった。 読み終わった後は、まったく感動もなかったけど、付録の解説を読んで、この小説のすごさが分かった。 その上で、もう1度読んでみようとは思う。
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期待して読んでみたものの、 全く理解できない内容で。。。 怖いし、やっと読み終えたって感じでした。
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私にはこの話のどの辺が文壇で評価されたのかがよく分からない。作品は乱交のシーンとか、とにかく下品でショッキングな描写が続く。そういった汚さをありのままに描ききるところにこの作品の価値があるのかもしれないけど、感想は「よう分からん!」の一言に尽きる。
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ダメだ、どうしてもこの小説受け付けない。 別にセックスとかドラッグとかはいいんだけど、 何回チャレンジしても、最後まで読めないんだよね。
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描写が清潔で現実とかけ離れてる感がするから、読み進めて行くのが難しかった。 こんなことする人も居るんだな、実は結構こんな人はいるのかなというカンジ。
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