陰陽師 生成り姫 の商品レビュー
陰陽師シリーズ。長編。 シリーズ発刊以来、初の長編ということですが、すでに既刊の短編集で収録されている話を一つの長編に組み込んで纏めたものであったらしい。シリーズ最初から読み進めている者からすると、すでに読んだような話ばかり。ただ、完全コピーというわけではなく、同じ話を違う方向...
陰陽師シリーズ。長編。 シリーズ発刊以来、初の長編ということですが、すでに既刊の短編集で収録されている話を一つの長編に組み込んで纏めたものであったらしい。シリーズ最初から読み進めている者からすると、すでに読んだような話ばかり。ただ、完全コピーというわけではなく、同じ話を違う方向から描かれていたりで、あらためて晴明と博雅という人物を確認できる意味では良かったのかな。 この作品の話の中心は言わずもがな、「付喪神ノ巻」の「鉄輪」。短編作でも十分に切なさは伝わっていたけれど、長編となって更に迫るものを感じることが出来た。とにかく、、、博雅が本当にイイ漢、、、。それに尽きます。
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正直言うとガッカリ。 すでに短編として発表された短編の生成と物語の主人公である安倍晴明、源博雅のやっぱり読んだことのある紹介文でページを稼いだような長編作品でした。 既刊のまとめが大半って長編としてどうなのよ。とツッコみたくなる。
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一度読んだことある?と思っていたら、短編のストーリーを長編化したものでした。短編でも悲しい話でよかったのですが、もやっとしてたことがクリアになったかんじ。どちらが好みかは人それぞれ。私は短編のままで思い描くのもいいと思います。
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陰陽師シリーズ4作目にして初の長編となった『生成り姫』 シリーズを読んでいなくても、あらためて陰陽師(おんみょうじ)というものや安倍晴明(あべのせいめい)、源博雅(みなもとのひろまさ)について、章を割いて解説してあるので、この巻のみ読んでもイケる。(※ただ、やはり要約なので一巻か...
陰陽師シリーズ4作目にして初の長編となった『生成り姫』 シリーズを読んでいなくても、あらためて陰陽師(おんみょうじ)というものや安倍晴明(あべのせいめい)、源博雅(みなもとのひろまさ)について、章を割いて解説してあるので、この巻のみ読んでもイケる。(※ただ、やはり要約なので一巻から読むことをおすすめする) やはり夢枕獏の陰陽師の、なんともいえない雅(みやび)な世界、そして鬼と人とが共存する平安の怪しい闇の世界が美しい。 今回キーとなっているのが、本性(本然:ほんねん)。 再三に、こう語られている『雨も水、池も水。雨が続けば梅雨と言われ、地に溜まれば池と呼ばれ、その在り方で名づけられ方はそのおりおりに変わりますが、変わらないのは水の本然』『水の本然は、ただ水でばかりであり、それを善であるとか 悪であるとか言うのは、人の側にその善も悪もあるからなのだよ。』 鬼も人も同じ。そして、哀しいもの。 源博雅の深く純な愛も描いた最高の物語になっていて、終盤は涙なくして読めない。 ---------------- 【内容(「BOOK」データベースより)】 十二年前、月の明るい晩。堀川の橋のたもとに立ち、笛を吹く源博雅と一人の姫。すべては二人の出会いから始まった。淡い恋に思い悩む友を静かに見守る安倍晴明。しかし、姫が心の奥底に棲む鬼に蝕まれてしまった。はたして二人は姫を助けられるのか? 急げ博雅! 姫が危ない。シリーズ初の長篇、遂に登場。 ——————— 【目次】 序ノ巻 安倍晴明 巻ノ一 源博雅 巻ノニ 相撲節会 巻ノ三 鬼の笛 巻ノ四 丑の刻参り 巻ノ五 鉄輪 巻ノ六 生成り姫 あとがき ----------------
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陰陽師、 ひろまさの歴史もよくわかり 初心者には 読みやすい。登場人物の歴史について詳しく書いてあるのでその人柄を思いだきながら読むことができる。映画 陰陽師の原作。
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『陰陽師 付喪神ノ巻』にある、「鉄輪」を長編化したもの。 前半部分は、安倍晴明や源博雅についての説明が、 以前短編の方で語られたことのある内容と重複して書かれている。 短編を読んだあとにこの長編を読むと、 重複するところがあって退屈ですが、新聞連載だったそうなので、 初めての読...
『陰陽師 付喪神ノ巻』にある、「鉄輪」を長編化したもの。 前半部分は、安倍晴明や源博雅についての説明が、 以前短編の方で語られたことのある内容と重複して書かれている。 短編を読んだあとにこの長編を読むと、 重複するところがあって退屈ですが、新聞連載だったそうなので、 初めての読者への紹介の意味があったようです。 普段は晴明や博雅が、 第三者として出来事に関わっていくお話が多かったと思いますが、 これは特に博雅自身が物語に深く関わっていることもあって、 一層しみじみとした心持ちになりました。 映画の『陰陽師』は、この長編をベースにしているのかな? と思いますが、それならこの物語を忠実に映画化した方が、 面白いものになったのではないかと思います。
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映画化された話の原作か。 当然ながら原作の方が哀れが深い。 人は鬼になるときは、鬼にしかなれぬのだ。 因果応報、カルマというものか。哀れ。
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ううーん、前置きが長い!^^; しかも短編ですでに似たような物語を読んでいるので新鮮味がありませんでした。 あの短編で十分だったかな…
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L 陰陽師 哀しい話。生々しくもある。 あれ?どっかに似たような表現、話があったような?って思ったらそういうことかと他のレビューを読んでわかった。短編のときよりも描写が過激であるぶん重々しいね。
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陰陽師シリーズ初の長編 以前掲載された短編『鉄輪』を長編にしたもの 『鉄輪』より姫や博雅の心の動きが詳しくかかれているのでこっちの方が悲しく辛く感じた 博雅は本当にいい漢だなぁと改めて実感 そして晴明の優しさと博雅との友情も素晴らしかった 鬼になろうとも味方でいると言い切って...
陰陽師シリーズ初の長編 以前掲載された短編『鉄輪』を長編にしたもの 『鉄輪』より姫や博雅の心の動きが詳しくかかれているのでこっちの方が悲しく辛く感じた 博雅は本当にいい漢だなぁと改めて実感 そして晴明の優しさと博雅との友情も素晴らしかった 鬼になろうとも味方でいると言い切ってくれる人に一生のうちに出会えるなんて幸せなことだ
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