初ものがたり の商品レビュー
茂七親分がシブいですね。 短編なので、一話が読みやすい。面白いです。 そして、登場する食べ物がとても美味しそう…
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宮部みゆきの時代物、好きです。 本所深川の岡っ引き「回向院の茂七」とその子分(糸吉・権三)を中心とした捕物帖。 本筋もさることながら、正体不明の稲荷寿司屋の親父(もとは相当な身分のお武家様?)と地回りやくざの頭目である梶屋の勝蔵との関係が気になる!! 宮部さんのあとがきのなかで...
宮部みゆきの時代物、好きです。 本所深川の岡っ引き「回向院の茂七」とその子分(糸吉・権三)を中心とした捕物帖。 本筋もさることながら、正体不明の稲荷寿司屋の親父(もとは相当な身分のお武家様?)と地回りやくざの頭目である梶屋の勝蔵との関係が気になる!! 宮部さんのあとがきのなかで「いつか必ず再会します」とありますが、その日はいつ来るのでしょう? う〜〜 待ちきれないです。
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続編を長年待ってる… この方の短編小説は、本当に巧いなあって思います。どの話も面白いし、切なくてあったかい読了感が残る。この短編には苦々しいものも多いけれど。 「白魚の目」だったかな? こどもの「ごめんしてね」っていう言葉に、主人公の茂七と一緒に目頭を熱くした。読者の感情を共感さ...
続編を長年待ってる… この方の短編小説は、本当に巧いなあって思います。どの話も面白いし、切なくてあったかい読了感が残る。この短編には苦々しいものも多いけれど。 「白魚の目」だったかな? こどもの「ごめんしてね」っていう言葉に、主人公の茂七と一緒に目頭を熱くした。読者の感情を共感させる技量はさすがですね。 続編を長年待ってる(大切なことなので二度いいました)
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「初もの」に関する話。 主人公で岡っ引きの茂七、屋台で美味しい食べ物を売る、元侍で謎の多い親父、霊能力を持つ子どもなど、とても楽しい登場人物がいる。 続編は、刊行されそうでされていない。残念
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伏線が膨らむだけ膨らんだところで未完結なのが悔やまれる作品。 でも情緒あふれる江戸の四季の描写と、活き活きとした食事シーンがそれを補うほどに素敵。
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鰹・白魚・鮭・蕪……。 江戸の四季を彩る初ものの香りと共に。 人情味溢れる時代ミステリを楽しめる一冊。
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一言で言うなら、"美味しい時代小説"。 タイトルの「初」は旬の初物を取り扱っているということらしい。 そのため春夏秋冬、季節ごとの旬の美味そうな食べ物が次から次へと登場してきて、読んでるだけで腹が減る。 あとがきで作者本人が詫びているように、諸々の事情があり内...
一言で言うなら、"美味しい時代小説"。 タイトルの「初」は旬の初物を取り扱っているということらしい。 そのため春夏秋冬、季節ごとの旬の美味そうな食べ物が次から次へと登場してきて、読んでるだけで腹が減る。 あとがきで作者本人が詫びているように、諸々の事情があり内容は尻切れ蜻蛉。 しかし基本的に一話で解決という短篇になっているので、そこまで歯がゆい思いはしないだろうと思われる。(笑)
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回向院の旦那、茂七親分シリーズ。一話ごとに練られたストーリー、謎が上質。屋台の親父がかっこいい。そしてお話の端々に出てくる食べ物の描写が巧みで、初ものの香りが鼻孔をくすぐるような心地よさ。おなかすいた。
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初物に絡ませた江戸事件簿。短編で読みやすい。回向院の茂七さんのシリーズ。親父さんの出す料理おいしそうだったなあ(2007/12/23)
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2008年2月27日 読み終えました(・ω・) 鰹、白魚、鮭、柿、桜・・・。江戸の四季を彩る「初もの」がからんだ謎また謎。本所深川一帯をあずかる「回向院の旦那」こと岡っ引きの茂七が、子分の糸吉や権三らと難事件の数々に挑む。
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