1,800円以上の注文で送料無料

約束された場所で の商品レビュー

4

120件のお客様レビュー

  1. 5つ

    29

  2. 4つ

    50

  3. 3つ

    24

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2009/10/04

地下鉄サリン事件の際の、オウム信者へのインタビュー。宗教とは、人が救いを求めるためにすがるもののひとつであるはずだが、己の真理のために、間違いが起こりうる。そのために人を絶望させることがある。いったいなにが正しいのだろうか?

Posted byブクログ

2009/10/04

企画としては悪くないが、みな「元信者」なのが多少残念。 ホントは、幹部クラスの人間に話を聞いてほしかった。 ただ、オウムの抱える矛盾を知ったという意味では大いに意義あるものではあった。

Posted byブクログ

2009/10/04

内容(出版社/著者からの内容紹介より) 癒しを求めた彼らはなぜ無差別殺人に行着いたのか?オウム信者へのインタビューと河合隼雄氏との対話によって現代の闇に迫る。

Posted byブクログ

2009/10/04

元・現オウム信者へのインタビューを行ったノンフィクション。講談社から出てる「アンダーグラウンド」と対を成してる作品。本書の中で、著者が信者とサリン事件被害者を比較して、信者のほうがどちらかといえば話しやすい人が多かったと言っていたのが印象的。両者の間に作られていた境界がいかにあい...

元・現オウム信者へのインタビューを行ったノンフィクション。講談社から出てる「アンダーグラウンド」と対を成してる作品。本書の中で、著者が信者とサリン事件被害者を比較して、信者のほうがどちらかといえば話しやすい人が多かったと言っていたのが印象的。両者の間に作られていた境界がいかにあいまいなもので危ういものなのか実感させられるような作品なので、アンダーグラウンドとあわせて読むと面白いかもしれないです。

Posted byブクログ

2009/10/04

1をだいぶ昔に読んで今回これを読んだ。 1を読んだときはオウムに対して、巨大な悪というような印象を持っていたけれど これを読むと、いたって普通の人たち(本の中でも言っていたけど普通以上に普通な人たち)であって、自分ももしかしたらオウム真理教に入っていたとしても 不思議はないような...

1をだいぶ昔に読んで今回これを読んだ。 1を読んだときはオウムに対して、巨大な悪というような印象を持っていたけれど これを読むと、いたって普通の人たち(本の中でも言っていたけど普通以上に普通な人たち)であって、自分ももしかしたらオウム真理教に入っていたとしても 不思議はないような感じがした。 特別に変な人たちであったというわけではなくてちょっとしたタイミングと 意識の違いだけであって 私達となんら変わらない人たちで あるのだ、という事を感じた。

Posted byブクログ

2009/10/04

 事件と全く関わりがないと信じて修行に励んでいた信者のうちほとんどは「ちょっと変わってるけど、まあ普通」という人達だったんじゃないかな、という感じがした。実際のところ、彼らがオウムに惹かれていく過程には共感できる部分もいくつかあった。そういうものに救いや真理を求めなくても明るく楽...

 事件と全く関わりがないと信じて修行に励んでいた信者のうちほとんどは「ちょっと変わってるけど、まあ普通」という人達だったんじゃないかな、という感じがした。実際のところ、彼らがオウムに惹かれていく過程には共感できる部分もいくつかあった。そういうものに救いや真理を求めなくても明るく楽しく生きている「健全」な人はもちろんたくさんいるけど、誰もがそうあるわけではない。インタビューに答えていた人達の中には現役の信者も含まれていたけど、こういう取材に答えようという意思があるだけのことはあって、それなりに社会適合性はあるように感じられた。結果的にあのような社会的害悪をもたらした集団に属していたというのは、決して自慢できることではないけど・・・・ああいう場所に救いや真理を求めたいと願う人達と、平和的に共存できる世の中であってほしいと願う。

Posted byブクログ

2009/10/04

アンダーグラウンドと共に、地下鉄サリン事件の関係者の本です。誰かの独白ではなく2冊とも、村上春樹氏が直接インタビューをとり、往復書簡のように話し手と推敲を重ねたという。 大きな。大切な。ことほどうまく言えないが。2冊、読んで頂きたい。お願いです。 悼む気持ちから☆は付ません。ん。...

アンダーグラウンドと共に、地下鉄サリン事件の関係者の本です。誰かの独白ではなく2冊とも、村上春樹氏が直接インタビューをとり、往復書簡のように話し手と推敲を重ねたという。 大きな。大切な。ことほどうまく言えないが。2冊、読んで頂きたい。お願いです。 悼む気持ちから☆は付ません。ん。。。

Posted byブクログ

2009/10/04

「アンダーグラウンド」が傑作のノンフィクションだっただけに、やはりこちら再度はどこか現実離れした印象しか・・・。27

Posted byブクログ

2009/10/04

地下鉄サリン事件、オウム信者のインタビュー。あまりにも安易に救いを求めた信者達。でも、もし何かが違ったら、自分自身にもそこにいた可能性が否定できない気がして怖かった。

Posted byブクログ

2009/10/04

こちらはオウム側へのインタビュー。いろいろ考えさせられる。(←あんまり内容を覚えてないときの言い逃れ)もちろんアンダーグラウンドと対で読むこと。決められているんだよ。

Posted byブクログ