ハミザベス の商品レビュー
すばる文学賞受賞作の…
すばる文学賞受賞作の「ハミザベス」と笑える「豆姉妹」の2編が収録。会話が延々と続く所があり、誰が喋っているのか判り辛い所もあるが、空気感がすごく心地よいです。
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何がどうだと説明しづ…
何がどうだと説明しづらい作品なのですが、突拍子もないけど静かなユーモアとちょっとした毒のある雰囲気。それをさらりと受け流している世界。なぜだかわからないけど残る温かさ。そんなところが魅力的な作品だと思います。
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すごくシンプルで、読…
すごくシンプルで、読み終わったとき、あれ、なんだったんだろうって感じ。でも、非常に直接的に表現していて、一行一行に一言の無駄もないって感じ。結構すごいですよ。
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一緒に入っている「豆…
一緒に入っている「豆姉妹」で何度も何度も声をあげて笑ってしまう。
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「ハミザベス」とは一…
「ハミザベス」とは一体何なのか?ひとつひとつのエピソードは決して軽くないのに、深刻ぶったりせずに淡々と物語は進む。シンプルな文章と少しユーモラスな雰囲気がいい。「豆姉妹」もたのしい。
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母親と二人暮らしをしていたまちるは、ある日、自分が生まれてすぐに出ていったという父が亡くなり、遺産とマンションを残していたことを知る。その父と同居していたという女性あかつきから、マンションやお金とともに、一匹のハムスターを譲り受け、マンションの33階でハムスターとともに一人暮らし...
母親と二人暮らしをしていたまちるは、ある日、自分が生まれてすぐに出ていったという父が亡くなり、遺産とマンションを残していたことを知る。その父と同居していたという女性あかつきから、マンションやお金とともに、一匹のハムスターを譲り受け、マンションの33階でハムスターとともに一人暮らしをすることにした。 純文学と言うほど純に文学をしているわけでもない中編2作。表題作の方は、ひたすら淡々と、三好銀の漫画のような、乾いた淡々とした作風で、その一方で冷たくて硬いというわけでもないというなんとも不思議な作品だ。 父の秘密、あかつきの秘密は、「は?」となる話なのだが、その部分を除いても十分に話が成り立っているので、なんでそれを入れたんだろう?という部分が逆に気になる。 もう一本も、SMの女王になるという姉と、姉に憧れているのだろうという義理の弟との不思議な生活の話かと思いきや、後半そうなんの?という話。 全体に、わけもわかるし、難しいことも何もなく、でもなんか、そうはならんやろという話が、読んでいる方の葛藤も何も無視してどんどん進んでいくのが醍醐味なのだろう。 そう、意味は十分以上にわかってしまう。「わからないから嫌い」みたいな話にはならない。ただ「は?」となることはうけあい。一度読んで見られればよろしい。
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2つのお話。 今回も、不思議なことを躊躇なくしちゃう、気持ちは普通の主人公のおはなし。 あぁ、この、違和感のある自然さがくせになる。
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中を読むまでは、ハミザベスってハサミとか妖怪とかだと思ってた… 何気ない会話が続くシーンが多く、何気なさと作者の作為の間を漂っている感じがする。
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なるほど、女性作家にはこのような、なんと名付けてよいかわからないが、不思議系というか、語らず系というか、そのようなジャンルがあるようだと最近わかってきた。意味あるんだかないんだかわからぬエピソードが積み重なって、何処に行くかもわからぬまま流れ去るという感じ。 個人的には豆姉妹の方...
なるほど、女性作家にはこのような、なんと名付けてよいかわからないが、不思議系というか、語らず系というか、そのようなジャンルがあるようだと最近わかってきた。意味あるんだかないんだかわからぬエピソードが積み重なって、何処に行くかもわからぬまま流れ去るという感じ。 個人的には豆姉妹の方が好み。寄り道するのも大事なことである。
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再読。「ハミザベス」も「豆姉妹」も、強烈な出来事だろうと珍しくない(であろう)悩み事だろうと、全部が何でもない事みたいにさらさら流れていく文章が大好き。
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