ローマ帽子の謎 の商品レビュー
字が小さいので飽きた
字が小さいので読めませんでした
どいる
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エラリイ・クイーンの処女作。 取調べの単調さと長さに躓きかけましたが、種明かしのロジックの丁寧さが嬉しかったです。エラリイ親子のキャラクターも好きになりました。
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クイーンのデビュー作。国名シリーズの第1作でもあります。本格ミステリファンは必読!
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国名シリーズ第1作。著者の試行錯誤の手跡が分かる様で、歴史的価値以上に楽しい作品です。
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エラリークイーンの登…
エラリークイーンの登場第1作。ミステリとしては、推理に必要な手掛りが最後まで隠されていて、説得力に欠ける気がします。
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960年版の本を読みました。少し難しく感じながらもなんとか読了です。 謎解きがすっきりできたので満足でした。
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※このレビューにはネタバレを含みます
エラリー・クイーンの国名シリーズ第一弾。「国名」シリーズと言いながら「イタリア」ではなく「ローマ」なのだが(原題も"The Roman Hat Mystery")、そのあたりを細かく問うのは野暮というもの。 ブロードウェイのローマ劇場で、とある悪徳弁護士が毒殺された。夜会服で正装していたにもかかわらず、弁護士が劇場に被ってきたはずのシルクハットが無くなっていることを手掛かりに、探偵エラリー・クイーンとその父親であるリチャード・クイーン警視が殺人犯を探し出す。著者の長編推理小説としては処女作ながら、構成も描写も素晴らしく、400ページ超を一気に読み進められる。 クイーンの小説は、頭から最後まで徹頭徹尾、「小説内の登場人物である探偵役と読者が同じ場面と情報を見ている」というスタイルになっている。ごく一部、探偵役が警察に依頼した調査の結果が明かされなかったりする場面もあるが、「真犯人を当てるために必要な情報」は基本的にすべて、読者に提示されている。なので、論理的に推理を進め、時には読者という立場を利用して前のページの描写を読み返したりすることで、真犯人が誰なのかを推理することができる。 このあたり、ドイルのホームズ物のように「僕はこの人物の服装から、これは〇〇だとすぐに気づいた」「これを見た瞬間、私(ホームズ)には〇〇が脳裏に浮かんでいた」といった、描写されていなかった「後出し情報」をもとに読者を置いてけぼりにするような謎解きにはなっておらず、犯人を当てることを楽しむ推理小説としては質が良い。 今作においては、「夜会服を着るならシルクハットをかぶっていないとおかしい」「スーツならこういう帽子をかぶっていないと目立つ」という、当時の社交界のドレスコードが重要なヒントになる。そして、「消えたシルクハットはどこに行ったのか」を突き詰めて考えると、自ずと犯人像は絞られていくことになる。 ちなみに自分は、探偵エラリーが謎を解き明かす最終章に入る前、「誰が犯人か」は推理して当てることができた。しかし、肝心の犯行の動機と殺し方については最後まで読めなかったので、1勝2敗といったところか。 じっくり注意深く読んでいけば、犯人を当てることはそれほど難しくない。ぜひチャレンジしてほしい。なにせ「シルクハット」の特性を突き詰めて考えるだけで、登場人物のうち半分近くを最初から犯人リストから除外することができるのだから。
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木々高太郎の『折蘆』を読もうとして、巻頭に『ローマ帽子の謎』 ネタばれがあると注意喚起してあり、未読だったのでこういうことになるといじましいわたしは、すわ!と読んだのである。 親子で探偵。父、ニューヨーク市警察刑事係長。息子推理小説家。 ローマというからイタリアかなと思いきや、...
木々高太郎の『折蘆』を読もうとして、巻頭に『ローマ帽子の謎』 ネタばれがあると注意喚起してあり、未読だったのでこういうことになるといじましいわたしは、すわ!と読んだのである。 親子で探偵。父、ニューヨーク市警察刑事係長。息子推理小説家。 ローマというからイタリアかなと思いきや、ニューヨークはブロードウエイ、ローマ劇場、満員観衆の中で起こった殺人事件。 有名なエラリー・クイーンだし、処女作だし、キャラクターもくっきりしているのだけれど、まあまあの作品と思ってしまう。 シャーロック・ホームズがおもしろいと言っていた頃に読んだら、もう少し感激していたのではないか。ミステリーの読み過ぎなり。 いじましい=けちくさい 何にけちしたのか、古典だし、ま、いいか。
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原書名:The Roman Hat Mystery 著者:エラリー・クイーン(アメリカ、小説家) 訳者:井上勇(1901-1985、広島県、翻訳家)
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名前はよく聞くものの、今まで読む機会がなかったエラリー・クイーン。「どこかで聞いたような話だ」と感じるのは、多分この本を元ネタにした何かを読んだからなのだろうなあ……。 何かと時代の隔たりを感じることが多かった。
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