ローマ帽子の謎 の商品レビュー
犯人、当てましたよ! でも、動機や殺害方法までは、さすがにわかりませんでしたが。 翻訳がかなり古いのですが、私がミステリー好きになった頃のホームズや、ポワロもこんな雰囲気の翻訳だったなぁと懐かしくなりました。 電子機器や、デジタルがほぼない、昔のミステリーはやっぱり楽しいな!
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ローマ劇場で人気の芝居の上演中に男の死体が発見された。死の間際、男は「人殺しだ、殺された」と言い残す。死体はよからぬ噂のある弁護士フィールドだった。捜査の指揮をリチャード・クイーン警視がとり、まもなく息子のエラリーが呼ばれる。エラリーは現場から被害者のシルクハットが消えていること...
ローマ劇場で人気の芝居の上演中に男の死体が発見された。死の間際、男は「人殺しだ、殺された」と言い残す。死体はよからぬ噂のある弁護士フィールドだった。捜査の指揮をリチャード・クイーン警視がとり、まもなく息子のエラリーが呼ばれる。エラリーは現場から被害者のシルクハットが消えていることを重視した。 ――クイーンのデビュー作。内容と全く関係ないが、ニューヨークの夜って遅いのね。深夜までみなさん遊んでいらっしゃる。
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上演中のローマ劇場で殺害された紳士は悪徳弁護士。 普段の警察的捜査では容疑者を絞り込めない中 あくどい犯人の名を浮かび上がらせるのはエラリー・クイーンの探偵的頭脳と 現場から持ち去られたシルクハットにまつわる二つの謎。 誉れ高きエラリー・クイーンの国名シリーズ1作目。
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国名シリーズ第一弾かつクイーンの処女作である。 本書を読むのは三度目位だがシリーズの中ではイマイチ印象に残らない。 これだけ何故か犯人が思い出せない。 この巻が一番クイーン親子の仲の良さが出ている気がする。 シリーズを一通読んだ後だと初期のエラリーはかなり鼻につく感がある。 ...
国名シリーズ第一弾かつクイーンの処女作である。 本書を読むのは三度目位だがシリーズの中ではイマイチ印象に残らない。 これだけ何故か犯人が思い出せない。 この巻が一番クイーン親子の仲の良さが出ている気がする。 シリーズを一通読んだ後だと初期のエラリーはかなり鼻につく感がある。 新訳が出ているらしいので機会があれば読みたい。
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最初に提示される謎、操作が進むにつれて解きほぐされるどころか、ますます混迷を深める状況、そして最後に明かされる、意表をついた結末とガチガチの論理。まさにミステリーの教科書。 それにしても、そうかー、このころはお父さんがかなり活躍してたんだなあ。すっかり忘れてた。
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当然、その昔、ホームズとクリスティに続いて読んだ有名作。でもなんだかまどろこしい感じに負けて最後まで読めず。15年を経て再挑戦。結果、、うーん。。多分、エラリーが私の好みの男じゃないんでしょう。ドヤ顔感が気になって没頭できない。同じドヤ顔でもヴァン・ダインはいけるんだけどな。
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言わずと知れたエラリー・クイーンの処女作にして「国名シリーズ」の始まりです。 同時期に推理作家として名を馳せたヴァン・ダインと名声を二分したようです。 この作品は、長編大作にして難解な事件に乗り出したエラリー・クイーンはヴァン・ダインも絶賛したようですね。 僕が推理小説を読む...
言わずと知れたエラリー・クイーンの処女作にして「国名シリーズ」の始まりです。 同時期に推理作家として名を馳せたヴァン・ダインと名声を二分したようです。 この作品は、長編大作にして難解な事件に乗り出したエラリー・クイーンはヴァン・ダインも絶賛したようですね。 僕が推理小説を読む時には、ペンとノートを傍らに置きながら推考するのですが、今回は皆目推理できないのです。 作品に登場する人物等は、「嫌疑過剰と事実の貧困」があり一見迷宮入りするとみられたが、長編小説上の作者の策略にまんまと引っかかってしまいました。 全編を通して演繹的論理をもって推理しないと、この作品の醍醐味が分からないと思います。 作中のの文章を引用すると「事件に興味ある点は、真に驚嘆に値する複雑きわまる推理が諄々として重ねられてきたところにある。その結果、真相に達することが出来た。しかし犯人を推理するに至っては動機を除外して考えられた。」とあります。 動機は何かと考えてみても、この作品の犯人逮捕には至りません。 正に演繹的手法と注意深く容疑者の見落としがないか、チェックしないと分からないかもしれませんね。勿論、小説として読み進めても構いませんが、読者が飽きてしまうかもしれません。推理小説として秀作だと思いました。(^_^)
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エラリイ・クイーンの処女作。 なぜ、帽子が持ち去られたのか? なぜ、何処からも見つからないのか? ロジック詰めなところが、何となく男性的な作品……な気がする。 私は着いていくので精一杯だったけど。 国名シリーズ、読み尽くしたいなァ。 (2013/5/19 読了)
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メルカトル鮎から。クイーン初挑戦。 噂通りトリックというか、謎解き部分はいまいちだった。これなら他の人でも犯行可能なんじゃないのかと(多分無理なんだろうけど)思ってしまった。あと、不要と思われる文章が多すぎる。読みやすいのにダラダラしていて、危うく投げ出すところだった。 ただ...
メルカトル鮎から。クイーン初挑戦。 噂通りトリックというか、謎解き部分はいまいちだった。これなら他の人でも犯行可能なんじゃないのかと(多分無理なんだろうけど)思ってしまった。あと、不要と思われる文章が多すぎる。読みやすいのにダラダラしていて、危うく投げ出すところだった。 ただクイーン一家の雰囲気がかわいくて好きだったので、また違う作品も読んでみようと思う。
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(1985.08.12読了)(1979.11.18購入) *解説目録より* 衆人環視の劇場の中で、突然、死体となって発見された、正装の弁護士。シルクハットが紛失していることを唯一の手掛かりに、苦心惨憺たるエラリーの活躍が始まる。その名前を一躍、推理小説界にスターダムに押し上げて、...
(1985.08.12読了)(1979.11.18購入) *解説目録より* 衆人環視の劇場の中で、突然、死体となって発見された、正装の弁護士。シルクハットが紛失していることを唯一の手掛かりに、苦心惨憺たるエラリーの活躍が始まる。その名前を一躍、推理小説界にスターダムに押し上げて、ヴァン・ダインと名声を競わせるに至った処女作。さすがにエラリーの推理は、後日あるを思わせるもの。 ☆E.クイーンの本(既読) 「Xの悲劇」E.クイーン著・大久保康雄訳、新潮文庫、1958.10.30 「Yの悲劇」E.クイーン著・大久保康雄訳、新潮文庫、1958.11.15 「Zの悲劇」E.クイーン著・横尾定理訳、新潮文庫、1959.10.20 「レーン最後の事件」E.クイーン著・鮎川信夫訳、創元推理文庫、1959.11.13
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