長門守の陰謀 の商品レビュー
藤沢周平の時代小説、短編集。藤沢周平は大好きな作家で今までにもいくつか長編、続き物を読んできているが、短編に於いても収録されているそれぞれの作品の面白さは秀逸でした。読者にはっきり描かなくても主人公の行く末にどんな未来が待っているか結末を想像させるような結び方の短編や史実に残る壮...
藤沢周平の時代小説、短編集。藤沢周平は大好きな作家で今までにもいくつか長編、続き物を読んできているが、短編に於いても収録されているそれぞれの作品の面白さは秀逸でした。読者にはっきり描かなくても主人公の行く末にどんな未来が待っているか結末を想像させるような結び方の短編や史実に残る壮絶な内容の長門守事件の編、どれも圧巻でした。
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5つの歴史短編集。 登場人物の心が短い文で区切られながら、丁寧に描かれてる。 ドラマで別な物語を見たけど、本で読んだ方が自分なりに情景を思い浮かべられるから楽しいかも 主人公が、刑事物でよく見かける犯人の相手の女性の立ち回りだったり、夫おなくした子持ちの妻で相手を探していたり、と、なんとなく今を思わせるところもあって少し後味が悪いと思いつつ、主人公たちは強い女性だと思った。
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久々に時代小説を読ませていただきました。 物語は小編で幾つかの江戸時代の男女の関係がメインの話でした。 今読んだら、パワハラだのモラハラだのアウトな案件いっぱいあったけど、まあそれは「この時代」とのことで、見て見ぬふりをしていけなければならないなあって思います。 それがこの文章を読む心構え。 でもまあ、実際読んでみれば、今までの日本の普通の小説でした。 最後になったら急に、江戸言葉の表記が多くなってきてしまって、ちょっと時間をかけないと読めないところもありましたが、江戸時代の普通の人の小説を読みたい人にはオススメします。 何もないけど、時代を学ぶという意味では意味のある話でした。
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生意気な年下の好男子への厚意、縁あって育てる六歳の子どもへの母としての愛情、幼馴染の三人の男女の中での冴えない男としっかりした男女の三角関係、少女時代の面影が残る女性との30数年ぶりの出会い、そして庄内藩の世継問題での暗躍の中での一途さ。・・・人情モノの短編5種。読みやすく、爽やかな感動がある本です。この著者の本は不幸な女性、その中の人間の暖かさ、善意、愚かで素直な人物(男が多い)、そして過去の思い出などがキーワードになることが多いようです。
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「解説」で関口苑生氏が「藤沢周平の短編集は、いずれも甲乙つけがたいが、本書はその中でもキラリと光る一冊であると思う」と言ってる。 収められている5作品はいずれも本当におもしろい。 特に「夢ぞ見し」は読み終えた後に自分自身がものすごい笑顔になっているのが分かった。
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全5篇の短編集。 表題作の「長門守の陰謀」は ちょっと変わった作風。 「夢ぞ見し」が一番楽しいし、らしいかな。 陰では大きな事件が起きていそう でありながらも、 妻の目線で描くことで、 ほんわりとした作品になっていて、 ちょっとコミカル。
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武士の物語から町人の話まで、男女の機微からお家騒動まで、静かな気品ある文体で書き上げた短編集。「夢ぞ見し」のどことなくほのぼのとした結末、「春の雪」の複雑な女心、「夕べの光」のけなげな母心、「遠い少女」のしたたかな女、「長門守の陰謀」の冷徹なストーリー運び、どれをとってもそれぞれ...
武士の物語から町人の話まで、男女の機微からお家騒動まで、静かな気品ある文体で書き上げた短編集。「夢ぞ見し」のどことなくほのぼのとした結末、「春の雪」の複雑な女心、「夕べの光」のけなげな母心、「遠い少女」のしたたかな女、「長門守の陰謀」の冷徹なストーリー運び、どれをとってもそれぞれまったく違う雰囲気があり、作者の実力が存分に発揮された好短編集。
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今まで読んだ硬派な雰囲気の藤沢先生作品とは打って変わって、女性の情緒を事細かく書いた物語集。何となくそこらの恋愛ドラマっぽい感じがして堅苦しくなく楽しく読めました。
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