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新源氏物語(上) の商品レビュー

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66件のお客様レビュー

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とても読みやすいです…

とても読みやすいです。といっても文章が易しすぎるわけではなく、源氏物語にどっぷり浸かれる文章というか。いちいちあれこれ考えなくても楽しめる訳になっています。

文庫OFF

あくまで個人的感覚で…

あくまで個人的感覚ですが、現代人(特に若い人)なら、この田辺源氏が一番入りやすいのではないでしょうか。与謝野源氏は女性よりの視点、谷崎源氏は文章が格調高い、もちろん原本挑戦など無謀。そういう人にお勧めです。上の巻は桐壺を抜き払った「空蝉」から始まります。藤壺に対する報われない思慕...

あくまで個人的感覚ですが、現代人(特に若い人)なら、この田辺源氏が一番入りやすいのではないでしょうか。与謝野源氏は女性よりの視点、谷崎源氏は文章が格調高い、もちろん原本挑戦など無謀。そういう人にお勧めです。上の巻は桐壺を抜き払った「空蝉」から始まります。藤壺に対する報われない思慕を紛らわせようと、光源氏が恋愛遍歴を重ねていく過程が、時勢と絡めて描いてあります。「須磨」・「明石」の巻はあまりにも有名ですね。

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田辺聖子の描く源氏物…

田辺聖子の描く源氏物語。上巻は光源氏の誕生から須磨へ流され京へもどるまで。いろいろな人が源氏物語を書いてますけど、個人的には田辺版が一番読みやすいです。

文庫OFF

割と読みやすい感じで…

割と読みやすい感じです。本物のほうも読みたくなりました。すこしだけ。

文庫OFF

2025/11/03

源氏物語絵巻のご開帳を前に、10数年ぶりにあらためて読み直したが、大変読みやすい。 源氏の君も壮年になり、政治手腕を発揮できるようになり、ますます面白くなってきた。

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2025/01/17

感想 大河ドラマの「光る君へ」に感化されて、読み始めたものの、なかなか進まずにギブアップ。 古典慣れしていないので、もう少し現代風にアレンジされた作品でもう一度チャレンジしたいな。

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2024/09/10

大河ドラマ「光る君へ」をきっかけに手に取った。 様々な現代語訳を読んだけど、個人的には1番好みかも。

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2024/07/28

大河ドラマ「光る君へ」をきっかけに読むことにした。 図書館では予約が多くなかなか借りられず…本屋さんで見つけてつい衝動買いをしてしまった

Posted byブクログ

2024/05/18

▼はじめちょっと入るのに苦労しましたが、だんだん面白くなりました。特に「都落ち~須磨篇」あたりから、そそりますね。中巻以降が楽しみです。 ▼「源氏物語」体験でいうと、10代の頃だったか、二十歳前後だったかに、「潤一郎訳(多分中公文庫だった)」を読んで。途中からけっこう苦行だった...

▼はじめちょっと入るのに苦労しましたが、だんだん面白くなりました。特に「都落ち~須磨篇」あたりから、そそりますね。中巻以降が楽しみです。 ▼「源氏物語」体験でいうと、10代の頃だったか、二十歳前後だったかに、「潤一郎訳(多分中公文庫だった)」を読んで。途中からけっこう苦行だったけど意地で読み切った記憶が(笑)。まあでも「こういう話かなるほど」と。  その後多分30代~40代くらいにコミック「あさきゆめみし」と丸谷才一&大岡信の「光る源氏の物語」を読んで、これは相当に楽しみました。  で、今回、50代に田辺聖子で読んでみようか、ということです。 ▼田辺聖子さん、多分「省略」「カット」がうまいんだろうなあ。何しろ冒頭で「桐壺」の章が無い。度肝を抜かれました。でも、読みやすいし面白い。 ▼これ、通読したらやっぱり「光る源氏の物語」を再読したいなあ。丸谷才一さん大岡信さん、やっぱりあの書はもっと名声を得てよい名著だと思うのだけれど。

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2024/02/20

とても読みやすく、無駄のない美しい文章。 貴族の生活が面白くて、平安時代が身近に感じられる。 光源氏の桐壺に対する執着は、多感な青年の人格形成に大きく影響し、矛盾だらけなのに魅力的な人物を作り上げてしまう。それに翻弄される数多くの女性たちは切ないけれど幸せそうでもある。 歌にこ...

とても読みやすく、無駄のない美しい文章。 貴族の生活が面白くて、平安時代が身近に感じられる。 光源氏の桐壺に対する執着は、多感な青年の人格形成に大きく影響し、矛盾だらけなのに魅力的な人物を作り上げてしまう。それに翻弄される数多くの女性たちは切ないけれど幸せそうでもある。 歌にこめる恋心がとても綺麗で、心を伝える手段として知性や感性を映す文はロマンがあるなぁと思った。 スマホやテレビなどがない中で、季節の移り変わりや人の心の変化を鋭く捉えて言葉で思いを伝えていく、平安時代の豊かさが少し羨ましい。 微妙な心の動きを絶妙に表現していく紫式部は天才だったのだろう。平安の貴族たちが、源氏物語に夢中になっていた様を想像するのも楽しい。

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