散歩のとき何か食べたくなって の商品レビュー
行ってみたいなと思ったけれど、時代と人が変わり、ここに描かれているような空間はもう無いんだろうなとも思う。 食べさせること、食べてもらうことへの意識や姿勢、食べること作ることを包み込む空間への意識。 そこを池波正太郎は見て感じて、愛着を持ったのだろうか。 戦前から戦後の街の移...
行ってみたいなと思ったけれど、時代と人が変わり、ここに描かれているような空間はもう無いんだろうなとも思う。 食べさせること、食べてもらうことへの意識や姿勢、食べること作ることを包み込む空間への意識。 そこを池波正太郎は見て感じて、愛着を持ったのだろうか。 戦前から戦後の街の移り変わり、味や料理人の移り変わり、または変わらなさを、幼少期からの実体験で描かれているからこそ、そのワクワク感躍動感を感じる。 生きるために食べる。
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「何これ」「うめー」って体験憧れる 個人経営の店に入るのにだいぶ気合いが必要な私からするとふらっと知らない店入れるの凄すぎ
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池波正太郎さんの食をめぐるエッセイ集。以前にも読んでいますが、Audibleにもあったので耳読書で再読しました。東京の街が変わっていくことを嘆きながらも、通い馴染んだ名店でふらりとお酒を飲んだり甘味を食べたり。文豪のゆったりとした粋な日常に憧れながら、タイムトリップ気分で読めます...
池波正太郎さんの食をめぐるエッセイ集。以前にも読んでいますが、Audibleにもあったので耳読書で再読しました。東京の街が変わっていくことを嘆きながらも、通い馴染んだ名店でふらりとお酒を飲んだり甘味を食べたり。文豪のゆったりとした粋な日常に憧れながら、タイムトリップ気分で読めます。
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映画の試写から、銀座の〔資生堂パーラー〕で、はじめて洋食を口にした40年前。 外神田界隈で、ふと入った〔花ぶさ〕、時代小説の取材で三条木屋町を散策中〔松鮨〕に出くわす。 洋食、鮨、蕎麦、どぜう、馬刺から菓子、折々に見つけた店の味を書き留めたエッセイです。 写真も収録されており、楽...
映画の試写から、銀座の〔資生堂パーラー〕で、はじめて洋食を口にした40年前。 外神田界隈で、ふと入った〔花ぶさ〕、時代小説の取材で三条木屋町を散策中〔松鮨〕に出くわす。 洋食、鮨、蕎麦、どぜう、馬刺から菓子、折々に見つけた店の味を書き留めたエッセイです。 写真も収録されており、楽しい。 現存する店もあり、行ったことのあるお店、行ってみたくなるお店も。 今度行ってみよう。
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元祖食いしんぼう作家。食通の池波正太郎が各地を食べ歩き本当に愛したものを綴っている。食べ歩きマップ的な気軽な読み方も出来るが、今や失われた食文化や風俗を感じる歴史的な資料としても読めると思う。この本が出版された40年以上前から、著者が東京や京都の街の変貌を危惧していたのが印象的。...
元祖食いしんぼう作家。食通の池波正太郎が各地を食べ歩き本当に愛したものを綴っている。食べ歩きマップ的な気軽な読み方も出来るが、今や失われた食文化や風俗を感じる歴史的な資料としても読めると思う。この本が出版された40年以上前から、著者が東京や京都の街の変貌を危惧していたのが印象的。日本人の生活様式も既に様変わりし、物価高で食卓への打撃も叫ばれている今、タイミング良く読めてよかった。
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2024年最後に読み終わりたかったけど、 あえなく2025年最初の読了本に、、、 食いしん坊丸出しの読み始めになりました^_^ 味わうってことは単純に食べ物の味だけじゃなくて、 職人の方の心意気とか、見た目の美しさとか、 お店の雰囲気とか、いろいろだなあ、いいなあ、と思いながら...
2024年最後に読み終わりたかったけど、 あえなく2025年最初の読了本に、、、 食いしん坊丸出しの読み始めになりました^_^ 味わうってことは単純に食べ物の味だけじゃなくて、 職人の方の心意気とか、見た目の美しさとか、 お店の雰囲気とか、いろいろだなあ、いいなあ、と思いながら読みました。 いくつか行ってみたい老舗ができた!!
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池波正太郎のエッセイ集『散歩のとき何か食べたくなって』を読みました。 池波正太郎の作品は2年前に読んだ『剣客商売(四) 天魔』以来ですね。 -----story------------- 映画の試写そ観終えて銀座の〔資生堂〕に寄り、はじめて洋食を口にした四十数年前を憶い出す。 ...
池波正太郎のエッセイ集『散歩のとき何か食べたくなって』を読みました。 池波正太郎の作品は2年前に読んだ『剣客商売(四) 天魔』以来ですね。 -----story------------- 映画の試写そ観終えて銀座の〔資生堂〕に寄り、はじめて洋食を口にした四十数年前を憶い出す。 今、失われつつある店の味を克明に書留める。 映画の試写を観終えて、銀座の〔資生堂パーラー〕に立ち寄り、はじめて洋食を口にした40年前を憶い出す。 外神田界隈を歩いていて、ふと入った〔花ぶさ〕では、店の人の、長年変らぬ人情に感じ入る。 時代小説の取材で三条木屋町を散策中、かねてきいていた〔松鮨〕に出くわす。 洋食、鮨、蕎麦、どぜう鍋、馬刺から菓子にいたるまで、折々に見つけた店の味を書き留めた食味エッセイ。 貴重な写真を多数収録。 ----------------------- 平凡社の発行するグラフィックマガジン『太陽』に連載されたエッセイを収録して1977年(昭和52年)に刊行された作品です。 ■銀座・資生堂パーラー ■室町・はやし ■神田・連雀町 ■三条木屋町・松鮨 ■外神田・花ぶさ ■藪二店 ■大阪ところどころ ■京都・寺町通り ■横浜あちらこちら ■近江・招福楼 ■渋谷と目黒 ■京都・南座界隈 ■銀座界隈 ■信州ところどころ ■浅草の店々 ■深川の二店 ■名古屋懐旧 ■京にある江戸 ■フランスへ行ったとき ■あとがき ■索引 ■解説 佐藤隆介 食味エッセイなのですが、単なるグルメ本ではなく、持続するものの美しさへの賛歌であり、商人道や職人気質という現代では失われつつある時代、昔ながらの流儀への挽歌……というような印象のエッセイでしたね、、、 もちろん、稀代の食いしん坊であることが、このエッセイの原点なので……銀座・資生堂パーラー、室町・天ぷらはやし、神田・洋食松栄亭や甘味処竹むら、京都三条木屋町・松鮨、外神田・料理屋花ぶさ、御堂筋かやくご飯・大黒、法善寺横丁・夫婦善哉、京都三条・イノダコーヒーやバーサンボア、寺町通り・洋菓子村上開進新堂、横浜弁天通り・カフェスペリオ、中華街・徳記、渋谷・ちゃんぽん長崎、目黒・とんかつとんき、京都南座界隈・おでん蛸長や御釜飯・由良之助、銀座界隈・天ぷら天國や寿司幸、菊鮨、洋食・煉瓦亭 等々の池波正太郎が愛した数々の店や場がふんだんに紹介されていて、むちゃくちゃ食欲をそそられましたねー 空腹時に読むのは辛い作品でした。 生きている限り、食べて排泄するという行為は続きますからね……せっかくなら美味しいモノを食べたいですね。
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資生堂パーラーに行きたくなった 浅草の金寿司は池波正太郎が通ってた頃はまだ綺麗だったのかなあ ここ最近でクーポールの名前を二回も目にするなんて!
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シチュエーション込みで美味しそうなものを紹介するのでヨダレが出る。 大正生まれの作者だから、今ポジティブにしか語られない東京オリンピックとか、高度経済成長を昔の良さがなくなったと批判的に語るのが面白い。
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食とその提供者に対する表現が巧みで、巡ってみたくなる店を複数見つけられた。もちろん、記された時代と今の時代は変わりすぎているし、自身の感覚ではどう捉えられるか分からないが、それを比較してみるのもまた面白いように思う。新しいものは古いものからのみ生み出されるのだ、という一節は、非常...
食とその提供者に対する表現が巧みで、巡ってみたくなる店を複数見つけられた。もちろん、記された時代と今の時代は変わりすぎているし、自身の感覚ではどう捉えられるか分からないが、それを比較してみるのもまた面白いように思う。新しいものは古いものからのみ生み出されるのだ、という一節は、非常に考えさせられる。
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