序の舞 全 の商品レビュー
「序の舞」で有名な画…
「序の舞」で有名な画家・上村松園は、婚外子の母でもありました。気高い女性を描いた松園の生涯に引き込まれます。
文庫OFF
宮尾登美子さんの本の中でかなり好きな本です。 好き嫌いがあるかと思う癖ある主人公ですが、 私はハマって一気読みし、 さらに上村松園の画集まで買ってしまいました。 読んでいると、絶対絵が気になりますので 松園画集を買われることをオススメしますよ! 読みながら見ながら小説の世界も...
宮尾登美子さんの本の中でかなり好きな本です。 好き嫌いがあるかと思う癖ある主人公ですが、 私はハマって一気読みし、 さらに上村松園の画集まで買ってしまいました。 読んでいると、絶対絵が気になりますので 松園画集を買われることをオススメしますよ! 読みながら見ながら小説の世界も広がります。 (中古なら300円とかで売ってますよ!
Posted by
久し振りに味わった読書の楽しみと喜び。そう思えるに足る、実に読み応えのある重厚で絢爛たる一代記。 主人公のモデルとなった女流日本画家が実在の人物だったとは知らずに読んだが、本書の中で描かれる彼女の気持ちや行動のひとつひとつが、まるで大画面の映画を観ているかのように鮮やかに生き生き...
久し振りに味わった読書の楽しみと喜び。そう思えるに足る、実に読み応えのある重厚で絢爛たる一代記。 主人公のモデルとなった女流日本画家が実在の人物だったとは知らずに読んだが、本書の中で描かれる彼女の気持ちや行動のひとつひとつが、まるで大画面の映画を観ているかのように鮮やかに生き生きと目に浮かぶ。いやはや素晴らしい筆力、描写力だ。 やや時をおいてまた再読を期したい。
Posted by
昔読んだ時は思わなかったのですが、お母さんが主役ですね。根性があって、子供(と孫)への信頼があって、そして度胸がある。作者の理想の母像を仮託しているような気がしました。労作だと思います。
Posted by
美術にはうといので、絵に触れる前にバックグラウンドを知ることで絵を楽しむ作戦です。 上村松園が生前過ごした場所がご近所さんなので、読んでから絵を見に行こうと思いつつ、あまりの本の分厚さに怯んで半年くらい積んであった1冊。 読み始めたらぐいぐい引き込まれ、一気にラストまで。 上村...
美術にはうといので、絵に触れる前にバックグラウンドを知ることで絵を楽しむ作戦です。 上村松園が生前過ごした場所がご近所さんなので、読んでから絵を見に行こうと思いつつ、あまりの本の分厚さに怯んで半年くらい積んであった1冊。 読み始めたらぐいぐい引き込まれ、一気にラストまで。 上村松園の劇的でドラマティックな半生に夢中になりました。 実在する絵画作品を多分に絡めて物語が進むので、文字だけでは想像力に限界を感じ、途中で上村松園の画集を購入。 画集を手元に置きながら読み進めました。 恋愛模様や日常生活など、もちろんフィクションが大部分だと思いますが、作品が実在するので妙なリアリティを感じながら楽しめました。
Posted by
偉人の生涯ものとなれば、駆け足でその一生をただ綴られていくだけのものが見られるけど、この本では時々の心の動きが細かく描かれ、京言葉のうっとりする柔らかさと容赦ない意地悪さがさらに情景を鮮明にしてくれている。 実は私自身20代に一度この本を読んでいて、その時はこの波乱の人生に凄い...
偉人の生涯ものとなれば、駆け足でその一生をただ綴られていくだけのものが見られるけど、この本では時々の心の動きが細かく描かれ、京言葉のうっとりする柔らかさと容赦ない意地悪さがさらに情景を鮮明にしてくれている。 実は私自身20代に一度この本を読んでいて、その時はこの波乱の人生に凄いなあという感想は持ったものの、現在それから40年近くを経て再読して、本の印象がガラリと変わった。 作品を後世に残すほどの人でもまさしく産みの苦しみのほかに、生きることそれ自体の苦しみをいちいち経験し、得られるもの、失うものの中で普通人よりも高いハードルを乗り越えねばならないことが想像できた。 凄い作家だ。
Posted by
上村松園の、清潔で格調高く上品な、 この方にしか描けない美の世界を もっと深く知りたくて、手に取った。 決して短くはない小説なのに、一気読み。 女性が活躍することが難しく厳しい時代に ただひたすらに、良いもの、美しいものを 完成させるべく突き進む人生。 一流になるために、あらゆ...
上村松園の、清潔で格調高く上品な、 この方にしか描けない美の世界を もっと深く知りたくて、手に取った。 決して短くはない小説なのに、一気読み。 女性が活躍することが難しく厳しい時代に ただひたすらに、良いもの、美しいものを 完成させるべく突き進む人生。 一流になるために、あらゆる努力をも 惜しまないながらも、恋心に揺れ、 苦しむ姿は生身の人間としても 読みながら心揺さぶられた。 とても良い小説を読んだ読後感に 浸り、上村松園の作品を眺める。 より一層、味わいが深くなった気がする。
Posted by
主人公と母親の生涯。耐える女という宮尾ワールド! 宮尾登美子の「序の舞」 全738頁 明治から昭和にかけて活躍した女流日本画家の上村松園をモデルにした物語。グイグイ引き込まれて時の経つのを忘れた。
Posted by
今まで日本画は興味なかったのですが、この本を読んで本物を見たい気持ちになりました。本人もさることながら母も尊敬できる人。子どもをあんなふうに育てられるだろうか。
Posted by
女性日本画家上村松園をモデルにした小説。 読んだのはかなり昔ですが波乱の生涯に衝撃を受けた覚えが。 上村松園の美人画を観る時はいつもその人生に思いを馳せています。
Posted by
