黄色い目をした猫の幸せ の商品レビュー

高里椎奈(著者)

2010/02/03

今回のはちゃんと犯人が人間で面白かった。
こういう風に、犯人の動機とか、それなりの事が解る謎解きの方がどちらかというと好きなんだけど、やっぱり森博嗣先生の本にも惹かれてしまう今日この頃。

トリックというか、そういう所は何となく解ったけど、動機が悲しいというか。
解るけど解りたくない、みたいな（解んねぇよ）

今回は秋の可愛さが前面に押し出されて、どうしようかと思いました。
というか、ザキは秋が大好きなんだね、なんだね。
まぁ、リザベルもそうなんだけど。
二人に愛されちゃってるよね、秋って。

ザキの女装姿というか、変装したのを絵で見てみたいなぁとか思ったりもしますが、この文庫、絵があるの表紙だけなので、中の挿絵というものはございません。
それでも事足りるくらい、表紙でカバーされてるというか。

2010/01/17

薬屋の看板を掲げながら、陰では妖怪の揉め事相談所を営んでいる深木山薬店に、あるとき一人の少年がやってくる。ある少年を殺してほしいと依頼してくるのだが、秋たちは断る。しかし、後にその少年がバラバラ死体で発見され、事態は急変する。刑事・高遠に犯人ではないかと疑われる秋だったが、リザベルと違い、本人は気にもとめない。そんなとき、殺人依頼をしに来た例の少年、椚良太の母親と妹が何者かに殺されてしまう事件が起こる。目は開いていても何の反応もない良太の姿にショックを受けたリベザルだったが、病院の近くで出会った女の人の家に招待され・・・。

前巻とともに、キャラクターは個性的でいいのですが、ストーリーは??という感じでした。犯人である佐倉康の母親、享菜の心情がいまいち理解できなかった。普通そこまで思いつめて自分の子供まで殺してしまうものなのでしょうか。父親も享菜をかばって殺人を認めるのはおかしいと思う。半分狂気に支配された殺人ですね。実際にあったらホント怖い・・・。あと、題名の意味がよくわかりませんでした。黄色い目をした猫ってでてきたかしら?リベザルの秋に対する独占欲(?)の気持ちが切なかったです。大切に思うほど、そうやって自分だけのものでいてほしくなってしまうことってあるよね、と。座木の優しい励ましはパワー絶大ですね。やはりミステリーよりかは妖怪三人の日常のお話に思えます。

2009/11/22

面白かったが、難しかった。
？？？のままが多い。（私がバカなだけかもしれんが）
主人公達が魅力的なのはいいんだけど、真相や事件が悲惨すぎて後味が悲しかったです。

2009/10/28

前作よりも面白かったと思います。秋と刑事達のやり取りが小気味よく、次の展開がとても気になりました。もう一度時間をかけてゆっくり読みたいと思います。

2009/10/17

薬屋探偵シリーズ第二弾。今回もひたすら座木さんが素敵でした。紳士で天然口説き魔な座木さんを一番多く見られるのはこの巻のような。やたらと多属性な彼に、新たに女装が加わってしまった巻でもあります（笑　高遠・葉山の刑事コンビも微笑ましくて、ますますにぎやかというかなんというか。前作よりは多少文体が整ったかなあ、と思います。犯人はわりかし予想通りで、ミステリとしてもそれなりに楽しめるかと。

2010/03/29

薬屋探偵妖綺談シリーズの第２弾。
１巻よりも好きかなーって気がする。
３人のやりとりや秋×高遠＆葉山のやりとりが好き。リザベルの空回り具合がもうかわいくて！
というか、この話はやっぱりキャラがすごくよくて、それが魅力ですね。
トリックや殺人理由は納得できるけど、ばらばらにする理由がちょっと弱いかなという気がしなくはない。

2010/01/08

相変わらず秋が格好いいｖ
周りにこんな人がいればいいのにな、と。
リベザル、大人になりました。笑

2009/10/04

キャラ萌えが、と言いつつ読んでますが。
高遠さん好きなんですもん！これはちょっとねぇ、秋くんのお話がちょっと好きなエピソードです。

2009/10/07

題名に『猫』があるのに、出てきませんでした。
このパターン、恩田さんでもあったような…ｗ

ある人を殺してくれと依頼した人が、死んでしまえと言っただけで
次々と人が死んでいく。
この人と思っていた人は違いましたし、除外していた人が犯人だったのにびっくりです。
そっちですか？！　状態でｗ

でも多分、推理力のある人には分かるんでしょうね〜ｗ

2009/10/07

１巻よりも断然楽しい！　１巻もすっごく楽しかったですが！
秋の意図とか、けっこうわからないところがあるのですが、これって読み勧めていけばわかるのか、それともじっくり今までを読み直したらわかるのか……。（→ソラチルで明かされましたね）
とりあえず最後まで一気に読みます。

結局、あのプロローグって何だったんでしょう……？