沈黙 の商品レビュー
キリスト教の視座から…
キリスト教の視座から神をとらえていますが、読む者の立場によらない普遍性をもった作品だと思います。
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その昔、命をかけて日…
その昔、命をかけて日本にキリスト教を広めに来た宣教師たちがいた。彼らを受け容れるごく少数の、いわゆる隠れキリシタンと、大多数の幕府を背景とした受け容れない側、その間に挟まれた宣教師たちの苦悩の姿は、まさしく命がけの攻防。けっしてフィクッションとはいえない、この歴史が日本にあったの...
その昔、命をかけて日本にキリスト教を広めに来た宣教師たちがいた。彼らを受け容れるごく少数の、いわゆる隠れキリシタンと、大多数の幕府を背景とした受け容れない側、その間に挟まれた宣教師たちの苦悩の姿は、まさしく命がけの攻防。けっしてフィクッションとはいえない、この歴史が日本にあったのだ。
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作者が死んでからもう…
作者が死んでからもう何年にもなって、どうやらハリウッドで映画化されるらしい。舞台は日本なのか? それとも、あっちのはなしに作り変えるのだろうか??? キリスト教(というか宗教全般)にたいして嫌悪感を押さえ切れない私だが、それでも「マイベストBOOKS10」に入れてしまうのであった...
作者が死んでからもう何年にもなって、どうやらハリウッドで映画化されるらしい。舞台は日本なのか? それとも、あっちのはなしに作り変えるのだろうか??? キリスト教(というか宗教全般)にたいして嫌悪感を押さえ切れない私だが、それでも「マイベストBOOKS10」に入れてしまうのであった。
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作者はどうしてこのよ…
作者はどうしてこのような作品を書けたのか疑問にも思う。だが、絶対的な地位として崇められる者の痛みを、そして痛烈に書き記した作者自身の痛みを感じさせられる。
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神はなぜ沈黙している…
神はなぜ沈黙しているのか。数々のむごい惨状を目にしながら、それでもすがるように祈り続ける宣教師。宗教とは縁遠い生活をしている私には想像もつかない世界だ。それでも、日本にあった一つの迫害の歴史を想像する手立てとして、興味深いものだった。
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読むほどに「沈黙」と…
読むほどに「沈黙」という言葉が重くのしかかります。或る意味宗教の怖さを感じます。
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歴史小説かと思ってあ…
歴史小説かと思ってあまり興味がなかったのですが、物語に引き込まれて一気に読めました。主人公の司祭が、完璧な聖人ではないところが良かったです。
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2025.5.28 思想と感情は相反することがありうる 井上の感情には共感できないが思想には共感できるところがおもしろい
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基督教が弾圧される長崎が舞台。 キリシタンに待っているのは拷問と死。 教科書で読んだ踏み絵の重さを知る。こんなにも苦しくて辛い選択を迫られる緊迫感。 信仰と棄教の狭間で揺れ動く苦悩と葛藤が胸にくる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
神も悪魔も自分の中に存在する。 キチジローの言動は矛盾しているようで、その根底にあるものは一貫している。それは神を信仰しているということ。信じているから弱くいられる。 キチジローだけが、他の人のような自分で作り上げた神ではなく、本当の神を信仰できていたのかもしれない。彼がしているような、自分の想像を超える存在を信じるということは難しい。なぜなら自分の想像できないものは作り上げることすらできないから。キチジローは司祭を通して神を見ることができていたから、自分の想像に及ばない存在を心から信じられたのかなと思う。信仰は、1人では成り立たない。
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