山本五十六(上) の商品レビュー
やってみせ、といて聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば、人は動かじ。 男の修行 苦しいこともあるだろう。言いたいこともあるだろう。不満なこともあるだろう。腹の立つこともあるだろう。泣きたいこともあるだろう。これらをじっと堪えて行くのが男の修行である。
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仕事上のトラブルから、友人に勧められ手を取ってみた。山本五十六という人間術、仕事術の面白さが伝わってくる本。自分も我慢しなれけばいけないと、身につまされる。 息抜きをしながら読める。後半も楽しみ。
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映画やってますからね。行きたい! さて・・・ 映画の原作となっている半藤一利さんの五十六は読んだけど、他の方が書いたのも読んでみようと手にした本。 生い立ちなど詳細に書かれている。 読みやすい。
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作者は山本五十六に対して一定の距離をおいて、必要以上に感情移入することなく、敢えて言えば淡々と史実に基づいて叙述しているといった印象を持った。山本五十六は非戦論を最後の最後まで主張していたのだが、最終的には参戦に与することになった。どのような経緯があったにせよ、その判断は否定せざ...
作者は山本五十六に対して一定の距離をおいて、必要以上に感情移入することなく、敢えて言えば淡々と史実に基づいて叙述しているといった印象を持った。山本五十六は非戦論を最後の最後まで主張していたのだが、最終的には参戦に与することになった。どのような経緯があったにせよ、その判断は否定せざるを得ない。
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これ、城山さんの「鈴木商店」と同じで綿密な取材と 筆者の考察による山本五十六の履歴・調査書的な 形でおもしろい。。 はやく下巻を読もう!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
山本五十六という人のことについて、知りたく読んでみた。自分は主に真珠湾の攻撃の立案から、その実行過程を緻密に描いたところや実際に起こったあとの山本五十六のことについて、詳細な描写を期待していた。 しかし、戦闘よりも、山本五十六の愛人関係や賭博などの話が多かったので、期待したこととずれていた。 別の本を読めば良かったのかもしれない。しかし、人として暖かみのある親近感のわくような感じはした。
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今まで連合艦隊司令官としての山本五十六さんしか知らなかったけど、軍縮会議や三国同盟の際に政治家として(政治家表現は本人の軍人としての誇りに反してしまうが)手腕を発揮されていた姿を知り、真の日本人を見た また賭け事好きな一面に、この偉人に人間味を感じた 人物について細部まで書い...
今まで連合艦隊司令官としての山本五十六さんしか知らなかったけど、軍縮会議や三国同盟の際に政治家として(政治家表現は本人の軍人としての誇りに反してしまうが)手腕を発揮されていた姿を知り、真の日本人を見た また賭け事好きな一面に、この偉人に人間味を感じた 人物について細部まで書いてるせいで、上巻の最後でようやく開戦の気配が出てくるから、進みは非常に遅い ただあの戦争を語る上で山本五十六さんの関係性が不可欠である以上、色んな角度から見れるこの本の書き方は個人的に好き。 下巻が楽しみ
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海軍は、その生い立ちからイギリスの影響を受け、開明的なところもあった。山本の開戦への葛藤が読み取ることが出来る。 彼のマネジメントは”人”を見ること。ビジネス書としても読む価値ある。 また、彼が長岡藩(河井継之助)の流れを汲み、薩摩閥である海軍のドンになった経緯も興味深いところ。
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山本五十六を直接知る人へのインタビューを中心として書かれた記録。昭和9年のロンドン軍縮会議以降、海軍次官を経て連合艦隊長官となるまでが上巻の範囲。
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物語形式でなく、エッセイ風に書かれているため内容を客観的に理解出来るのが良し。 面白いエピソード等は大抵網羅してるのでは?この情報量は重宝しそうです。
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