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ようこそ地球さん の商品レビュー

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103件のお客様レビュー

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ほとんどの作品がショ…

ほとんどの作品がショート・ショート(短編形式)で、読みやすいのが一番!それから、最後は読者を「えっ」と思わせるようなどんでん返しの作風が多いのが特徴。この本の中での自分のおススメは、「空の門」「愛の鍵」「処刑」「殉教」。「空の門」・・・努力が泡になる話。「愛の鍵」・・・メロドラマ...

ほとんどの作品がショート・ショート(短編形式)で、読みやすいのが一番!それから、最後は読者を「えっ」と思わせるようなどんでん返しの作風が多いのが特徴。この本の中での自分のおススメは、「空の門」「愛の鍵」「処刑」「殉教」。「空の門」・・・努力が泡になる話。「愛の鍵」・・・メロドラマ。でも、現代とは違うところがまた面白い。「処刑」・・・一人の男の処刑の話。続きが気になる。「殉教」・・・「死」という意味を投げかける作品。ものすごく沢山人が死にます。でも、面白い。

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本作に収監『セキスト…

本作に収監『セキストラ』についてのレビューです。星新一が初めて商業誌に載せたという、ちょっと長めのショートショート。いつもの星新一と作風が違うな、と思わせるのはそのためなのです。ところが舞台背景の膨大な設定とユニークな発想はこの頃からすでにご健在。きっとあなたも夢中になってしまう...

本作に収監『セキストラ』についてのレビューです。星新一が初めて商業誌に載せたという、ちょっと長めのショートショート。いつもの星新一と作風が違うな、と思わせるのはそのためなのです。ところが舞台背景の膨大な設定とユニークな発想はこの頃からすでにご健在。きっとあなたも夢中になってしまうことでしょう。私の星新一作品のベスト5に挙げられる作品です!

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実は『世にも奇妙な物…

実は『世にも奇妙な物語』の原作にも使われている星新一の作品。ブラックで後味の悪さが心地良いという絶妙な加減が際立っている一冊。

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2024/09/16

星新一のショート小説です、今から40年以上前に友達から借りて読んだ本です。面白くて多くの本を読んだ記憶があります。先日、NHKで星新一のショートを題材にしたドラマをやっているのを見つけました。面白いですね。。 ということで、この本をネットで見つけて購入しました。現在読みたい本が...

星新一のショート小説です、今から40年以上前に友達から借りて読んだ本です。面白くて多くの本を読んだ記憶があります。先日、NHKで星新一のショートを題材にしたドラマをやっているのを見つけました。面白いですね。。 ということで、この本をネットで見つけて購入しました。現在読みたい本があり、全部読むことができませんでした、しばらく置いていて時間ができたらと思ったので、図書館へリサイクルに出すことにしました。 なお、評価を星1つとしていますが、これは私が読みきれなかった本についているもので、内容が悪かったわけではありません。 2024年9月16日作成

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2024/09/10

星新一のショートショート短編集。あとがきで、星新一氏がこの作品は、「人造美人」「ようこそ地球さん」から31編選出された「ボッコちゃん」に収録されなかった全短編とのことです。 皮肉的な結末や、そうきたかという結末など星新一の作品は一捻りされている作品が多い。 「すばらしい天体」「セ...

星新一のショートショート短編集。あとがきで、星新一氏がこの作品は、「人造美人」「ようこそ地球さん」から31編選出された「ボッコちゃん」に収録されなかった全短編とのことです。 皮肉的な結末や、そうきたかという結末など星新一の作品は一捻りされている作品が多い。 「すばらしい天体」「セキストラ」「霧の星で」「愛の鍵」「探検隊」「見失った表情」「開拓者たち」が特に良かった。驚くことにこれらの作品は昭和36年以前に書かれたもので、60年以上前の作品と思えない近未来を描いた作品が多く驚きです。 2024年9月10日読了。

Posted byブクログ

2024/07/13

本書に掲載されているのは全て昭和36年6月以前の作品だそうです。 60年以上も昔といっても、原子爆弾は80年も前に作られているし、科学技術力は相当進んでいる。 昭和36年4月にガガーリンを乗せたソ連の宇宙船が初めて大気圏外に行った。 それから宇宙進出の競争が始まり、宇宙ものの作品...

本書に掲載されているのは全て昭和36年6月以前の作品だそうです。 60年以上も昔といっても、原子爆弾は80年も前に作られているし、科学技術力は相当進んでいる。 昭和36年4月にガガーリンを乗せたソ連の宇宙船が初めて大気圏外に行った。 それから宇宙進出の競争が始まり、宇宙ものの作品依頼が増えたそうだ。 そうした時代背景もあり、宇宙船が頻繁に出てくる物語をたくさん集めたのが本書だ。 地球に来た宇宙船。 地球からよその星に行った宇宙船。 地球とは関係ない星と星の宇宙船。 宇宙を舞台にすれば何でもありの物語が作れるので、作家の腕の見せ所だ。2つだけ簡単に紹介。 【復讐】  ある日ユル星人が地球にやってきて、お前らが気に食わないと攻撃し、地球上をめちゃくちゃにしてしまう。  生き残った地球人は、ユル星人に仕返しをするために団結し地球全体で復興に励む。  長い年月をかけて、攻撃前より遥かに良い世界を築きあげ、ユル星に向けて宇宙船を飛ばした。  ユル星に着くと、長年の恨みを晴らすべく、いきなりガス弾を発射しまくった。  が、逃げまどうユル星人は、かつて地球を襲った連中とは全く違う平和な住民だった。  だまされて、全く罪のないユル星人を攻撃しめちゃくちゃにしてしまった。  しかたなく「われわれはゲーラ星のものだ」とどなってユル星を去ることになる。  【信用ある製品】  ある日宇宙人が地球にやってきて、宇宙最高の防御装置と宇宙最高の攻撃用武器を売り込んだ。  効能がでたらめだったら代金は返すという約束の元、両方買うことにした。  嘘がないか確かめるために、防御装置に攻撃用武器を発射した。  どんな結末が待っているか、興味津々で読み進める。  誰一人文句を言う者はいなかった。  どうしてなのかは伏せておく。 こんな話が42編つまった寓話集で、人間の至らなさを考えさせられる面白い本でした。

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2024/05/22

古本屋さんにて、セール棚の中で目を引く本が。 それがようこそ地球さん2013年特別カバー版だった。星新一さん、聞いたことあるなァと頭の中で無知っぷりを晒しながらジャケ買い。 ショートショート、面白い! いわば現代版おとぎ話みたいな。ちょっと皮肉のきいた笑。挿絵もよい。 星新一さ...

古本屋さんにて、セール棚の中で目を引く本が。 それがようこそ地球さん2013年特別カバー版だった。星新一さん、聞いたことあるなァと頭の中で無知っぷりを晒しながらジャケ買い。 ショートショート、面白い! いわば現代版おとぎ話みたいな。ちょっと皮肉のきいた笑。挿絵もよい。 星新一さんの本、父の本棚にいっぱいいたような気がするので次の機会に漁ってみよう。 1番心に残ってるのは、処刑かなぁ。 たくさん登場した生と死の本質を、1番直接的についているんじゃないかと感じた。

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2024/01/19

この作品は「ボッコちゃん」と対になる、星新一の初期短編集であるらしい(あとがきより) 確かに、「星新一らしさ」が少なめのショートショートがあったり、ショートショートでまとめるには少し長い短編作品があったりと、まるでおもちゃ箱のような1冊。→ その中でも特に印象に残ったのは、「処...

この作品は「ボッコちゃん」と対になる、星新一の初期短編集であるらしい(あとがきより) 確かに、「星新一らしさ」が少なめのショートショートがあったり、ショートショートでまとめるには少し長い短編作品があったりと、まるでおもちゃ箱のような1冊。→ その中でも特に印象に残ったのは、「処刑」。 地球で罪を犯したものは「赤い惑星」に「銀の玉」を持たされて流刑される話。水がない惑星なのだが、銀の玉に付いているボタンを押せば飲み水が手に入る。ただし、何回かに一度、激しい爆発が起こる確率があり、爆発が起これば確実に助からない……これはすごかった。星新一氏の本はわりと読んできたが、この読み心地は初体験だった。ラストも含めて素晴らしい。 他に好きな話は「ずれ」「セキストラ」「空への門」「見失った表情」「開拓者たち」「復讐」「最後の事業」。 昭和36年以前の話なのに、今読んでも楽しめるのはさすがとしかいいようがない。

Posted byブクログ

2023/12/25

◆雨 : バカバカしさNo. 1 ◆不満 : 人間の勝手さを考えさせられる。 ◆西部に生きる男 : ギャグっぽくて面白い。 ◆ずれ : 少しのずれが繋がらない様でいて、全て繋がっている面白さ。

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2023/12/03

2023.12.03 昭和36年より前の作品が集まった短編集。 素朴だがちっとも古びた感じがないのがすごい。

Posted byブクログ