音楽 の商品レビュー
音楽の聞こえない(不…
音楽の聞こえない(不感症)の女と精神分析医の話。美しい不感症の女というのはいかにも著者らしい登場人物。内容はヘビーだが三島の中では軽く読める。
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少々エロティック。精…
少々エロティック。精神的惑溺の中で、もがきながらも真理を追究する。
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不感症であるという患…
不感症であるという患者の、夢や体験を通して真実を探る精神科医の話。性的イメージが強い作品でした。長さも適度で、話がつながる所など結構面白いなと思いました。
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兄妹相姦という題材を…
兄妹相姦という題材を扱った作品。割と軽めで読みやすい長編です。当時の風俗もわかる作品。
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性的なことと夢などを…
性的なことと夢などを心理分析を多用して書かれています。今ではそれほど新鮮さがないのですが、当時は斬新でおもしろかったのではないでしょうか。今では類似作品も多いような気がします。
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※このレビューにはネタバレを含みます
本好きは高校あたりで太宰治派と三島由紀夫派の二派に分かれるようだ。私は断然三島派。強固な自意識から一生自由になれず「自然体」という言葉とはついぞ無縁だった作者は、しかし女性目線で描く時は実に自然だった。本作は通俗小説として書いたもので、一組の夫婦が精神科医に相談に訪れる所から始まる。「音楽」とは何を意味しているのか。『音楽、止ムコトナシ。』ワオ! と、高校時代に読んだ記憶だけで感想upしてしまったので今読み直し中。「夫婦で訪れる」と導入紹介も間違えていた。大枠の記憶はあるものの、デテイルはごっそり忘れていた。読みながら思うのは、今「自分はおかしいんじゃないか」と悩むような人は三島を始め文学を読め、と言いたい。もーうヘンタイしかいない! メンヘラ、ヤンデレ何でもあり、それが文学という豊穣の海!
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弓川麗子という患者の狂人さを三島らしい記述(決して三島の深層心理に感じて読者に伝えたい思いを一つ残らず漏らさない文章力)で圧倒的に描いている。三島2作目にしてこの本を読み、次は何を読もうか今からワクワクしている。
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悪魔的な魅力を放ち 三島由紀夫さんの作品の中でも 非常に読みやすい稀有な作品_ “私…音楽が聴こえないの…” 人が抱える性への悩みを 音楽と表現し 抽象的で かつ お洒落な言葉選びに 一瞬で心を鷲掴みにされてしまった… 美しい容姿や妖艶な空気を纏っている麗...
悪魔的な魅力を放ち 三島由紀夫さんの作品の中でも 非常に読みやすい稀有な作品_ “私…音楽が聴こえないの…” 人が抱える性への悩みを 音楽と表現し 抽象的で かつ お洒落な言葉選びに 一瞬で心を鷲掴みにされてしまった… 美しい容姿や妖艶な空気を纏っている麗子 彼女の抱える問題を 丁寧に治療していく精神分析医との物語_ 果たして麗子は 揺蕩うような音楽を 聴くことができるようになるのだろうか… ラスト1行まで お洒落な作品でした
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※このレビューにはネタバレを含みます
「女性心理と性の深淵をドラマチックに描く異色作」 本紹介では「女性心理と性」という怪しげな作品のように感じてしまうかもしれませんが、実はこの作品は三島によるフロイト的な精神分析への挑戦が書き込まれた小説でもあります。私が本書を読んだのもまさにこのフロイトへの挑戦に関心があったからでした。 本作の主人公は精神科医です。この中年の精神科医の手記という形で物語が進んでいきます。 彼は自身の精神分析をふんだんにこの手記の中で披露していくのですが、いかんせん相手が悪かった!彼のもっともらしい解釈は美女の謎の行動や言葉に次々と覆されていくことになります。ここに三島のフロイトへの挑戦が込められています。
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題名から音楽の話かと思ったら全く見当違い。性的快楽を音楽と例えるのはさすがだった。主人公が麗子にはまっていくように読んでいるうちに麗子の心理が気になり彼女に踊らされている男たちの気持ちがよくわかった。人間の嫉妬という感情がすごく伝わってくる作品だった。
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