山椒魚 の商品レビュー
良かったです。幻想的。 昔話みたいな不思議な雰囲気の短編集。 意味なんかはあんまりわかんないのもありましたが、なんとなくきれいだったり物悲しいかったりする情景を味わえました。 たとえば『屋根の上のサワン』。 僕も小さいころいろいろな生き物(おもに昆虫)を捕まえてきて飼いました...
良かったです。幻想的。 昔話みたいな不思議な雰囲気の短編集。 意味なんかはあんまりわかんないのもありましたが、なんとなくきれいだったり物悲しいかったりする情景を味わえました。 たとえば『屋根の上のサワン』。 僕も小さいころいろいろな生き物(おもに昆虫)を捕まえてきて飼いました。 大半はすぐに死なせてしまいましたが、気付いたら逃げていたのもいます。 飛べないように羽を切られていながら仲間の声に誘われて旅立ったサワンは無事に仲間と旅をしたのでしょうか。 う~ん、悲しいです。
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短編文学は久々。あっという間に読了したが、最初は、なんだかわからなかった。 おっきくなっちゃった山椒魚が巣穴から出られなくなってしまったお話、と書けば、あまりにも浅いのだが、それをこうして文学に仕立て上げたのは素晴らしいと思う。 読了して、他の方々のレビューを読むうちに、じわじ...
短編文学は久々。あっという間に読了したが、最初は、なんだかわからなかった。 おっきくなっちゃった山椒魚が巣穴から出られなくなってしまったお話、と書けば、あまりにも浅いのだが、それをこうして文学に仕立て上げたのは素晴らしいと思う。 読了して、他の方々のレビューを読むうちに、じわじわと良くなってきた。
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Kodama's review 近代文学に『超』がつくほど弱いので、師匠お勧めの書籍100冊で紹介されている近代文学は最低でも読まなければと手にしています。まだまだ読み込みが足りないのでしょう、理解不足の面もあり(笑)。 (08.9.15) お勧め度 ★★★☆☆
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短編集。 今とは違う価値観や自然の様子などを感じ取れますが じゃっかん言葉遣いがわかりづらかったり え?なんでそうなる?と思ったり。 山椒魚はアホくて可愛いですが なんかじみーっとくるものがあります。
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これから読む。 「重力ピエロ」のなかで泉と春が幼いころ「悲しんだー」と言っていたので気になっていました。
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「何やってんだよ、こいつら」って内容を綺麗な文章でまとめてあるのが山椒魚。あとの短編はご自分で確認なさるのがいいでしょう。
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なんてシュールな美学!なんしかびっくり。井伏 鱒二は太宰が敬愛していたっつうことで読もうと思ったんだけど、意外や意外、読みやすい!おもしろい。「山椒魚」だけじゃなくて、「言葉について」「屋根の上のサワン」「夜ふけと梅の花」など短編がどれも繊細かつ適度な皮肉を含んだ視点で、琴線に触...
なんてシュールな美学!なんしかびっくり。井伏 鱒二は太宰が敬愛していたっつうことで読もうと思ったんだけど、意外や意外、読みやすい!おもしろい。「山椒魚」だけじゃなくて、「言葉について」「屋根の上のサワン」「夜ふけと梅の花」など短編がどれも繊細かつ適度な皮肉を含んだ視点で、琴線に触れます。小さな感動をありがとう。
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きっかけは伊坂幸太郎「重力ピエロ」。にこ。 文章の美しさに癒された。漂う雰囲気にのみこまれる。 方言がちょっと読みにくくてちょっとまごついたけど。 「朽助のいる谷間」「屋根の上のスワン」がすごく好きでした。
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井伏鱒二。いい名前。かっこいいな。そして、サンショウウオ。モチーフが面白い。しかも、山椒魚は悲しんでるんです。そして、自分の失策を嘆くのです。自分の失策を受け止めて、嘆くことのできる人がどれほどいるのか?、ということを考えれば、この山椒魚は素晴らしい。 井伏鱒二の文章は、方言が多...
井伏鱒二。いい名前。かっこいいな。そして、サンショウウオ。モチーフが面白い。しかも、山椒魚は悲しんでるんです。そして、自分の失策を嘆くのです。自分の失策を受け止めて、嘆くことのできる人がどれほどいるのか?、ということを考えれば、この山椒魚は素晴らしい。 井伏鱒二の文章は、方言が多く、少しとっつきにくい部分があるが、物語の構成が素晴らしく、その構成の中に方言ががっちり入っているので、表面上の文章は読みにくくても、その構成が見えてくれば、方言が独特のリズムに感じられるので面白い。言葉と文章と物語とすべてのレイヤーで緻密に構成されていると感じたのは、初めてかも知れない。 071015読了
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2007/04/22購入。高校の時教科書で山椒魚を昔読んでびっくりしたんよなぁ。他のもちょっと読んでみようかと。
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