鹿男あをによし の商品レビュー
顔を鹿にされた教師が日本を救う話。 奈良、京都、大阪にそれぞれいる、 鹿、狐、鼠が役目を果たそうとする理由がよかった。 ドラマにもなって、そっちも面白かった。
Posted by
和風ファンタジーの二大巨塔として挙げられる、森見さんと、この万城目さん。 やっぱりすげえや。 奈良を舞台にしたこの物語。やっぱり京都・奈良にすごく憧れてしまうな。 奇妙奇天烈な設定でありながら、日常にほんの少し何かを足したような、親近感。そして何よりも読後感の良さ。 良作でし...
和風ファンタジーの二大巨塔として挙げられる、森見さんと、この万城目さん。 やっぱりすげえや。 奈良を舞台にしたこの物語。やっぱり京都・奈良にすごく憧れてしまうな。 奇妙奇天烈な設定でありながら、日常にほんの少し何かを足したような、親近感。そして何よりも読後感の良さ。 良作でした。
Posted by
2011/04/06読了 最初から何となく、夏目漱石の「坊ちゃん」みたいだった。 (神経衰弱っていうのも、漱石のオマージュなのかも) やっぱり伏線をうまい具合にはって、更にそれをうまくまとめていくのは面白いって言える作品の証拠。 (ただ、最初の小人の話はなんだったんだろう) ...
2011/04/06読了 最初から何となく、夏目漱石の「坊ちゃん」みたいだった。 (神経衰弱っていうのも、漱石のオマージュなのかも) やっぱり伏線をうまい具合にはって、更にそれをうまくまとめていくのは面白いって言える作品の証拠。 (ただ、最初の小人の話はなんだったんだろう) 突っ込みどころもあれど、やっぱり堀田の試合のシーンとラストの部分が好き。 で、だんだんちゃんとした男、大人っぽくなる「おれ」もいい ナイスミドルな教頭、世話焼きの同僚、実家からの手紙、マドンナ、一人称、扱いづらいクラス、といい、まさに坊ちゃんっぽい環境 個人的に鼠が好きかもしれない。鹿もなかなかいいキャラだった。 ヒメことが好きで、今も大事に思ってる3匹の遠い年月を思うと、少し切なくなりました。 引用部分で書いたところがお気に入りの部分。静けさの中でただ打ち合うだけの 二人だけが戦う空間を見事に切り抜いている。
Posted by
ちきしょう泣くと思わなかったぜちくしょう。よくできてるからこそそのかっちり感に飛ばし読みしたくもなるも、最後まで読ませるすごさ。歴史が背景にあるからさらに物語の厚みもでる。弱いんだよなぁこういうラスト。
Posted by
奈良生まれ奈良育ち故、本屋で見た時に即買い。 頭の中で勝手に映像が流れた。奈良公園で鹿と喋れるんぢゃないかと本気で思った。
Posted by
舞台は奈良。 設定と主人公の心境描写は、マキメ節全開でよかった。 しかし、ややパワーが弱いように感じた。。オチがパンチ不足。 読前の期待が高かったせいかな…。
Posted by
万城目学の作品はバカバカしさに真骨頂があると思う。そういう意味では「鴨川ホルモー」に並ぶ面白さ。 夏目漱石チックな文体も個人的には好き。
Posted by
『鴨川ホルモー』より大分落ち着いた感が…。 奈良の鹿、京都の狐、大阪の鼠。また妙ちくりんなとこに目をつけたなぁ、と思ったが、漠然とした感想で言えば『ダウ゛ィンチ・コード』日本版な感じ。 歴史とフィクションをうまいこと盛り込んでいるな〜といったところ。
Posted by
絶対あり得ないよ!!っていう設定やストーリーがおもしろかった☆なんか楽しくなってきちゃう♪月曜日からまた今週も頑張ろうってなれるかもw
Posted by
奈良に行く前に読むべき。 鹿への愛着が増し、感慨深く餌があげられるはず。 なかなか斬新な設定で進む。 お得意の歴史を盛り込んだストーリーは、わかりやすく飽きない。 ミステリー要素もしつこくなく程よい。 主人公の性格をどう思うかだが、読んで損はなし。
Posted by