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Op.ローズダスト(上) の商品レビュー

3.9

47件のお客様レビュー

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2009/10/04

相変わらず福井氏は防衛庁とか警察庁関連作品が多いですね。でも、その分野が私の一番好きな分野なんですよね。濃厚なエンターテイメントにして、自国日本の事を考えさせる本ですね。「ローレライ」よりは読みやすいですが、なにぶん読むのに時間がかかります。下巻まで読んでいないので、未知の世界で...

相変わらず福井氏は防衛庁とか警察庁関連作品が多いですね。でも、その分野が私の一番好きな分野なんですよね。濃厚なエンターテイメントにして、自国日本の事を考えさせる本ですね。「ローレライ」よりは読みやすいですが、なにぶん読むのに時間がかかります。下巻まで読んでいないので、未知の世界ですが今のところは主人公の朋希より一功のほうが感情移入してしまいました。人生は流されるのではなく、運命は自分で切り開く行動派な所にも惹かれるものがあります。でも、一功死んでしまったんだよねぇ・・・。展開は下巻に期待。

Posted byブクログ

2009/10/04

福井作品+青春。痛々しくも甘美で、どこか懐かしく切ない。イージス等に比べると二転三転する様な展開も無く、文章も少々読み辛く感じました。けれど、私は心惹かれるモノがありました。

Posted byブクログ

2009/10/04

福井さんの本では、大抵が悪者が「正論」を述べて、主人公が「未練」を述べる。この本でも主人公達が語るのは「現世への未練」であり、悪者が語るのは「正論(或いは正論故の暴論)」である。武器になった言葉は、読書の心を抉る。「それでいいのか?」と。よって☆5つ。

Posted byブクログ

2009/10/04

並河と朋季は福井作品では定番となった、一線を退いたベテランとDICEエージェントという設定。しかしこれまでの作品に比べ、二人の主人公だけでなく、それ以外の登場人物も細かく作りこみがされているので、読んでいて飽きが来ない。グイグイ読ませていく筆力はさすが。 一読の価値ありです。

Posted byブクログ

2009/10/04

どうしても並河→仙石,丹原→如月に見えてしまって…。 それも福井晴敏らしさが出ていると言えばそうなのでしょうか。 登場人物の感情の機微の描き方は相変わらず丁寧です☆

Posted byブクログ

2009/10/04

上・下共に一気に読んでしまう筆力はスゴイと思うけど、今までのパターンとホボ同じで、少々がっかり・・・。でも、普通に面白かったので★3つデス。

Posted byブクログ

2009/10/04

くたびれた中年と自分の心を殺している少年という構図は、福井氏お得意のパターンですが、今作はその構図が特に活かされていると思います。

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