古都 の商品レビュー
生き別れた千重子と苗…
生き別れた千重子と苗子、2人のあまりにも異なる境遇は、実の双子という関係を大きく隔てるものとなり・・・。物語には彼女たちそれぞれに想いを寄せる男性も出てきます。また京都の祇園祭が舞台となっているので、京都の風習や文化についても詳しく知ることができる一冊です。結末は、なぜここで終わ...
生き別れた千重子と苗子、2人のあまりにも異なる境遇は、実の双子という関係を大きく隔てるものとなり・・・。物語には彼女たちそれぞれに想いを寄せる男性も出てきます。また京都の祇園祭が舞台となっているので、京都の風習や文化についても詳しく知ることができる一冊です。結末は、なぜここで終わる?というような、釈然としない終わり方ですが、読み手が自分なりに解釈できる終わらせ方とも取れます。時間のある時にゆっくり、美しい文章に触れてみてはいかがでしょうか。
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双子の姉妹でありなが…
双子の姉妹でありながら異なった環境で育てられた千重子と苗子。京都を舞台に繰り広げられる静かで穏やかな美しい姉妹愛。余韻を漂わせるラストはこの作家ならではと感心します。
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お金持ちの一人娘のヒ…
お金持ちの一人娘のヒロインが貧しい環境の中にいる生き別れになった双子の姉妹と出会うという物語。一人っ子の私にとって本当の姉妹がいるというヒロインがとても恨めしい。じゃなくて羨ましい。
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京都を舞台にした話で…
京都を舞台にした話で、非常に美しい文章が特徴ですね。これをもとに今日と旅行なんていうのも洒落ているんじゃないでしょうか。
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川端康成さんらしいう…
川端康成さんらしいうつくしい文章でした。がんばって読みましたがよかったです。
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京都に住む女性と、田…
京都に住む女性と、田園に住む少女。二人は実の姉妹で、互いに惹かれあっていくが……。美しい文章と情感に陶酔出来る作品です。
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著者の作品としてはい…
著者の作品としてはいまいちな印象。京都で生きる人々の綺麗な部分だけを並べたように感じた。
文庫OFF
京都の着物問屋のお嬢さん千重子さんが、ある日自分にそっくりな娘と出会ってというお話し。昭和36年頃の京都の街並み、風習、四季や京都の人々の暮らしが丁寧に描写されててうっとり。 川端康成さんはこの本を執筆する少し前から睡眠薬を多用してしまっていて、執筆後に断薬したら、激しい禁...
京都の着物問屋のお嬢さん千重子さんが、ある日自分にそっくりな娘と出会ってというお話し。昭和36年頃の京都の街並み、風習、四季や京都の人々の暮らしが丁寧に描写されててうっとり。 川端康成さんはこの本を執筆する少し前から睡眠薬を多用してしまっていて、執筆後に断薬したら、激しい禁断症状を起こして10日ほど意識不明だったらしい。恐ろしい。天才も大変だわ。 あと、お嬢さんの京言葉を読んで、おばぁちゃんを思い出しました。「へぇ」「しとおみやす」「えろおすなぁ」とかとか。何を言ってるか分からない時が多々あったように記憶してるけど、ちゃんと聞き取れてたんだな。入院中のおばぁちゃんに「かしわの炊いたん食べたい」と言われて、叔父に「柏の煮物食べたいらしいんだけど、京都では柏の葉を食べるの?」って聞いて爆笑されたことを思い出したり。 今の京都を川端康成さんがご覧になったらひっくり返るかな?
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最近落ち着いて小説を読んでないなぁと思い、何気なく本棚を眺めて、手に取るとそのまま時間も忘れて一気読みしてしまいました。 文章の巧さが読み心地良く感じられ、色を鮮やかに連想させるためか読みながら綺麗だなと思いました。色の説明をせず色の鮮やかさを連想させる異次元の文章力だと思いま...
最近落ち着いて小説を読んでないなぁと思い、何気なく本棚を眺めて、手に取るとそのまま時間も忘れて一気読みしてしまいました。 文章の巧さが読み心地良く感じられ、色を鮮やかに連想させるためか読みながら綺麗だなと思いました。色の説明をせず色の鮮やかさを連想させる異次元の文章力だと思います。 ただ、困ったことに京都弁がわからないのでセリフの理解が怪しいです。京都弁は外国語ですか?都なのでむしろ標準語ですか?とにもかくにもハイコンテキスト過ぎてわからないところがありました。 言葉の問題はありますが、それを差し引いても良い作品だと思いました。
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物語が終わる直前のウィニングランがない。あとがきの長さも見積り切れてない。最初から最後まで濃厚な文章が続いて突然終わる。困る。雪国の時も思ったが、読後感に癖がある。
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