特別法第001条 DUST の商品レビュー
久々の山田作品。発想が素晴らしいと思う。こんな法律できたらまさにこの小説のようになるのかなぁ。でも話の流れはちょっとできすぎ感がある気がする。
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面白かったですが、私は物語は完結して終わってほしい派なので、その点に於いては少し残念でした。 中学の時これで読書感想文を書いたのを懐かしく思います
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「DUST」 食料もなく、ただ廃墟と荒野が広がるだけの孤島。敵からの襲撃、飢餓の中で、彼らがつむいだ唯一の光とは? 舞台は2011年日本。この国は財政難に悩まされていた、その原因はニートであった。高齢化社会という問題を既に抱えていた日本にとってこのニート増大は非常に頭の痛い問題であった。そんな日本を救う為、ある一つの法案が国会に提出された、それは「棄民政策」。棄民とは日本国家に捨てられた人間を意味し、棄民政策とは18歳以上の未就労者、未納税者に流刑を言い渡すことを意味した。流刑を言い渡された人間は500日の無人島生活を強いられる。そんな人を人を思わない棄民政策は通称ダスト法とも言われた・・・。 物語の主人公はこのダスト法により無人島500日生活を強いられる人間の一人です。主人公はこの無人島でのサバイバルを通じて人間の様々な側面を発見したり感じたりします。そんな壮絶な生き残り合戦の中で主人公は愛にも触れ、誰かの為にも強くなっていき、最終的に生き残りに成功します。そして無人島脱出後に待っていたものは・・・。 個人的な感想としては、バトルロワイヤル風だなと感じました。あれも確か国がいきなり人口削減政策を実行して、選ばれた人間に生き残り合戦を強いるっていう展開でしたよね。その展開が小泉政権といった現実要素を踏まえた日本で500日という期間で起きたという感じです。なので、あまり新鮮さは感じませんでした。 内容も文章も正直、うーーん。
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働かない人間はゴミとして島流しされる、という設定は面白い。 500日の刑期を生き残る事が出来るか? 刑期を終えた後は? 島で産んだ子供を取り上げられ、19年後に再会するのだがその後の展開は ちょっと安易かも。
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2011/09/28読了 パラシュートと同じっぽい構成…。サバイバル描写はすごいのに、色々と蛇足がついてもったいないし、どこか惜しい感じがしてしまうのはなぜか。 この二作を読んで思ったのは「クソが」とかいう言い回し多いなってこと。若者受けする理由だろう。 相変わらずのドS。もっ...
2011/09/28読了 パラシュートと同じっぽい構成…。サバイバル描写はすごいのに、色々と蛇足がついてもったいないし、どこか惜しい感じがしてしまうのはなぜか。 この二作を読んで思ったのは「クソが」とかいう言い回し多いなってこと。若者受けする理由だろう。 相変わらずのドS。もっと登場人物に優しくしてあげて。 でも、親子の再会はよかったと思う。むしろアレがなければ救いようが無い。 山田さんの描く「権力者」=悪役なんだろうか。だいたい傾向がつかめてきた。 「その日までサヨナラ」みたいな、心ほっこりテイストの本が読みたい昨今。
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2011年、国は18歳以上の未就労者、未納税者の若者達を”世の中のゴミ”として流刑にする法律を作った。 ある日突然、孤島に棄民された主人公の章弘と5人の若者達。 刑期は500日。 絶えず襲い掛かる他のグループの襲撃と飢えの恐怖。 生死を賭けたサバイバルの中での仲間同士の裏切りや殺...
2011年、国は18歳以上の未就労者、未納税者の若者達を”世の中のゴミ”として流刑にする法律を作った。 ある日突然、孤島に棄民された主人公の章弘と5人の若者達。 刑期は500日。 絶えず襲い掛かる他のグループの襲撃と飢えの恐怖。 生死を賭けたサバイバルの中での仲間同士の裏切りや殺し合い、それと友情と愛情。 この孤島、何人の人間が生き残っていけるのか? ダスト法ってアイディアは、あまりにも理不尽。 流刑先の島での生活は人間の黒い部分が出てくる様子が細かく細かく描写されてて怖いし残酷やった。 刑期終了後の主人公の生活とか展開は何となく予想は出来てたし終わり方も何となくな感じ。 まぁ、最後に親子の絆が取り戻せて良かったかな。
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食料もなく、ただ廃墟と荒野が広がるだけの孤島。敵からの襲撃、飢餓の中で、彼らがつむいだ唯一の光とは? 「流罪」の復活、刑期は500日。棄民の島で、生死を賭けたサバイバルが、今はじまる。 割と好きかな。 でもなんとなく「惜しいなー」って感じがある。
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食料もなく、ただ廃墟と荒野が広がるだけの孤島。敵からの襲撃、飢餓の中で、彼らがつむいだ唯一の光とは? 「流罪」の復活、刑期は500日。棄民の島で、生死を賭けたサバイバルが、今はじまる。(amazonより抜粋) こんな終わり方・・・・しちゃったよ・・・っていう感想です。 山田さん...
食料もなく、ただ廃墟と荒野が広がるだけの孤島。敵からの襲撃、飢餓の中で、彼らがつむいだ唯一の光とは? 「流罪」の復活、刑期は500日。棄民の島で、生死を賭けたサバイバルが、今はじまる。(amazonより抜粋) こんな終わり方・・・・しちゃったよ・・・っていう感想です。 山田さんらしさが炸裂と云うか、非現実的と云うか、ありえなさすぎるというか。 なんか色々細かい設定が(文章)ありえないけど、それでも先が気になる一冊ではありました。
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■0831. <読破期間> H20/4/11~H20/4/15 <本の内容> 2011年、政府はニートの増加にともない“棄民政策”を提案し、 特別法001条、通称“ダスト法”が可決された。 流刑地として名をはせた鬼哭島での刑期は500日。 国から棄てられた者たちの悲惨と慟哭。...
■0831. <読破期間> H20/4/11~H20/4/15 <本の内容> 2011年、政府はニートの増加にともない“棄民政策”を提案し、 特別法001条、通称“ダスト法”が可決された。 流刑地として名をはせた鬼哭島での刑期は500日。 国から棄てられた者たちの悲惨と慟哭。 食糧もなく、ただ廃墟と荒野が広がるだけの孤島。 敵からの襲撃、飢餓の中で、彼らがつむいだ唯一の光とは? わずかな希望が奪われたとき、最後のサバイバルが幕を開ける!
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増えすぎたニートを日本から排除するために、政府が出したDUST法によって、18歳以上のニートと呼ばれるものを無人島に500日間閉じ込める、いわゆる「流罪」によって、無人島に送られた主人公含む6人の運命は… というお話です。
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