街道をゆく(18) の商品レビュー
確かこの平泉寺って滅茶苦茶良いらしく、司馬遼絶賛と聞いたんですが、多分この本なのかな? 伝わってきたニュアンスとは微妙に違う感じがする。 この作家は生きる人々の息遣いの中でその地域を描いていて、単にその場所の観光的価値には全く見向きもしていない。でも、それを読んだ人間がそのエッセ...
確かこの平泉寺って滅茶苦茶良いらしく、司馬遼絶賛と聞いたんですが、多分この本なのかな? 伝わってきたニュアンスとは微妙に違う感じがする。 この作家は生きる人々の息遣いの中でその地域を描いていて、単にその場所の観光的価値には全く見向きもしていない。でも、それを読んだ人間がそのエッセンスを抽出すると、どこかが変質してしまうんでしょうな。 まぁそれでもここはちょっと訪れてみたい。
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丁度、NHK連続テレビ小説「まれ」が石川県能登地方が舞台になっているが、話しのなかで漆器工房がでてくる。こちら、隣国の越前は塗師屋が国々に椀などを売り歩いていたとある。
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福井の話。 道元の中国旅行の話がでてくる。 空海の風景を読んだばかりだったので、話がかぶるな、と。 しかし、空海のときは唐で、道元のときは宋。 時代は流れているのだ。
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古代の畿内政権は、琵琶湖の北にある越え難き山を越えた先を「越」と呼び、その一番手前を「越前」と呼んだ。ほぼ現在の福井県に相当。古墳や古文書が豊富に残り、往時の北陸としては文化的先進地とされる。旅は曹洞宗本山永平寺や朝倉一乗谷など。
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シリーズもの。旅行したような気分になれますけど、たぶん本当は旅行しながら読むのが一番なんだと思われます。
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