ありがとう、さようなら の商品レビュー
私の両親は小学校の教員をしていて、幼い頃から学校がすごく身近にあった。保育園の頃は父に連れられて、父の職場の職員室について行ったり、小学生の頃はお小遣い稼ぎで母の職場に赴いて手伝いしたり、「〇〇先生の娘さん」という謎の肩書きで色んな先生にそれはそれはお世話になった。 家では 「...
私の両親は小学校の教員をしていて、幼い頃から学校がすごく身近にあった。保育園の頃は父に連れられて、父の職場の職員室について行ったり、小学生の頃はお小遣い稼ぎで母の職場に赴いて手伝いしたり、「〇〇先生の娘さん」という謎の肩書きで色んな先生にそれはそれはお世話になった。 家では 「〇〇先生が精神病んで休職した」 「どこどこの親が…」 「また〇〇がこんなことして」 っていう愚痴をたくさん聞いてたし、なんなら教職はつくもんじゃないと親には教員になるなと口うるさく言われてきた。 でもそんな愚痴と同じくらいに 生徒たちのバカで憎めないほど可愛い色んなエピソードも私は聞いてきた。 私は教員がどれだけ大変かも知っているけれど、でもどれだけ楽しいかも知っている気がする。 瀬尾まいこの本を読んでいると、うずうずしている自分がいて、これってなんだろうって考えてたけどようやくわかった。 私は教員という職業に憧れていて、そして尊敬しているんだっていうこと。 これから先私が先生になるかどうかはわからない。でも、子供達が大好きで、でも日々辛くて死なないようにもがいている先生たちを、私は死ぬまでずっと応援している。 全然本の感想じゃなくなっちゃったけど、 これだけ付け足しとく。 瀬尾まいこの作品は暖かくて大好きだ!!
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何故、作者の作品がいつも優しさに溢れているのか?このエッセイを読んで納得。 子供達への溢れんばかりの愛情を持ちつつも子供達との、その絶妙の距離感が素晴らしい。
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生徒とのやりとりが可愛くて、微笑ましい。 クスッとするものからホロッとするものまであって読んでいて楽しい。 「てる子さんの出産」めちゃめちゃ笑った。 生徒、先生、保護者みんなと良い関係を築いていて、本当にいい先生だったんだな〜と思う。
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せんせいの毎日。帯通り、ありがとうとさようならの連続なんだ。 本当にバカらしくて可愛い、そしてすごいエネルギーを持った中学生との日々って素敵だな。 大好きなエッセイ。 特に好きなのは、てる子さんのお話。 生徒たちが「大丈夫やで」って心配してくれるところが大好き(笑)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
瀬尾さんは本当に教員という仕事が好きなんだと 思いました。 面倒くさいことも、辞めてやると思うことも きっときっとたくさんあると思うけど それ以上に楽しくて好きな仕事なんだと思いました。 教員という仕事について、 不安なことばかり考えてしまうことが 多かったのですが やっぱりなりたいなと思えました!
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一気に完読。面白かった。 瀬尾さんのエッセーはほっこりした思いや、時にじわーっと涙が出る。 特に80ページからの「野球、野球、野球」が感動。主張大会でT君が発表して作文がいい。中学生にして、このような思いに立てること素晴らしい! 瀬尾さんは自然体でいながら、周りに好かれる先...
一気に完読。面白かった。 瀬尾さんのエッセーはほっこりした思いや、時にじわーっと涙が出る。 特に80ページからの「野球、野球、野球」が感動。主張大会でT君が発表して作文がいい。中学生にして、このような思いに立てること素晴らしい! 瀬尾さんは自然体でいながら、周りに好かれる先生だったんだろうなと思った!
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やっぱり好きだな、瀬尾さん 私は実はエッセイは苦手なのです ストーリー性のない文章を 読み進めるのが億劫になってしまいます。 でも瀬尾さんのエッセイは好き。 読んでいてほっこりして、 たまにクスッとさせてくれます 私には幼児の子供がいて 可愛くて仕方ないけど 思春...
やっぱり好きだな、瀬尾さん 私は実はエッセイは苦手なのです ストーリー性のない文章を 読み進めるのが億劫になってしまいます。 でも瀬尾さんのエッセイは好き。 読んでいてほっこりして、 たまにクスッとさせてくれます 私には幼児の子供がいて 可愛くて仕方ないけど 思春期である中学生になるのが 恐怖だったりするのですが この本を読むと 中学生っていいなって 純粋に思いました(^^) こどもの成長も楽しみになる作品でした(^^)
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瀬尾まいこさんの作品をたまたまいくつか読んで、どうやら好みな感じだな、と何も考えずに図書館で借りてみたけれど、小説を期待していたのにエッセイ集だった。 中学生とのやりとりは微笑ましくもあり、感動もあり。 色んな個性的で子どもらしい生徒達とのやり取りに、私もそのクラスが好きになり、...
瀬尾まいこさんの作品をたまたまいくつか読んで、どうやら好みな感じだな、と何も考えずに図書館で借りてみたけれど、小説を期待していたのにエッセイ集だった。 中学生とのやりとりは微笑ましくもあり、感動もあり。 色んな個性的で子どもらしい生徒達とのやり取りに、私もそのクラスが好きになり、卒業が近づく頃から最後にかけては電車の中で私も号泣した。
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読み終わった後にのんびり優しい気持ちになれる本〜。 仕事しんどい〜となった時に読みたいかも。 失敗しそうで怖いって思ってることも、この本を読むと「なんかやってみた方が楽しそう」って思っちゃう。 現実世界は、物語のように上手くいかないんだけど、でもその中で楽しいこととか感動するこ...
読み終わった後にのんびり優しい気持ちになれる本〜。 仕事しんどい〜となった時に読みたいかも。 失敗しそうで怖いって思ってることも、この本を読むと「なんかやってみた方が楽しそう」って思っちゃう。 現実世界は、物語のように上手くいかないんだけど、でもその中で楽しいこととか感動することがたくさんあるなって気付かされる。 瀬尾さんの淡々とやる感じがいいのかも。 なんか、いろんなことを受け入れてみようみたいな気持ちになる。。 子供たち可愛い〜。。中学生のとき確かにいく、やる、感じるに騒いでたな〜ておもう笑 近くにこんな人がいたら、なんか人生楽しくなりそう。 もともと瀬尾さんの本のファンだったんだけど、 エッセイを読んで瀬尾さん自身のファンになった。
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多感な時期の子どもは難しく、見方を変えたら大変だと思うこともたくさんあっただろうに、瀬尾さんの人柄なのか、考え方なのか。中学生たち、可愛いな、健やかだな、と思ってしまった。(同業だから言える、決してそんなわけではない。。) 瀬尾さんの生徒との丁寧な日々が読んだ端から想像できて微笑...
多感な時期の子どもは難しく、見方を変えたら大変だと思うこともたくさんあっただろうに、瀬尾さんの人柄なのか、考え方なのか。中学生たち、可愛いな、健やかだな、と思ってしまった。(同業だから言える、決してそんなわけではない。。) 瀬尾さんの生徒との丁寧な日々が読んだ端から想像できて微笑ましかった。
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