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なぜ、働くのか の商品レビュー

4.1

30件のお客様レビュー

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2018/10/23

あなたが、今、余命一ヵ月と宣告されたら、残された時間をどのように過ごすのでしょうか。一日一日を精一杯生きるのではないのでしょうか。我々は、実際にこれと同じ状況におかれているのです。一ヶ月か、数十年かの違いがあるだけなのです。あなたは、どのような覚悟でこの残された時間を使っているの...

あなたが、今、余命一ヵ月と宣告されたら、残された時間をどのように過ごすのでしょうか。一日一日を精一杯生きるのではないのでしょうか。我々は、実際にこれと同じ状況におかれているのです。一ヶ月か、数十年かの違いがあるだけなのです。あなたは、どのような覚悟でこの残された時間を使っているのでしょうか。と、この筆者は、読者に語りかけます。限りなく厳しく、限りなくやさしく、限りなく穏やかに、語りかけてきます。この問いに、我々はどう答えるのでしょうか。ぜひとも、この本を熟読され、この問いに耳を傾け、全身全霊傾で答えてください。

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2017/07/08

昨今の「読みやすい」自己啓発本などとは違って、結構古めかしくて大仰なことを言っているようにも見えるのだが、それが逆にいい。 何があってもブレないための覚悟、それを支える思想として、死生観、世界観、歴史観を挙げている。死を意識して生きる。組織の中の自分ではなく、世界の中の自分をみる...

昨今の「読みやすい」自己啓発本などとは違って、結構古めかしくて大仰なことを言っているようにも見えるのだが、それが逆にいい。 何があってもブレないための覚悟、それを支える思想として、死生観、世界観、歴史観を挙げている。死を意識して生きる。組織の中の自分ではなく、世界の中の自分をみる。宇宙の歴史のスケールの中に自分をみる。 世界をみる、歴史を知る、死を感じる、難しいことではあるが、意識していきたい。

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2014/08/13

以下、実践したい。 ・「人は、かならず死ぬ」との覚悟を定め、「いかに死ぬか」を求め、「思想」を深めていく。 ・ 答えのない問いを、問い続ける力。

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2014/03/10

働くことを、思想・世界・歴史の観点から掘り下げた、まさに哲学的な分析。 明後日、直接の講義を聴くのが本当に楽しみです。

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2013/04/25

働くとはどういうことか、地に足をつけて考え抜いたであろう思想が読み取れる。ときどきはっとするような言葉が飛び出してくる。ただ、なぜ働くのかという疑問には応えてくれない。

Posted byブクログ

2012/05/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

◆結論 ~ 星の数 ~ ★★★★★:座右の書である、または、座右の書とすべきである(2%) ◆書評 警告!この本は深いです。深過ぎます。なのに読み易いです。相反すると思われるこの二つの要素を非常に高いレベルで備えている稀な本です。読むのが速い人なら40分で読めます。私はこの本が大好きで、10回以上読んでいます。さて、あなたに問います。あなたは「生死の深みから働くということを考えたことがありますか」(150字)

Posted byブクログ

2011/08/07

「経営」を「最大の収益を上げること」ではなく、「人間としての成長を指させること」としたときに、経営者やマネージャーには人間が「生きること」「働くこと」対して、深い覚悟と思想がなくてはいけない。 そのために3つの観点から人生を洞察することが必要 ①生死観から見る(大病、戦争、投獄...

「経営」を「最大の収益を上げること」ではなく、「人間としての成長を指させること」としたときに、経営者やマネージャーには人間が「生きること」「働くこと」対して、深い覚悟と思想がなくてはいけない。 そのために3つの観点から人生を洞察することが必要 ①生死観から見る(大病、戦争、投獄)→書物を読んで想像する ②歴史観から見る→宇宙の成り立ち ③世界観から見る→「もし世界が100人の村~」で想像する 経営とはスポーツと違って難しい。記録は一生残るが、業績はその先の会社のあり方と常にチェックされる。 「知性」とは目の前の問題を解く力ではなく、「問い続ける力」

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2011/06/29

心の奥底から静かに「やる気」になれる本。 【本の中の好きな言葉】 メメント・モリ(死を想え) ノブリス・オブリージュ →高貴な人間が持つ義務(昔の意味) →使命感を持って生きる人間の高貴さ(作者の解釈) →高貴な使命感を持っている人間の義務(井上の解釈)

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2011/05/05

2008年06月01日 00:29 記載: 「自分は、明日、死ぬ」と思い定め、今日を生き切る。 「想像力」の極みで、死と対峙する。 果たしてそのことの意味が私にわかるだろうか。 すぐに読めるしモチベーションが上がります^^

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2011/04/17

仕事には、現実に流されないための錨である思想が大切である。 思想をつけるためには、死生観、世界観、歴史観が必要である。 ということを、説いている本。 生きていく上で、働く上で、必要な考え方を教えてくれる本であり、 これから、自分に迷ったときは、この本を読み返そうと思う。

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