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なぜ、働くのか の商品レビュー

4.1

30件のお客様レビュー

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2011/02/20

田坂宏志『なぜ働くのか』PHP文庫 読了。 日々、死に近づいてるこの命を何のために使うか。この大切な、かけがえのない人生を何に使うか。 これを問い続けること。そして使命を感じ、持つこと。使命感を持って生きる人間の高貴を持って生きる。 1人でも多くの若い人に読んでほしい本。

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2010/09/20

新たな考え方をもらった。 一番の驚きは、「明日、死ぬ」と思って生きている人がいることだ。 実際、死の縁に立たないと死の実感なんてわかないが、体験した人の話から想像することは可能だ。 想像力を働かせその状態に共感する。 余命数ヵ月と宣告されたら絶望しか生まないものだと思っていた...

新たな考え方をもらった。 一番の驚きは、「明日、死ぬ」と思って生きている人がいることだ。 実際、死の縁に立たないと死の実感なんてわかないが、体験した人の話から想像することは可能だ。 想像力を働かせその状態に共感する。 余命数ヵ月と宣告されたら絶望しか生まないものだと思っていたが、逆に一日一日を大切に生ききるという選択もあるわけだ。 そういう意味では、やれることは今日のうちにやる。 悔いを残さず全てに感謝し、全力で一日を生きられそうだ。 だって「明日、死ぬ」んだもの。

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2010/06/08

二十数年の私の人生において、何人か心から尊敬できる、目の色の違う人間に出会ってきた。私から見た彼等は何か生き急いでいるような、どこか違う時間の中で生きているように感じられた。使命、覚悟。この本を読み一つの答えを得た気がする。きっと彼等はそんなものを心に刻み生きていたのだろう。生死...

二十数年の私の人生において、何人か心から尊敬できる、目の色の違う人間に出会ってきた。私から見た彼等は何か生き急いでいるような、どこか違う時間の中で生きているように感じられた。使命、覚悟。この本を読み一つの答えを得た気がする。きっと彼等はそんなものを心に刻み生きていたのだろう。生死の深みの中で己の人生を考える、そんなことを教えてくれる、考えさせてくれる本。

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2020/01/07

「働くことは、収入を得ることのみではない。」 そう、思ってます。働くことで、自分自身も成長したいし、その仕事をすることが社会や人に夢とか希望とかを与えるものであって欲しい。少なくとも、その仕事は自分の価値観に照らし合わせても誰かを助け、自分がやるべきだと思えるものであって欲しい。...

「働くことは、収入を得ることのみではない。」 そう、思ってます。働くことで、自分自身も成長したいし、その仕事をすることが社会や人に夢とか希望とかを与えるものであって欲しい。少なくとも、その仕事は自分の価値観に照らし合わせても誰かを助け、自分がやるべきだと思えるものであって欲しい。さらに、その仕事を通してしか知り合うことのなかったお客さんや、仲間が自分自身の財産となり、「自身の経験値」と「人のつながり」と「実現できた誰かの夢」と「対価としての報酬」、それらのどれか1つだけじゃなく、全てを同時に得ることができるのが仕事であるべきじゃないかなと、そう、思ってます。 そういう意味で、この本の中に出てくる10のキーワードは、非常に深い、と感じました。 「思想」…現実に流されないための錨 「成長」…決して失われることのない報酬 「目標」…成長していくための最高の方法 「顧客」…こころの姿勢を映し出す鏡 「共感」…相手の真実を感じ取る力量 「格闘」…人間力を磨くための唯一の道 「地位」…部下の人生に責任を持つ覚悟 「友人」…頂上での再会を約束した人々 「仲間」…仕事が残すもうひとつの作品 「未来」…後生を待ちて今日の務めを果たすとき 投獄、戦争、大病、、命を賭けて、全力で死地に赴き、何かを掴んで帰ってきた人たちにしか見えない景色がある。死を宣告された人から見たら、世の中の全ての景色が輝いて見えたりするらしい。 働くことに、使命感を感じていますか?生きる喜びを感じて、毎日に全力を傾けていますか? 自分の人生が30日しかない人と、30年ある人と、今を生きるスタンスとして変えるべき何かがありますか? 今、隣にいてくれる人が、明日も一緒にいてくれる。 その可能性はつねに、100%にはならない。 そんなこの世界で生きていて、あなたは周りに振り回されて、やりたいことや、やるべきことがわからずに、「アクシデント」が起こるまでは日々をただ過ごしていくのですか? そういったことを考えさせられた本でした。 それと、なぜ、自分は成長したいと思うんだろう。 その疑問に対する答えが「決して失われることのない報酬が得られるから」なら、若いうちに成長するのは確かにいい選択なのかもしれないですね。 そんなことでも確信を持てると、もっともっと成長したいって思えたりもして。 やっぱり、本って、言葉って、世界を変える力があるなと思いました。 「今日一日、全力で過ごした。なんの後悔もない。」 毎日そう言って、ぐっすり眠りたいです。

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2010/05/16

仕事で迷ったときに読み返す本。 1時間もあれば読み終えられるので。 死生観と歴史観という大局のなかで仕事をとらえてます。

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2010/05/01

文庫本にして、この内容。 「働く」ということを切り口に、「生きる」ことの「死ぬ」ことを極限にまで見つめていく。 自分はたまたま医師としての道を閉ざし、いち零細企業の経営者になりつつあるのだが、この本は経営者としていかにあるべきかを教えてくれている。 もちろん、ああしろ、こうしろと...

文庫本にして、この内容。 「働く」ということを切り口に、「生きる」ことの「死ぬ」ことを極限にまで見つめていく。 自分はたまたま医師としての道を閉ざし、いち零細企業の経営者になりつつあるのだが、この本は経営者としていかにあるべきかを教えてくれている。 もちろん、ああしろ、こうしろとか説明してくれているわけではなく、何を思い、考えながら生きていくべきかを説いている。 何度も読み返してはボロボロになるまで読み続けたい一冊だった。

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2010/04/30

日常生活に忙しくなって、ふと原理原則を忘れそうになったとき、正しい場所に立ち戻してくれる。背筋の伸びる一冊。 田坂広志、好きです。

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2010/04/20

良書。書いてある言葉は重く、深いものばかりですが、1時間もかからずに読み終わります。若い学生にすすめる、というより、ある程度キャリアを積んだ30 代以降が読むといいように思います。

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2010/04/05

田坂先生の本を最近、集中して読み始めた。なかなか深いことを言っていてためになる。最近の一番のお気に入りは、資本主義の未来について書かれた本かな。 田坂広志著「なぜ働くのか~生死を見据えた仕事の思想」PHP文庫(2007) * 仕事の思想を見につけるには3つの原点から見つめること...

田坂先生の本を最近、集中して読み始めた。なかなか深いことを言っていてためになる。最近の一番のお気に入りは、資本主義の未来について書かれた本かな。 田坂広志著「なぜ働くのか~生死を見据えた仕事の思想」PHP文庫(2007) * 仕事の思想を見につけるには3つの原点から見つめることが必要である。①「死生観」とは生死という深みにおいてみることです。②「世界観」とは世界という広さにおいてみることです。③「歴史観」とは歴史という流れにおいてみることです。 * 人間誰しも、人生最後の場面に向かって歩んでいる。若き日に死生観と見につける。人は必ず死ぬとの覚悟を定め、いかに死ぬかを求め、思想を深めていく。 * 恵まれた境遇に生まれついた人間は、それを幸運と思うだけであってはならない。そうした幸運な境遇に生まれついたことへの「感謝」がなくてはならない。そしてその感謝の念は「使命」を自覚することによって、表されなければならない。 * 真の「知性」を我々は身につけることが大切である。生涯かけて問い続けても答えなど得られぬ問いをそれでも問い続ける力。世にあふれる安易な答えに流されることなく、精神の深みにおいて答えを求め続ける力。その魂の力こそが「真の知性」である。

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2010/03/18

非常に参考になったし、考えさせられました。 題名の答えは書いていませんが、問い続ける思想の大事さを気付かせてくれました。 やはり思いは大事ですね。 こう言った本は、大同小異で基本の思想は時代が変わっても、絶対に変わりませんね。 また、この著者から大事な考え方と言葉を教えてもらいま...

非常に参考になったし、考えさせられました。 題名の答えは書いていませんが、問い続ける思想の大事さを気付かせてくれました。 やはり思いは大事ですね。 こう言った本は、大同小異で基本の思想は時代が変わっても、絶対に変わりませんね。 また、この著者から大事な考え方と言葉を教えてもらいました。

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