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日本人の足を速くする の商品レビュー

3.5

27件のお客様レビュー

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2018/02/13

足の速さなんて運動神経だけかと思ったけど、いろんな試行錯誤で速くなるんだと分かった。たぶん、足だけじゃなくていろんなことも工夫次第なんだと改めて思った。

Posted byブクログ

2015/12/27

同い年なのに、いろいろ考えてるなあ。すごい。 ずいぶん昔の本で、北京オリンピック前に出されてるんだよね。これを読んで北京での結果を調べてみたのだが・・・・・残念。 でもまあ、いい指導者になりそう。頑張ってほしい。

Posted byブクログ

2014/05/24

陸上クラブのトレメニューを考える参考にしようと積読本から取り出しましたが、やはり内容が少し古かったです。 見直しそのものは、為末式かけっこメソッドの本やDVDで勉強します。

Posted byブクログ

2013/02/01

当然やけど、神童やったんですね。 まず、そこを再認識。 創意工夫しながら、自己研鑽に励む姿に、 刺激を受けます。 自分が自分自身にとっての一番のコーチであり、 自ら研究しながら、自己の向上の余地を探る過程こそが、 一番面白いですよね。

Posted byブクログ

2013/01/16

「日本人の足を速くする」 世界を席巻するアフリカ選手、ルメートルを先頭とする欧州出身選手、小国や諸島から誕生するメダリストやファイナリスト、彼らに勝つ為近づく為に、日本人はどうするべきか。 400mH選手と言えば、日本人として初めて世界選手権400mHのファイナリスト(199...

「日本人の足を速くする」 世界を席巻するアフリカ選手、ルメートルを先頭とする欧州出身選手、小国や諸島から誕生するメダリストやファイナリスト、彼らに勝つ為近づく為に、日本人はどうするべきか。 400mH選手と言えば、日本人として初めて世界選手権400mHのファイナリスト(1995年イエテボリ大会7位)となった山崎一彦選手、同大会の準決勝進出者でもあった苅部俊二選手、そして斎藤嘉彦選手が挙げられます。彼らが日本のハードルレベルを一気に上げてくれました。そんな彼らに続いたハードル選手が為末大、その人。 彼は、 2001年エドモントン、2005年ヘルシンキ世界陸上で銅メダルを獲得し、日本人でもトラック競技、しかも短距離種目に並ぶ難関種目で勝つことが出来る!ということを私に教えてくれました。あの走りを見たとき、2003年パリ世界陸上で銅メダルを獲った末續選手の走りと同じくらいの衝撃、興奮、感動が湧いてきました。一陸上部員には、喜び以外のなにものでもない! しかし、為末選手は、常に成功だけを掴んできたわけではありません。五輪での転倒と不振、400mで圧倒的強さを見せたジュニア時代からのハードル転向など数々のハードルを飛んできました、ただ速くなりたいという一心で。 中学高校時代、陸上部に属していた私は、一時ハードルをやっていました(中学時代)。種目は110Hで、県大会には行けずに、その後ハードルから離れました。ハードルはとにかく難しい、それが感想。しかし、110Hよりも難しいのが400Hです。さらに、言っちゃうと、400mを走りながら、ハードルを飛び越えるので、とにかく死ぬほど疲れるw、だから誰もしたくない、それが400Hw 中学時代でこんなんだから、世界になるとそれはそれは私の想像を越えた、体力と技術共に高いレベルが問われるんだろうと思います。実際、世界陸上や五輪のメダリストは、ハードル向きの肩幅が広く必要な筋肉のみあるすらっとした体型で、手足も長い。それでいて、タイムが良い。 そんな強豪相手に勝つ為に徹底的に強化したのが、技術です。ハードルを飛び越える一連の動きの綺麗さは、世界でも評価が高く、それを可能にする技術は、アフリカ系の選手のように恵まれていない選手でも勝てる!という可能性を示しました。中でも、ハードル間を13歩で走るというのは、相当凄まじいです。もう笑っちゃうくらいw アフリカ系選手などは、あれだけの足の長さでハードルを14歩で飛び越え、調子やタイミング次第で13歩で行くとされています。大抵、14、14、13、14みたいなバラバラな歩数でハードルを飛び越えようとすると、どこかでフォームを崩したり、タイミングがズレたりしてハードルを倒したり転倒したりするのですが、そこは足が長く、センスがある彼ら。なんとかしちゃうことがあるのです。しかし、歩数がバラバラである分、ハードルを飛び越える時間に差が出る。そこを突こうとしたのが、為末選手なんです! 全ハードルを13歩で飛び越えると、タイムを縮めることができ、彼らに勝つ可能性が上がる。その為には、ハードルを最短距離で飛び越える技術とフォームを身に付ける必要がある、勿論、体力や体幹の強さなども必須。かなり高いハードルです。 しかし、為末選手は、それをやり切った。それも苦悩しながらも、そこに楽しみを添えて。さて、そんな為末選手が考える足の速さとは。

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2012/10/13

最新刊を借りたかったがまだ配本されてなかったので、この本を借りて読んでみることに。 速くなるトレーニングについては、とてもわかりやすい文章で解説してくれているのですぐにでも実践できそう。 体育の授業でも取り入れて子どもたちといっしょにやってみたいなという気持ちも高まる解説でもあ...

最新刊を借りたかったがまだ配本されてなかったので、この本を借りて読んでみることに。 速くなるトレーニングについては、とてもわかりやすい文章で解説してくれているのですぐにでも実践できそう。 体育の授業でも取り入れて子どもたちといっしょにやってみたいなという気持ちも高まる解説でもある。 最新刊では、引退に至った経緯についても触れられているかもしれないので、この本の続編として楽しめたらなと思っている。

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2012/07/10

◆「ハードルの上で休む」・・・?◆ 速く走れたら・・・100m走に夢中になるのは、誰でも一度は憧れたからだろう。世界で勝つために「ハードルは日本人向き」だと直感した為末選手の観察力と判断力はやはりプロだったのだと思う。試合に勝つための様々な試みは、競技や選手を見る目が変わるヒント...

◆「ハードルの上で休む」・・・?◆ 速く走れたら・・・100m走に夢中になるのは、誰でも一度は憧れたからだろう。世界で勝つために「ハードルは日本人向き」だと直感した為末選手の観察力と判断力はやはりプロだったのだと思う。試合に勝つための様々な試みは、競技や選手を見る目が変わるヒントになる。 為末選手は、残念なことにロンドンオリンピックへの出場は叶わなかった。引退の理由もこの本を読むと納得できた。選手みんなの4年間の想いを、楽しみたい。

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2012/07/10

速く走るために。為末説。 特徴的だと思ったことは「コケるようになる感じ」と表現したことかな。 体が倒れ込んで行く力を利用するんだとか。 だから「腿を高くあげる」「地面を強く蹴ろう」はダメだそうです。 あくまで為末説です。ご参考までに。

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2012/04/08

読了。 親しくさせていただいている、ある意味尊敬する社外の先輩がTwitterで為末さんをフォローしていて、「彼はすごい」と絶賛されていたので読んでみた、為末さんの著書。 なるほど、ただものではない。 これだけ自分の頭で考えながら試行錯誤されているというのは本当にすごい… この本...

読了。 親しくさせていただいている、ある意味尊敬する社外の先輩がTwitterで為末さんをフォローしていて、「彼はすごい」と絶賛されていたので読んでみた、為末さんの著書。 なるほど、ただものではない。 これだけ自分の頭で考えながら試行錯誤されているというのは本当にすごい… この本が出た後の2007年の大阪での世界選手権、北京五輪では結果が出せなかったのは本当に残念。 そうそう、日本人は欧米人、とくに黒人とは骨格も筋肉のつき方も違うので、彼らと同じ走り方をしてはダメ、という為末氏。 では、日本人が最も速く走るための走法を一言で言うと、それは「(前のめりになって)コケそうになるのをこらえる感じで走る」だそうだ。 そして、速く走れるようになると、「おしっこの勢いが良くなる」そう。

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2012/04/04

それほど新しい概念は登場せず途中からはほとんど為末選手の自伝的な内容であった本書。早く走るメソッドはそれほど乗っていないが、プロフェッショナルの思考プロセスやそのメンタリティをうかがい知ることができるという面ではとても面白い。特に為末選手は哲学的な問いを常に自分に問いかけていく人...

それほど新しい概念は登場せず途中からはほとんど為末選手の自伝的な内容であった本書。早く走るメソッドはそれほど乗っていないが、プロフェッショナルの思考プロセスやそのメンタリティをうかがい知ることができるという面ではとても面白い。特に為末選手は哲学的な問いを常に自分に問いかけていく人であるのでそう言った部分の自分の感覚的な試行錯誤の過程を分かりやすく書き記してくれている部分は特に興味深い。 なかでも日頃の日本的な反復練習の意味合いとして"テンションの貯金"という概念を持って来たことは今からの自分の練習へのモチベーションの向上にも直結するような素晴らしい考え方だと感じた。

Posted byブクログ