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食品不安 の商品レビュー

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2013/07/26

これまで読んだ食の安全についての本は、添加物や農薬の基準値がいかに安全かを説いたものが多かった。 でも、残留農薬や違反食品のように、その基準値を超えたものがあるのではないか?という不安は、これらの本ではぬぐえなかった。 この本を読んで、初めてそのリスクの大きさ(小ささ)がわかっ...

これまで読んだ食の安全についての本は、添加物や農薬の基準値がいかに安全かを説いたものが多かった。 でも、残留農薬や違反食品のように、その基準値を超えたものがあるのではないか?という不安は、これらの本ではぬぐえなかった。 この本を読んで、初めてそのリスクの大きさ(小ささ)がわかった。 しかし、世の中ではこのリスクは過大評価されがちだと思う。 「安全は科学、安心は心理」と述べられている通り、 自分では本当に守られているのか判断することができない、自分で注意することができない という点から、不安を大きく感じてしまうのだと思う。 科学的な面での「安全」は、専門家が正しく伝え、消費者がきちんと理解する必要があるものの 心理的な面での「安心」は、安全性を理解したうえでも不安に思うのであればしかたない、避けてもらうしかないと思った。 ただ、誤解された情報をもとに不安に思われることのないよう、安全性に関してのコミュニケーションを取っていくことが大切だと思った。

Posted byブクログ

2011/05/31

[ 内容 ] BSE、遺伝子組換え農産物、農薬、食品添加物など、日々の食物に不安を抱くことが多くなってきた。 けれども、なぜ、どのぐらい危険なのかを理解している人は少ない。 実際には私たちが思っているよりも「安全」であることがほとんどなのである。 それどころか、本当の食の危機は、...

[ 内容 ] BSE、遺伝子組換え農産物、農薬、食品添加物など、日々の食物に不安を抱くことが多くなってきた。 けれども、なぜ、どのぐらい危険なのかを理解している人は少ない。 実際には私たちが思っているよりも「安全」であることがほとんどなのである。 それどころか、本当の食の危機は、別のところから迫って来ている。 本書では、「安全」を「安心」へと変えるための意識改革を提案する。 [ 目次 ] 序章 食の安全は確保されているのか 第1章 食の不安の源流を探る 第2章 食品添加物とは何か 第3章 残留農薬はどのぐらい危険か 第4章 安心を手に入れるには科学知識が必要 第5章 食品表示があなたを守る 第6章 安全と安心の境界を考える 第7章 危機にある日本の食生活 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ