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戦略の原点 の商品レビュー

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16件のお客様レビュー

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2023/06/29

基本原理がわかりやすく、ケーススタディも豊富かつポイントが抑えられていてあっという間に読み切りました。

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2016/07/18

著者は、本書発行当時、テキサス大学で、戦略をはじめとする経営学を教えていた。 本書は、経営戦略について、相当に的を絞って執筆されたもの。厚手の教科書的なものに比較して、短時間で読めるが、こういったことを専門にするわけではないのであれば、これで充分。

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2014/01/11

経営者にとっての基本、つまり素振りの要素が満遍なく触れられている一冊。入門書としては、とても良い本だと思います。 感銘を受けたのは、「結びにかえて」にある次の一文。経営者にとって、意思決定とは何て重いものだなのだろうと思いました。 ー 勇気とは、失敗を恐れないことではなく、失...

経営者にとっての基本、つまり素振りの要素が満遍なく触れられている一冊。入門書としては、とても良い本だと思います。 感銘を受けたのは、「結びにかえて」にある次の一文。経営者にとって、意思決定とは何て重いものだなのだろうと思いました。 ー 勇気とは、失敗を恐れないことではなく、失敗を恐れながらも挑戦する強い気持ちであるとすれば、経営とは大変勇気のいる仕事です。 ー

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2011/09/18

9/17【前】戦略の基本を身につける。野球でいう、素振りのような毎日の基本となる考え方。 【後】事業戦略を考えるときに、競合よりいかに勝っているかなど、他者を意識する大切さに気付いた。視野が狭く、内向きにならないように努める。

Posted byブクログ

2011/07/05

現KBSの清水先生の著。 著者自ら「素振り」と表しているように、戦略論の「基礎」的内容。 しかし、原点というタイトルの通り、いわゆる「そもそも論」に踏み込んでおり、 何でも所与のものとして受け入れるのではなく、 それが正しいのか?疑ってみる、確認してみる必要性について言及を さ...

現KBSの清水先生の著。 著者自ら「素振り」と表しているように、戦略論の「基礎」的内容。 しかし、原点というタイトルの通り、いわゆる「そもそも論」に踏み込んでおり、 何でも所与のものとして受け入れるのではなく、 それが正しいのか?疑ってみる、確認してみる必要性について言及を されている点は、自身が先般読んだ著者の「戦略と実行」にも通じる。 強みとは?業界とは?成熟化とは?等、 何も考えずに使ってしまいがちなだけに、自省する必要も感じた。 コスト戦略と差別化戦略についても、そもそも論の立場から、 著者なりの解釈を加えていた点は新たな知見も得られた。 これから、戦略論を学ぶ方の入門編として大変良い本だと思う。

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2011/07/03

ファイブフォース分析 スイッチングコスト 国際化に対する3つの戦略(4象限の3つ) 縦軸:国際的に見たビジネスモデルの統一性(小->大) 横軸:当該国のニーズへの対応(小 -> 大) 大・小 (左上)グローバル - 他国で成功したモデルをそのまま使う 小・大 (右下)...

ファイブフォース分析 スイッチングコスト 国際化に対する3つの戦略(4象限の3つ) 縦軸:国際的に見たビジネスモデルの統一性(小->大) 横軸:当該国のニーズへの対応(小 -> 大) 大・小 (左上)グローバル - 他国で成功したモデルをそのまま使う 小・大 (右下)マルチドメスティック - その国の文化やニーズに合わせてモデルを変える 大・大 (右上)トランスナショナル - 双方を兼ね備える 何が同じで、何が違うか、あるいは何を変えずに、何を変えるか。(環境変化に対する企業の本質的な課題) サイキックディスタンスパラドックス (心理的距離の逆説) 同じ様な国だから(同じアジアだから)似ているという思い込みのために、小さいが重要な違いを見逃してしまうこと。 部下が才能を発揮するのが良いリーダーとの指摘もある。 勇気とは、失敗を恐れないことではなく、失敗を恐れながらも挑戦する気持ち。 意思変更の柔軟性を考える場合、そもそもそうした問題に注意が払われるか、注意を払った後に的確な評価ができるか、さらに評価をした後に迅速に行動できるかが問題になる。注意・評価・行動。 問題が起こる前に備える。 新しいことを行うときには結果をきちんと測る。 リーダーは部下に弱気を見せてはいけません。「絶対に成功する」のです。一方で、リーダーはノミの心を持っていなくてはなりません。実行にあたる部下には知らないふりをしてでも、もしもの場合に備えをしておかなくてはならないのです。

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2012/03/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

筆者自身もいうように野球でいう「素振り」的な内容です。 新しいネタは少なかったですが、短時間にサクサク読めますし、ポイントがまとまっていてよいと思います。 ===メモ=== ・戦略とは強みを生かすこと ・どの顧客セグメントを選び、どの顧客セグメントを捨てるかという決断が  なくては、「差別化」をするこをはできない。 ・問題を考えるときは、客観的な事実、できれば数字から始める ・もし、すべての顧客のニーズを満たそうとすれば、  結局誰のニーズも満たせない。 ・4つの戦略オプション  M&A、JV(50%)、提携(ライセンス料)、自前 ・完璧な補完関係にあるということは、全然違うということ ・勇気とは、失敗を恐れないことではなく、失敗を恐れながらも  挑戦する気持ち ・意思決定は、常に不確定な中でされなくてはなりません ・フレーミング効果:損をしているときは、よりリスクの大きい賭けに出がち ・サンクコスト・バイアス:せっかくここまでやったのだから、  やめるのはもったいない ・リーダーは社員に弱気を見せてはいけません。  「絶対に成功する」のです。

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2011/01/31

内容はいたって普通の戦略立案の本。 解説も別に目新しいものではないが、どのような場面でどのようなフレームワークを用いると効果的かがよく書かれている。 その際に、重要なことであるが、フレームワークは答ではなくて、方法であるということを再三にわたり繰り返しているということだ。 よく...

内容はいたって普通の戦略立案の本。 解説も別に目新しいものではないが、どのような場面でどのようなフレームワークを用いると効果的かがよく書かれている。 その際に、重要なことであるが、フレームワークは答ではなくて、方法であるということを再三にわたり繰り返しているということだ。 よくケース問題を解くと、必ずBCGのマトリクスを使って満足気になっている人間がいるが、そんな人には目からウロコが落ちる本であると思う。 戦略的な思考法ならばBCGの内田氏の書籍が参考になるし、フレームワークならばそれに特化した専門書のほうが実用的だし、応用もきくと思う。 この手のような万人受けする書籍はわかりやすいのだが、実際に戦略を立案する際には??な状態になってしまうので、THE入門書として最適だと思う。

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2010/02/16

経営戦略とは、戦略とは、ある一定の目的を達成するために、ターゲット顧客を絞り込み自社固有の強み(ユニークネス)を持ちいつつ、競争相手と比べてより安いまたは、より価値のある商品・サービスを提供するための将来に向けた計画である。3Cをベースに戦略策定プロセスの基本が展開されている。外...

経営戦略とは、戦略とは、ある一定の目的を達成するために、ターゲット顧客を絞り込み自社固有の強み(ユニークネス)を持ちいつつ、競争相手と比べてより安いまたは、より価値のある商品・サービスを提供するための将来に向けた計画である。3Cをベースに戦略策定プロセスの基本が展開されている。外部環境、内部環境を分析して事業戦略を考える。その事業戦略にどのように資源を分配するかが企業戦略である。 このの根底には、フレームワークだけではうまくいかず、組織としての緊張感やコミュニケーション、考えることを匂わせる本だと感じ取れる。また、ポーターが嫌い無いなのかな?とも。 戦略について深堀するのではなく、ざっと全体を把握するには適切な1冊だと思います。

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2009/12/26

テキサス大学サンアントニオ校でMBAコースを教えている著者が書いた戦略論の基礎。著者が「素振り」と呼ぶ通り、本書の内容はこの分野を興味を持って見ている人にとっては基本的なことばかりと言っていいかと思います。その意味で物足りないと感じますが、読みやすくコンパクトですので、確かに「素...

テキサス大学サンアントニオ校でMBAコースを教えている著者が書いた戦略論の基礎。著者が「素振り」と呼ぶ通り、本書の内容はこの分野を興味を持って見ている人にとっては基本的なことばかりと言っていいかと思います。その意味で物足りないと感じますが、読みやすくコンパクトですので、確かに「素振り」としてはよいものなのかもしれません。 最後に自分も好きなパスツールの言葉、"Chances Favors the Prepared Mind"(偶然は準備のある心の持ち主に微笑む)が出てきたので好感度アップ。そういえば、この間読んだ『MOTの達人』にも出てきたな。

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