封印作品の謎 の商品レビュー
面白くて一気読み。 ウルトラセブンの12話の話がこれだけ表だって書かれているものを読んだのは初めてだ。 ブラックジャックの未収録作品があるというのも聞いてはいたが、内容(もちろんそれが未収録になっている事情も)をまったく知らなかったので、興味深かった。 それにしても、取材し...
面白くて一気読み。 ウルトラセブンの12話の話がこれだけ表だって書かれているものを読んだのは初めてだ。 ブラックジャックの未収録作品があるというのも聞いてはいたが、内容(もちろんそれが未収録になっている事情も)をまったく知らなかったので、興味深かった。 それにしても、取材しづらい内容をよく調べたものだと思う。
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テレビ番組や漫画で一度は放映あるいは、出版されたのに、今となっては公開されない作品がある。それらの謎について調べたのが本書。今また見たいものとしては、ウルトラセブンの12話と、映画ノストラダムスの大予言かなぁ。
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当時、特撮ヲタになりたくて、セブン12話封印の件を詳しく解説してる 文献を探してたらぶち当たった一冊。 この方の、取材に対する恐ろしいまでの熱情には感銘を受けるし、世の中のタブーを暴こうとしてるあたり、ある意味インモラルなのに姿勢が何故かどこまでも紳士的なとこがものすごく気に入っ...
当時、特撮ヲタになりたくて、セブン12話封印の件を詳しく解説してる 文献を探してたらぶち当たった一冊。 この方の、取材に対する恐ろしいまでの熱情には感銘を受けるし、世の中のタブーを暴こうとしてるあたり、ある意味インモラルなのに姿勢が何故かどこまでも紳士的なとこがものすごく気に入った!
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曖昧なままに終わっている部分もあるが、会社を辞めてまで 真相を追い求める作者の姿勢に脱帽。 サブカル好きな方々にとってはオススメの一冊。
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テレビ、コミック、映画と何らかの事情で、一度は公開されながら封印された作品について、その理由を追求したルポ。臭いものに蓋という体質がよくわかる。何よりとことん追求しようという著者の姿勢に感心する。個人的なことですが、封印前のブラックジャック4巻、持っています。
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日本のサブカルチャー史における封印作品の経緯を追ったルポ。 時代背景や日本のクレームに対する「臭いものに蓋」体質がよくわかります。 初めて知る事実などもあり興味深い内容ではあるのですが、想像外のエピソードがない点がもうひとつな感じでした。
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(推薦者コメント) 『ブラック・ジャック』は、手塚治虫の極めて有名な作品である。そんな『ブラック・ジャック』には、封印されたタイトルがある。何故、こんなにも有名な作品なのに、世間から抹殺されてしまう必要があったのだろうか。本書では、そのような不可解な「封印作品」のその封印理由と、...
(推薦者コメント) 『ブラック・ジャック』は、手塚治虫の極めて有名な作品である。そんな『ブラック・ジャック』には、封印されたタイトルがある。何故、こんなにも有名な作品なのに、世間から抹殺されてしまう必要があったのだろうか。本書では、そのような不可解な「封印作品」のその封印理由と、それの根底にある社会的問題を探る。
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封印作品。。。わいせつ図書とかの発禁作品とは異なり、発売元や版権元が自主規制した結果、封印されてしまった作品だ。その封印理由も様々で謎が多い。 そういった謎に迫るため関係者を取材するが、すんなり話が聞けたり、何やら陰謀めいた話に展開したりと二転三転する。会社を辞めてまで執筆に...
封印作品。。。わいせつ図書とかの発禁作品とは異なり、発売元や版権元が自主規制した結果、封印されてしまった作品だ。その封印理由も様々で謎が多い。 そういった謎に迫るため関係者を取材するが、すんなり話が聞けたり、何やら陰謀めいた話に展開したりと二転三転する。会社を辞めてまで執筆に取り組んだ筆者の執念を感じた。 封印モノとしては有名すぎる『DVDウルトラセブン』のスペル星人から入り、同じく円谷プロの『怪奇大作戦』や手塚治虫の『ブラック・ジャック』まで、とても興味深い封印ネタを扱っています。
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本来伝えたいはずのテーマがあり、 伝えるためのツールを差別であると感じる人。 放っておけば差別を行いかねない人、誤解。 適正に反論しない人たち。 差別を封じるための働きがさらに被差別者を「特殊」に扱う差別性。 目的と手段。知らせなければ起こり、知らなければ矢張り起こりうる差別。 ...
本来伝えたいはずのテーマがあり、 伝えるためのツールを差別であると感じる人。 放っておけば差別を行いかねない人、誤解。 適正に反論しない人たち。 差別を封じるための働きがさらに被差別者を「特殊」に扱う差別性。 目的と手段。知らせなければ起こり、知らなければ矢張り起こりうる差別。 どうすりゃいいんだろう。 問題提起をする作品はあらかじめ断っておいて、 子供とともに作品を一緒に見おわったあと、語り合うというのはどうだろう。 そういや、ワタシャ純正の被爆二世(長崎)なんだよ。 祖父母のリアルな被爆体験を聞かされていても スペル星人の造形と説明に嫌悪を覚えないのは、鈍いのかな。 周りの人たちより、『本人』たちがどう思っているのかが知りたい。
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2007/5/13購入。2007/5/23読了。 セブンや怪奇大作戦、BJに関してはそこそこ予備知識も持っていたが、大予言やO-157ゲームのことは知らなかった。 2巻目も追って出るようなのでそちらも読んでみたい。
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