マリオネットの罠 新装版 の商品レビュー
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初めて赤川次郎先生の作品を手に取りました。 長篇処女作とのことで評価も高く期待して読み進めました。 まさかあなたがマリオネット操者なのかと驚かされると共に、切なくも素晴らしい作品でしたね。
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赤川次郎さんの本を恐らく20年ぶりくらいに読んだが、以前の印象よりずっと良かった。と思ったら、あまり軽いところのない読みやすい本だったみたい。話としても面白かった。かなり詰込みではあり、凄い数の人が出てくるしころされるし、最後の数ページでそこまで語る!?という感じ。あとがきを読ん...
赤川次郎さんの本を恐らく20年ぶりくらいに読んだが、以前の印象よりずっと良かった。と思ったら、あまり軽いところのない読みやすい本だったみたい。話としても面白かった。かなり詰込みではあり、凄い数の人が出てくるしころされるし、最後の数ページでそこまで語る!?という感じ。あとがきを読んで、最初の長編だったことを知って気合が入っていたんだろうと納得した。今や著書は650冊を超えるらしい。凄すぎる!
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ページをめくる手が止まらなかったです。 建物や登場人物がリアルに想像できて 怖かったけどスリル満点でした〜。 最後まで、まさかの展開にびっくり。 面白かったです。
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元祖!どんでん返しと謳うだけあり、正しくその通りでした。1977年の作品らしいんですが、すごく読みやすくサクサクすすむ 今風のどんでん返しというよりかは、 2時間サスペンスの様な、金田一少年の事件簿の様な、古畑任三郎の様な そんな感じです!良い!
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順当すぎて不安になりながら読み進めたが、しっかり驚かせてくれた。 全く示されていない背景を最後にガッツリ盛り込まれ、多少無理矢理な感じがした。
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1977年の作品。 とんでも展開だが勿体ぶらない展開の早さが良かった。 全部で5章あるが、どの章も見どころがあって飽きずに楽しめた。 当たり前の様にワンナイトをスルーするのも伏線だったり、いかにもやらかしそうな寝ぼけボーイが事態を暗転させると思いきや好転させたり。 フィクションもフィクションだが、これが私のイメージする小説という感じだった。 赤川次郎は学生時代に一冊だけ読んでいて、覚えているのは小説を一冊読み切った達成感だけで内容は何も覚えてない。タイトルさえも。 新しい登場人物が出てきたと思ったら殺され、また次も殺され、いちいち驚いて読んだが、読み終わった後にあらすじを見ると「連続殺人事件」と書いてあり、やっぱり先にあらすじを見なくて良かったと思うし、あらすじ不審になってる。 が、見るか見ないかは自分で決められるので特に問題は、無かった。 ちなみにこの小説のあらすじはネタバレなんかしていなくて、相当何も書いてない。
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赤川次郎さんの本を読んだのは何十年振りだろう…「晴れときどき殺人」だったかな。内容は覚えてないけど、まだ子どもでドキドキしたのを覚えてる。 こちらの本もドキドキハラハラ。 手記読んだ後に推理した結末と違った。自信あったのに(笑)当たらなくて良かったけど。 タイトルの意味を考える...
赤川次郎さんの本を読んだのは何十年振りだろう…「晴れときどき殺人」だったかな。内容は覚えてないけど、まだ子どもでドキドキしたのを覚えてる。 こちらの本もドキドキハラハラ。 手記読んだ後に推理した結末と違った。自信あったのに(笑)当たらなくて良かったけど。 タイトルの意味を考えると、なるほど納得。 ちょっと苦手な分野もあったけど面白かった。
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郊外の館に広がる非現実的な光景から俗世間で巻き起こる殺人事件、謎の組織、そして海外までも事件に内包されながら全てが風呂敷に収まっています。 ミステリーであると同時にサスペンスフルな映画を観ているようです。 ミステリは展開を推理する、先読みしていくのが勿論一つの楽しみであります...
郊外の館に広がる非現実的な光景から俗世間で巻き起こる殺人事件、謎の組織、そして海外までも事件に内包されながら全てが風呂敷に収まっています。 ミステリーであると同時にサスペンスフルな映画を観ているようです。 ミステリは展開を推理する、先読みしていくのが勿論一つの楽しみでありますが、今作はそんなことしていられませんでした。 章によって主人公が替わり、常に危険に満ちていて、気付いた時には解決編です。 ラストの解決も素晴らしいですがそこに至るまでの疾走感たるや、閉鎖的で荘厳なミステリでは中々味わえないでしょう。
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最初の連続殺人から心が持って行かれた。結婚式の辺りはダレるけども、全体的に面白いと思った。ドラマ化や映画化してなさそうなところが良い。
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