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人生自ら楽しむ 友と笑い の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2014/11/01
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※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] <1> ときに病み、悩み、つまずき、迷いながらも、生きることについて読者と共に考え、語り続けてきた著者による、人生の名エッセイを新たに精選。 弱虫、意気地なしにも、きっと生きる力、信じる力がわいてくる。 待望の遠藤周作エッセイ選集の第一巻。 <2> 作家は生涯「人間を見るための旅」を愛した。 ときに悲哀を秘めた歴史の地に身を寄せ、ときに生きる意味を求めて異国の地を訪ね、ときに気ままに小さな裏路をぶらぶら歩く。 遠藤文学の作品背景となる土地・場所を巡る旅から、狐狸庵節が楽しいユーモラスで遊び心に富む旅まで、妙味あふれる紀行・随想を集成。 遠藤周作エッセイ選集の第二巻。 <3> 遠藤周作は「作家・遠藤周作」だけではない。 狐狸庵山人と称して珍妙な滑稽話を語り、文壇ではイタズラ小僧となって笑いを招き、一個人ではダンス・演劇・コーラス・碁・英会話・釣り・競馬・お茶に挑戦する「自楽」の達人である。 仲間・家族・読者から珍客・動物にいたるまで、面白くも心温まる出会いと交遊と話の数々。 遠藤周作エッセイ選集第三巻。 [ 目次 ] <1> 1 人生のことを語りたい(何一つ無駄ではなかった;人生のことを語りたい;窓からの情景 ほか) 2 共に生きたということ(恋を失ったとき;安定は情熱を殺し、不安は情熱を高める;秘密は秘密として活かしたい ほか) 3 自分がいつ、どこで死ぬか(死について;合わない洋服;私とキリスト教 ほか) <2> 1 そこに住んだ人の人生(歴史の旅;信長のこと;天下を変えたマヌケ男 ほか) 2 異郷にある自分(仏蘭西にいく船に乗って;旅人と猿と;ペナン島の異邦人 ほか) 3 ぶらぶらと小さな裏路を歩いて(はやってない仙台の狐狸庵;秋風に焼くラブ・レター;知らない町を歩いてみたら ほか) <3> 1 狐狸庵いたく感動感銘(悪戯のすすめ;あわて者実録;思いちがい ほか) 2 小説家たちとの交際(飲みはじめた頃…;道玄坂の酒と食べ物;四畳半のスラバヤ殿下 ほか) 3 自楽を持ちたい(私と唄;江戸の漢詩;自ら楽しむ ほか) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted byブクログ

2011/12/14

遠藤周作って実は読んだ事無い。これはエッセイ選集第3巻だけど図書館で目についたので読んでみた。 この人のユーモアはたぶん僕の年代で若い頃だったら、全然笑えなかっただろう。ナイーブさを完全に拒絶するたしなみだ。今の歳だからこそ、しんみりとして、ちょっと癒されるような気分で読む事が出...

遠藤周作って実は読んだ事無い。これはエッセイ選集第3巻だけど図書館で目についたので読んでみた。 この人のユーモアはたぶん僕の年代で若い頃だったら、全然笑えなかっただろう。ナイーブさを完全に拒絶するたしなみだ。今の歳だからこそ、しんみりとして、ちょっと癒されるような気分で読む事が出来た。年相応に自分に合う本は気がつくと寄ってくる。

Posted byブクログ

2011/09/15

表題どうり。先生はたぶん孤独が嫌いだから。ひとりでいるよりも他の人とすぐ絡んで行動に移す。ナンにでも好奇心を持って。コーラス団作ったり素人劇団作ったり囲碁会集ったり。何といっても先生はそのキャラがいい。笑える。ベナレスで自称世界一という占い師に前世は「鳩」と言われ。「そうです。鳩...

表題どうり。先生はたぶん孤独が嫌いだから。ひとりでいるよりも他の人とすぐ絡んで行動に移す。ナンにでも好奇心を持って。コーラス団作ったり素人劇団作ったり囲碁会集ったり。何といっても先生はそのキャラがいい。笑える。ベナレスで自称世界一という占い師に前世は「鳩」と言われ。「そうです。鳩です。あなたは矢で尾をうたれて死んだ。」「じゃあ来世は何になりますか。」「鹿。」

Posted byブクログ