話し上手 聞き上手 の商品レビュー
“話し上手・聞き上手”をテーマに、著者が行っている3日間の授業をまとめた本書。 文字を追っているはずなのに目の前で齋藤氏の授業を受けているかのようなライブ感。齋藤氏の著書は数冊読んでいるが、何らかの琴線に触れるものを残してくれる。 具体的な「行い」と「何故」そうするかが明確で、実...
“話し上手・聞き上手”をテーマに、著者が行っている3日間の授業をまとめた本書。 文字を追っているはずなのに目の前で齋藤氏の授業を受けているかのようなライブ感。齋藤氏の著書は数冊読んでいるが、何らかの琴線に触れるものを残してくれる。 具体的な「行い」と「何故」そうするかが明確で、実践のハードルもさほど高くないアイデアが多く紹介されている。基本的に相手ありきの課題が多いので周囲を巻き込みながら習慣化していきたいと思った。 本書を読んで目指せコミュニケーション上手。 ~memo~ ・聞くこと>話すこと ・“話を聞いた”は、その内容を第三者に正確に話せるレベルのこと ・ネタ帳を作る ・話の取っ掛かりとなる“偏愛マップ”を作成する ・浅くとも幅広く知識をつけ、話し手の知識で埋めていく ・本を読むと言葉が洗練される
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齋藤先生が大学で実際に行っている3日間の集中講義がもとになっています。この3日間でかなりコミュニケーションの技を身につけることができそうです。偏愛マップとか「すごいよ!」シートなどは他でも読んだことがあったのですが、今回初めて知ったおもしろそうな話題は「圧迫面接」です。これは複数...
齋藤先生が大学で実際に行っている3日間の集中講義がもとになっています。この3日間でかなりコミュニケーションの技を身につけることができそうです。偏愛マップとか「すごいよ!」シートなどは他でも読んだことがあったのですが、今回初めて知ったおもしろそうな話題は「圧迫面接」です。これは複数の面接官から矢継ぎ早に質問されるというものです。のんびり考えているひまはありません。的確に短く、その場の状況に合わせて柔軟に答える必要があります。決まった質問事項に対して、あらかじめ答えを用意していってもむだということです。常日頃からいろいろものを考えていないといけないのでしょう。ところで、この講義で使われている手法の多くが、私が受けたリーチング指導者養成研修でも使われていました。どこかに原型があってそれを使っているのか、齋藤先生が独自にあみ出したものばかりでもないでしょうし、きっといろいろな人が工夫してやってきたことを、みんなで共有していっているのでしょうね。おもしろそうなものはどんどん私の授業にも採り入れていきます。
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まとまりがなく感じて、読んでもあまり頭に残らなかった。 言われたことを要約できたり、言うことを事前に考えておいたりだとかをどれだけ心をこめてできるかというか、当たり前といえば当たり前やけどむずかしいことが書かれていた。 齋藤さんのすごいところはこれをトレーニングとして確立している...
まとまりがなく感じて、読んでもあまり頭に残らなかった。 言われたことを要約できたり、言うことを事前に考えておいたりだとかをどれだけ心をこめてできるかというか、当たり前といえば当たり前やけどむずかしいことが書かれていた。 齋藤さんのすごいところはこれをトレーニングとして確立しているところ。
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話を聞いたとは再生できること。要約して話せる力をつける。そのためにはメモをとる習慣をつけることが大事だとわかった。 読むことにも通じると思う。読んでひとに話せてこそ、読み理解していることがわかると思うからだ。 電子辞書がすごく欲しくなり、質問事項をメモしながら聞こうと思った。ネタ...
話を聞いたとは再生できること。要約して話せる力をつける。そのためにはメモをとる習慣をつけることが大事だとわかった。 読むことにも通じると思う。読んでひとに話せてこそ、読み理解していることがわかると思うからだ。 電子辞書がすごく欲しくなり、質問事項をメモしながら聞こうと思った。ネタ帳、偏愛マップ、ブックリストにも興味を持った。シェイクスピアの「マクベス」、ドエトエフスキー「カラマーゾフの兄弟」を読みたいと思った。
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授業で教わった先生の本だったので読んでみた。 実際自分も話をきいたつもりになっていた。 いきなり今話したことを再現しろと言われても・・・・ これからはきちんとメモをとろう。 話し上手な人は本当にすごい。あこがれる。 私はだらだらと話をしてしまいがちだが、短く的確に話せるように、家族に話したり、一人で(ちょっと虚しいけど)練習していこう。 目指せ話し上手。
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[ 内容 ] 人間関係を上手に構築するためには、コミュニケーションの技術が欠かせない。 要約、朗読、プレゼンテーションなどの課題を通じて、会話に必要な能力を鍛えよう。 [ 目次 ] はじめに―話し上手、聞き上手は人間関係構築の必須技 授業一日目(まずは話すより、聞くことから始めよ;話す効用は「ああ、そうだ」と思い出すこと;話を「聞いた」という基準とは? ほか) 授業二日目(偏愛マップでコミュニケーション;話の最初のほうで、相手の嗜好を探る;聞き上手は、学び上手で影響上手 ほか) 授業三日目(情報の集積地になろう;アイデンティティは綱引きの綱;イメージを言葉に変えてみる ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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聞き上手は話し上手、話し上手は聞き上手。 どういうこと? 中学生にもわかりやすい言葉遣い。 これぞ平素の言葉。 著者が大学の先生なので、「話す・聞く」の能力をどうやって伸ばすかの実践例も少し。 学校の先生にお勧めかも。 私も家族を相手に練習中。
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■この本を知ったきっかけ 本屋でみつけて ■読もうと思ったわけ ちくまプリマー新書で読みやすそうだったから。 著者の『違和感のチカラ 最初の「あれ?」は案外正しい!』が結構よかったから。 ■感想 授業の内容を本にしたもの。 だから実践的ではあるのだが、読んだだけではダメ。ち...
■この本を知ったきっかけ 本屋でみつけて ■読もうと思ったわけ ちくまプリマー新書で読みやすそうだったから。 著者の『違和感のチカラ 最初の「あれ?」は案外正しい!』が結構よかったから。 ■感想 授業の内容を本にしたもの。 だから実践的ではあるのだが、読んだだけではダメ。ちゃんと実践しないと身につかない。 とは言っても、一人でできないものばかりである。 だが、実際にこの本の授業を受けると間違いなくコミュニケーション能力は向上するだろう。 一度著者の授業を受けてみたいものだ。
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勉強になることが書いてあった。 とりあえず聞き上手は需要があって 「聞く」ということは「相手の言ったことをリピートできる」ということである。 音読やゲームなどを通して コミュニケーションを円滑に行っていく様子が 如実に描かれていた。 もう一度まとめるといいかも。
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著者の斎藤孝さんが実際に行ってる コミュニケーションの授業を本にしたもの。 面白い授業をしてるんだなぁというのが感想。 自分でも課題をやってみたら、 自分の話すことに対する意識の低さを痛感。 でも、質問力とかコメント力の方が 私は読みごたえがあって、ヒットでした。
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