東京夜話 の商品レビュー

いしいしんじ【著】

2009/10/04

この人に目線で見た東京はこんなだったのか。
まぁ、そうだよなぁ。

夜、寝る前に読むのにちょうど良い本。

田町のバーみたいなの、良いですね。

2009/10/04

東京に出たら、何でも出来る気がした。
東京に行けば、どんな物でも手に入ると思った。
東京に住めば、色んな人に出会えると思った。

上京前に抱いた「東京」のイメージは、どれ位当たりだったろう？

いしいしんじデビュー作、東京の街を舞台とした１８篇の短編集。
いしいさん独自の視点から、東京はこんなふうに写るのか。

築地の「クロマグロとシロザケ」、新宿の「天使はジェット気流に乗って」はとても好き。

もう少し、東京という街を知ってから、もう一度読もうと思う。

2009/10/04

○「やわ」なだけにやわな弱いところが結構あったかなぁ。でも結構好き。いしいしんじらしく、どっかおとぎ話的で写真を撮ることに似ていた。通過するだけの街を侵入者なりに見て、自分のものにおさめようとした感じがする。写真と違って「言葉」を使って。

2009/10/04

200707　著者初物。言葉使い、表現方法、想像力、いしいさん面白いな！どこも知っている地名だけにその視点の面白さに脱帽。他作品にも興味ありです。好きな作家さんにランクイン！？

2009/10/04

いしいさんの世界観、やっぱりだいすきだ！！
東京を舞台に語られる不思議な童話
こんな視点で東京を見ることができるってのがすごい

2009/10/04

よるのそらには数多の星が輝いている
つよいひかりやあわいひかり
そのひとつひとつがそらのことわり
やさしいはなしやかなしいはなし

2009/10/04

このひとのなんだろ、妙にかわいい想像力とか、いいな。すきだな。「そこにいるの？」がとてもすき。「クロマグロとシロザケ」もすごくいい。

2009/10/07

この作者が日常に則した変な話を書くなんて新鮮。もっとあからさまにファンタジックな設定の作品の方が好み。

2009/10/04

この本に収録されている「クロマグロとシロザケ」。今でも話を思い出すだけで涙が。リアルさを追求しようとがんばってるそこらの恋愛小説よりよっぽどリアルで切ないです。マグロなのに、サケなのに…。すごいです、いしいさん。

2009/10/04

”メルヘンいしいしんじ”
を　もとめて読むとやけどします　ぶっ　　笑

東京の裏ガイドブック。