哲学の道具箱 の商品レビュー
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・絶対的と相対的 (Absolute / Relative)(139) ・倫理的相対主義 「何が正しくて何が間違いかは、君がどこの人間か、いつの時代の人間か、もっと言えば君が何者かによる」
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【由来】 ・何で知ったんだっけ?最初のトリガーは読書猿で、確か「複眼的思考法」からの関連本だったような気が。 【期待したもの】 ・ 【要約】 ・ 【ノート】 ・
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140726 中央図書館 耳にしたような気がするTool名称が、玉手箱みたいに詰まっているので、知性(っぽい)ものに無邪気なあこがれをいだく小児のような私には、とても面白かった。でも、中身は結構むずかしい。
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哲学ジャーナリストによる大変素晴らしい著作。 少し哲学を勉強したい初心者が気になるトピックだけ読むのもよいし、ある程度の以上の専門知識があるなら、哲学の方法論をバランスよく概観することができる。個人的には、全くの入門書というよりも、多少(分析)哲学勉強した人が基本事項を復習す...
哲学ジャーナリストによる大変素晴らしい著作。 少し哲学を勉強したい初心者が気になるトピックだけ読むのもよいし、ある程度の以上の専門知識があるなら、哲学の方法論をバランスよく概観することができる。個人的には、全くの入門書というよりも、多少(分析)哲学勉強した人が基本事項を復習するのに向いていると思う。 翻訳された日本語も堅苦しさのない読みやすい文章で、訳語にも工夫がみられる。また的確な訳註や日本語の文献案内が併記されている点もなおよい。 本書は、タイトル通り、哲学者が問題を論じるときに使うツールを項目ごとに並べ、説明を加えるスタイルをとっている。 哲学の道具として多用されるものといえば、なんといっても「論証」が思い浮かぶはず。そのためか、第1章では「演繹」「帰納法」「妥当性と健全性」といった論理学の概念が説明の中心となる。が、それにとどまらず、哲学者が議論を展開する時に訴える「直観(ポンプ)」や「思考実験」などもしっかりカバー。まさに「哲学的な問題を考えるとき、どんな方法を使っているのか」ということを、具体的に知ることができる。 このような説明項目を見ると、いわゆる「分析哲学」よりに見えるし、現にそう言ってよいと思う。だが、ユニークなのが第5章。こちらはいわゆる「大陸系」哲学のアイディアが紹介されている。しかも、タイトルに違わず、哲学的問題に対処するときの「ツール」という観点からの紹介なのである。そのため、たとえばデリダの「脱構築と現前批判」や、サルトルの「自己欺瞞」批判などの解説とともに、「どんな問題を扱う際、こうした概念は有効なのか」という点を平易に解説しているのが何とも素晴らしい。「分析系」の哲学者は、しばしば彼らが何をやりたくて固有の概念を持ち出すのか、その動機まで汲み取れないことが多いからである。 「面白くて、ためになる」の典型のような作品。特に分析哲学をそこそこ勉強した気になっている私のような人間には、意外な発見を色々もたらしてくれるだろう。
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哲学を道具として使うには、非常に有益な本であるし、科学を学んでいる人も自分の論証をチェックするのに役立つ。条件文と双条件文や、ヒュームのフォーク、オッカムの剃刀、タイプとトークン、フーコーの権力批判などなど。
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