アソシアシオンへの自由 の商品レビュー
フランスを例に採りながら、国家と個人の間にあるべき「中間団体」としての「アソシエーション」の歴史を細かく分析。フランス革命が残した負の遺産をその後の政体がどのように調整していったか、あるいはそこに隠された矛盾とは何かを明らかにしていて、法学研究と銘打っているにもかかわらず、社会学...
フランスを例に採りながら、国家と個人の間にあるべき「中間団体」としての「アソシエーション」の歴史を細かく分析。フランス革命が残した負の遺産をその後の政体がどのように調整していったか、あるいはそこに隠された矛盾とは何かを明らかにしていて、法学研究と銘打っているにもかかわらず、社会学、文学、近現代史の優れた教科書になっている。
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【ジュンク堂の書評】 中間団体という問い。結社への敵視を徹底し、国民国家と諸個人の二極構造を創り出す事で「近代」を設計したフランスが、結社の自由を承認するまで、に関する社会学的探求。
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