ザ・シェークスピア の商品レビュー
定価で買ったとしてもお得だ!!(すみません、、私は中古価格で新本を…)。まるで電話帳みたいな体裁、ノンブル1390ページ。ともかく全戯曲[全原文+全訳]です、少なくとも私にはルーペがあったほうが読みやすい。でも、ルーペさえあれば、これだけの情報が、たったの4千円ですぞ!すごい企画...
定価で買ったとしてもお得だ!!(すみません、、私は中古価格で新本を…)。まるで電話帳みたいな体裁、ノンブル1390ページ。ともかく全戯曲[全原文+全訳]です、少なくとも私にはルーペがあったほうが読みやすい。でも、ルーペさえあれば、これだけの情報が、たったの4千円ですぞ!すごい企画の「1冊」があるもんだ、と感嘆しました。そして(とても局所的にしか見てませんが)、やっぱり坪内逍遥って、すごいんです。言い回しが少し旧いかも、それはもちろんです、だけど、原文の構造に負けてないし解釈にも納得いくし。けっきょく今回(?)は、最終的には坪内逍遥の解釈に背中を押してもらいました。それなら私はこれでいこう、と。各戯曲に関しては、白水社や岩波文庫、新潮文庫、角川文庫、ちくま文庫、その他……、それぞれ必要なものをどれが肌に合うか確かめて選ばれるとよろしいでしょう。それでいい、それがいい、と思います。さらにそのうえで、ルーペは必要だが、原文(の体裁)まで味わいつつ、坪内逍遥にて全戯曲を手元に置ける……、この意義は、大きいです!こりゃあまったく、注文して正解、大正解!問題は、置き場をどうしよう、ってなことぐらい。大事にします、誓います。ところでウィリアムの白眉は「ソネット」などの詩にあると、個人的に感じている私。いつか、ソネット集を辞書引きながら自分の言葉で読んでみたい。
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