見えない誰かと の商品レビュー
中学校教師でもある著者の教師生活を中心としたエッセイ集です。 公教育には携わっていなかったけれど、同じように中学生と日々接していた身としては、懐かしいような、そうそうそう!と激しくうなづきたいような話。 教師という仕事には大変なこともたくさんあると思います。公教育ならなおさら。そ...
中学校教師でもある著者の教師生活を中心としたエッセイ集です。 公教育には携わっていなかったけれど、同じように中学生と日々接していた身としては、懐かしいような、そうそうそう!と激しくうなづきたいような話。 教師という仕事には大変なこともたくさんあると思います。公教育ならなおさら。それには特に触れず、生徒との触れない・同僚教師とのふれあいを描いています。だからといって、子供ってすごいかわいいの★子供は天使★みたいな過剰な感情もなく、ちょうどいい距離感で描いているからのこそのあたたかさがあります。 中学生って本当に愚かなこともするし、言うけれど、ものすごい力をもってるんだよねぇ。こっちが思っているよりもずっとやさしくて、あたたかくて、強いんだよねぇ。 教育職に携わったことのある人、教育職にあこがれている人、現職の人、日常の中のひとのあたたかさをきりとった文章が読みたい人にお勧めです。 ★★★☆☆
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辛いこともたくさんあるけど、それでもやっぱり子どもが、学校が好き。瀬尾さんの気持ちがじんじん伝わってくるエッセイ。途中で一年間教職から離れてみたっていうエピソードが衝撃的だった。どういうみちをいっても、自分にとって大切なものだと知ったら最後はそこに落ち着くものですよね。早く現場...
辛いこともたくさんあるけど、それでもやっぱり子どもが、学校が好き。瀬尾さんの気持ちがじんじん伝わってくるエッセイ。途中で一年間教職から離れてみたっていうエピソードが衝撃的だった。どういうみちをいっても、自分にとって大切なものだと知ったら最後はそこに落ち着くものですよね。早く現場に行きたくなりました。
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いい出会いがたくさんあってうらやましくなる。 きっと瀬尾さんは人の長所を見つけるのが上手いんだろうなぁ。 気持ちがほっこりするエッセイ。
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今年読了50冊目となったのがこの作品。本当は別の作品を読んでいる途中だったのだが、出掛けるにあたって、重さが軽いものをとこの本を手にしました。こちらは瀬尾さんのエッセイでさくさく読めました。瀬尾さんが中学校の先生だったことを知りました。やさしい気持ちにさせられるエッセイでした。
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大好きで尊敬している作家さんのエッセイ。 もうすぐ瀬尾まいこ作品全作品制覇です! 瀬尾さんの作品は小説もエッセイも癒されます。 文章が優しくて暖かくて心に響きます。 瀬尾さんのエッセイを読むのは2回目ですがやっぱりすごく勉強になりました。 中学・高校での教師体験や自分...
大好きで尊敬している作家さんのエッセイ。 もうすぐ瀬尾まいこ作品全作品制覇です! 瀬尾さんの作品は小説もエッセイも癒されます。 文章が優しくて暖かくて心に響きます。 瀬尾さんのエッセイを読むのは2回目ですがやっぱりすごく勉強になりました。 中学・高校での教師体験や自分の身の回りの出来事が描かれています。 『図書館の神様』はやっぱり実体験だったんですね! 最近というかエッセイを読んでいて瀬尾さんと自分の感覚や考え方が少し似ているな~と思いました。 瀬尾さんみたいに良い先生になれるかはわからないけれど、嬉しい発見でした。 教師を目指す人は是非読んでみてください。 人生が長くなるほど、出会う人もどんどん増える。出会った人全部覚えていくのは、とうてい無理だ。でも、私のそのときの毎日を楽しくしてくれている人は、確実にいる。 2010.030
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九回連続で不採用だった教員採用試験を経て、 講師から中学校教員をしている瀬尾さんの初エッセイ集。 「図書館の神様」って実在のモデルがいるんだ!って驚き。 まぁ、脚色はしてあるんだろうけれど素敵なエピソードだったんだなぁ…と。 実際、中学生ぐらいの子どもってうちの娘や息子...
九回連続で不採用だった教員採用試験を経て、 講師から中学校教員をしている瀬尾さんの初エッセイ集。 「図書館の神様」って実在のモデルがいるんだ!って驚き。 まぁ、脚色はしてあるんだろうけれど素敵なエピソードだったんだなぁ…と。 実際、中学生ぐらいの子どもってうちの娘や息子の周りを見てても とにかくやりにくいものなんだと思う。 それでも彼女は先生になりたかったんだなぁ。 ものすごく生徒が、この仕事が好きなんだ、と言うのが伝わってくる。 きっと、毎日の仕事の中で楽しいことばかりではないに違いないのに 彼女の文章はとても優しい。 それは彼女の人を見る目が優しいからなのかな。 目には見えなくても人は誰かと繋がっている。 そういう人とのかかわりや繋がりは私も 大切にしていきたいなぁと思えました。 大爆笑というのではないけれど温かい気持ちになれるエッセイです。 彼女の赴任先の中学って京都府の宮津だったんだ!!!! 出身地のちかくなのでなんだか妙に親近感だわ(笑
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出版社/著者からの内容紹介 「以前の私は人見知りが激しく、他人と打ち解(と)けるのに とても時間がかかった。社会に出てからも、わざわざ親しくもない人と一緒に何かするくらいなら、一人でいたいというつまらない人間だった。でも、……」 誰かとつながる。それは幸せなことだ…… 待望の初エ...
出版社/著者からの内容紹介 「以前の私は人見知りが激しく、他人と打ち解(と)けるのに とても時間がかかった。社会に出てからも、わざわざ親しくもない人と一緒に何かするくらいなら、一人でいたいというつまらない人間だった。でも、……」 誰かとつながる。それは幸せなことだ…… 待望の初エッセイ! 「はじまりやきっかけはめちゃくちゃであっても、いくつかの時間を一緒に過ごすと、何らかの気持ちが芽生(めば)えるんだなあって思う。(中略)気持ちが形を変えていったんだって思う。いつもいい方向に動くとは限らないけど、接した分、やっぱり何かは変わっていく」 「私のそのときの毎日を 楽しくしてくれている人は、確実にいる」
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何気に2回目でした この本読むの 笑 エッセイなんですが 瀬尾さんポジティブだなーと 読んでいて元気になるし 物事の見方も変わります こんな風にポジティブに生きたい´` ネガティ部なレビューでした←
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あいかわらず、読みやすくサラっと読めた。 ただ、小説じゃなくてエッセイ? エッセイ苦手で読まないのになぁ。読めちゃった!
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2010.2.19再読。 とにかく読みやすい文章で、 すーっと内容が頭に入ってくる。 しかも、心がほんわかと温まる。 読むのが2回目なので、余計にサクサクと読めた。 同業者なので、共感できる部分が多く、 「わかるわかる」と思うところも多かった。
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