頭がよくなる照明術 の商品レビュー
簡単にできる照明術が具体的に紹介されていて、とても良い。具体的に、こういう風に試してみようと思わせることは、この手の本にはとても重要だと感じた。 しかし、全体的に「上から目線」、「欧米スタイル偏重」を過剰に感じてしまうのは、文章が拙いからか、それともそれらが背景にあるからか。例え...
簡単にできる照明術が具体的に紹介されていて、とても良い。具体的に、こういう風に試してみようと思わせることは、この手の本にはとても重要だと感じた。 しかし、全体的に「上から目線」、「欧米スタイル偏重」を過剰に感じてしまうのは、文章が拙いからか、それともそれらが背景にあるからか。例えば、「たいてい、安価なアパートの窓からは青白い光が」、「高級マンションの窓に映るのはオレンジ色の光」という記述に、違和感を感じてしまった。また、照明術だけではなく、睡眠学とかうつ病についてなど、少し脱線気味に感じてしまう章もあった。
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7年ほど前の本だが、引越にあたって照明を購入する必要があるので、再読した。 「頭がよくなる」といった釣りのタイトルは余計であるが(当時こういうタイトルが割と流行っていた気がする)、灯りが睡眠やリラックスなどにもたらす効果がわかりやすく説明されている。 本書の出版時には、LED...
7年ほど前の本だが、引越にあたって照明を購入する必要があるので、再読した。 「頭がよくなる」といった釣りのタイトルは余計であるが(当時こういうタイトルが割と流行っていた気がする)、灯りが睡眠やリラックスなどにもたらす効果がわかりやすく説明されている。 本書の出版時には、LED照明は一般的ではなかったので、それについての言及はないが、原則は変わらないはずである。 昼の太陽光のような「青白い光」を頭の上から浴びると“活動的”に、 夕焼けのような「オレンジ色の光」を低い位置から浴びると“くつろぎモードに” 本書を読んで、それまで無頓着であった照明についての意識が変わり、手軽に家の雰囲気を変えることのできる灯りのパワーを認識することができた。当時これを読んで、家の蛍光灯を電球色に変えたのを思い出す。確かに優しい光になった。 せっかくの機会なので、新しい照明はしっかり選ぼうと思う。 また、春から新しい生活を始めようとしている人はもちろんだが、少し部屋の雰囲気を変えたいな~という方にも是非読んで欲しい本である。 だけど、どこへ行けばいろいろな照明器具を見られるのかな?? 家具屋さん?ハンズ?ロフト??
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
昭和の時代に生まれた人は、ぜひ読んでほしい一冊。 日本人はどうやら、照明に対する意識が低すぎたり高すぎたりするようです。 具体的な指南については、当然役に立つ内容なのですが、それよりも、 「部屋全体が過剰に明るい状態にできる=裕福」と言う時代があった。 それが日本人の根底にって、実は「安らげない照明」の下に日々晒されていることに気がついていない。 その部分が、この本の中の重要な気づきでした。
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頭が良くなる感じはしなかったが、照明の使い方、間接照明の良さ、生活行為に応じた照明などが科学的な情報をもとに書かれている点が良かった。テレビキャスター経験を生かした人脈が情報源になっているようだ。
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タイトルは正直「頭が良くない」感じですがw 間接照明の効能と具体例を紹介する本。内容はまぁまぁ良い感じ。 配線ダクトを有効活用して我が家も間接照明にしようかな。
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色々な照明アイデアが書かれていました.目から鱗が落ちるほどではないし,タイトルに関する内容は少ないですが,いろいろとためになる一冊ではありました.
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調光器は便利そう。 玉砂利や金ぴかの屏風は調光装置だった。 光の演出は低コストで部屋を良いものにできる。みんなあんまりやってないのでオススメ、みたいな。 低い位置からの光、オレンジ色の光が気持ちを落ち着かせる。 メラトニン
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洋服屋さんでもよくある。 自分の買いたいもの以上に魅力的にみえてしまう。本来欲しいもの以外にも買ってしまうが、いざ家できてみるとイメージが違う場合もある。 よく色もわからなかったりする。 朝日を浴びて起き、夕焼けをみてくつろぐ生活 地井武男 くつろぐ時間帯は、夕方なんだ! ...
洋服屋さんでもよくある。 自分の買いたいもの以上に魅力的にみえてしまう。本来欲しいもの以外にも買ってしまうが、いざ家できてみるとイメージが違う場合もある。 よく色もわからなかったりする。 朝日を浴びて起き、夕焼けをみてくつろぐ生活 地井武男 くつろぐ時間帯は、夕方なんだ! この時間帯をみんな無視してる。夜中にくつろいだりしてるんだ。
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内容は興味深いです。ただしタイトルにはいつわりがあります(笑) 頭が良くなる、というより「人間がいかに光に影響を受けるのか」というテーマの元、雑多に語りましたという感じ。 正直、もう少し書きたい内容を系統立ててまとめてから、文章化して欲しかったと思う。何というか、とりとめ...
内容は興味深いです。ただしタイトルにはいつわりがあります(笑) 頭が良くなる、というより「人間がいかに光に影響を受けるのか」というテーマの元、雑多に語りましたという感じ。 正直、もう少し書きたい内容を系統立ててまとめてから、文章化して欲しかったと思う。何というか、とりとめがない。 章ごとに趣旨はまとまっているけれど、各章ごとに内容がぽんぽん飛んでる印象。これが照明術の本なら、うつと光療法の話はそこまで深く突っ込む必要はないんじゃないかな……? それでも「照明と人間」というテーマでものを考えたことがなかったので、切り口はとても興味深かったです。特に間接照明の話と、欲しいところに欲しいだけの光があれば、それ以外のところの光はいらないという考え方が新鮮だった。 光(照明)はあればあるほどいい、と感じていた面もあったのだけど、そういうわけではないのだなと。光も必要だけど、闇も有用で、もっと闇や影も有効利用していきたいと思いました。 ……というわけで、作業性を高めるために我が家の光の配置を絶賛検討ちゅう。とりあえずスタンドライト購入。
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具体例が少なく、配線の工夫といった内容が少ないので、DIY関連の本も併せて読みたいかも。 頭がよくなる…って部分はどこかで聞いたような話だったので飛ばし読みした。 電車男を例にあげてステータスをライティングで暗示させるって話は面白かったが、掘り下げてあればなお良いと感じた。
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