朝日のようにさわやかに の商品レビュー

恩田陸【著】

2009/10/04

恩田陸の久しぶりの短編集
ホラーあり、ミステリありで、ごったな印象を受けますが、作者の見識の深さを感じます。

2010/09/12

短編集。「禁じられた楽園」を読んだときも思いましたが、この作家さんは人間の恐怖心をあおるものを想像し、書き出すのが本当にお上手だ。読んでいる最中、思わずふ、と後ろを振り返ってしまうような、そんな物語が多く収録されています。

2009/10/07

短編集。かなり短い短編もあってさくさく読める。読んだことあるもの2本ばかり。ヨハンの短編「水晶の夜、翡翠の朝」はやっぱ好きです。ぞわっとするような文章を書くのが巧いと思う。あと「卒業」「冷凍みかん」「淋しいお城」が好みかな。「淋しいお城」はミステリーランドの予告編だそうで、本編が楽しみです。

2009/10/04

図書室の海の方が良い。個人的には、ヨハンがでできた『水晶の夜、翡翠の朝』、『冷凍みかん』、『淋しいお城』、『卒業』が好き。

2011/07/17

恩田さんの『図書室の海』以来の短編集。内容は14編から。読んだ感じは分からないものも多数・・・。中でも『水晶の夜、翡翠の朝』！！これは以前『殺人鬼の放課後』という本に入っていて三月シリーズのヨハンの物語。本当にこれは面白かった。まずヨハン、憂理、聖、校長と懐かしい面々でこれだけでも恩田さんのファンなオレは良かった。内容もヨハンの華麗なる行動が目を引く。他には『あなたと夜と音楽と』も本格ミステリーな感じが漂いすごく惹かれた。『冷凍みかん』はあの『クレオパトラの夢』に出てきた話。『淋しいお城』も題材がよく惹かれ、『卒業』も同じく。ただ『一千一秒殺人事件』をもっとしっかり読み取りたかったな。

2009/10/04

短編集。いくつか読んだ事があるのがありました。
面白い、けど怖い。面白さにどんどん惹き込まれて夢中で頁を捲るのだけど、時折話の中にどこか不気味なものが隠れていてそれに触れた時、つい後ろを振り返って何かを確認したくなる。でも怖いんだけど、面白い。
夢中で一気に読んでしまいました。

2009/10/07

色々な雰囲気の作品をちょっとずつ味わえる。

オビにも書いてあるが、恩田作品の入門書向きとも言えるかも。