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ヤバい経済学 増補改訂版 の商品レビュー

3.8

208件のお客様レビュー

  1. 5つ

    36

  2. 4つ

    75

  3. 3つ

    62

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    2

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2019/06/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「経済学」なんて名前がついているけど、ひょっとして面白い本なんじゃないか? そう思って読み始めたら、こいつががまたすこぶる付きで面白かった。 その本、「Freakonomics」。「ヤバい経済学」という日本語タイトルがついているけど、直訳するならさしずめ「怪済学」だろうか。 内容は例えば… 犯罪発生率が大幅に減少した原因は“中絶”にある。 テストでインチキをするのは(生徒ではなく)先生である。 銃のある家より、プールのある家のほうがよっぽどキケン。 KKK(ク・クラックス・クラン:アメリカの人種差別団体)の本質は暇とハケグチである。 日々のできごとの陰にひそむこのような真の姿を、「人はインセンティブで動く」というセオリーを道標として、「いい疑問」と「いいデータ」を武器として、次々と解き明かしていく。 なんとも痛快の一書。

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2019/04/03

人はインセンティブで動く、という指摘が秀逸。決して合理的に動くのではない。行動経済学というか心理学ともいえる内容。インセンティブは「経済的」「 社会的」「 道徳的」の3つと書かれているが、まあ、この説もうなずける。

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2019/03/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今何読んでるのと問われ、「え…と、『ダサい経済学』」と言ってしまったのは、筆者に内緒。でも実際、なんかイケてない。焦点がわからんと言うか。ま、「犯罪率の低下の遠因は中絶解禁で望まれない子が生まれて来なくなったから」ってな意見は、色んなところで相当な物議を醸す発言のような…。あと、米国で黒人と白人で子どもにつける名前の傾向がこんなに違うとは知りませんでした。

Posted byブクログ

2019/01/15

相撲取りの八百長の話からくるとは・・・ 経済学の本ではないが面白い。 まずは物事を疑うことが大事ということか。 1面で見るのでなく、多面的に見ること。 パラダイムシフトにも共通。

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2019/01/12

 映画「ヤバイ経済学」を2011年6月22日に見てから、「超ヤバい経済学」を読んだ。 「ヤバい経済学」は 2006年に読んだが、その後出版された 増補改訂版は未だだった。 大増量した増補改訂版で、不足分を読みたい。 2012/1/8 予約 3/30 借りる。4/20 時間切れ...

 映画「ヤバイ経済学」を2011年6月22日に見てから、「超ヤバい経済学」を読んだ。 「ヤバい経済学」は 2006年に読んだが、その後出版された 増補改訂版は未だだった。 大増量した増補改訂版で、不足分を読みたい。 2012/1/8 予約 3/30 借りる。4/20 時間切れで読みきれずいったん返却。 内容 : 妊娠中絶合法化と犯罪減少の関係や、相撲の八百長など、若手経済学者のホープが、日常生活から裏社会まで、ユニークな分析で通念をひっくり返します。 もっとヤバイ話題を大増量した増補改訂版。 著者 : スティーヴン・D・レヴィット シカゴ大学で経済学の教鞭を執る。ジョン・ベイツ・クラーク・メダルを受賞。 スティーヴン・J・ダブナー 作家・ジャーナリスト。『ニューヨークタイムズ』『ザ・ニューヨーカー』等の記事を執筆。

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2018/12/01

どんなときに、どういうふうに統計をとればいいのかを、学問的にじゃなくっておもしろおかしく教えてくれる。 わりかしスラスラよめます。経済学よりは社会学より?

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2018/11/12

三分の二はヤバい経済学の本と同じ、第2章のKKKのところがより正確な話に改訂されている。残り3分の1が、増補部分。ブログとかあちこちに著者が寄稿した内容を集めて載せてくれている。全般的には増補改定版でなくても、元の本でも内容的には充分つかめると思う。

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2018/10/24

●世に蔓延る通念というものは、通用しない。人が動く理由は、インセンティブにある。人が何かをしでかすとき、そこにはどのようなインセンティブが働いているのかをユニークな分析で明かしている。

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2018/10/20

世の中の出来事をデータをもとに原因を探る。犯罪発生件数が下がったのは中絶が合法化されたのが原因だとか。え〜、というような話が満載。その現象が起こるには何がインセンティブになっているか?と考えてみるのも面白い。

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2018/10/09

経済学の本と聞いて、普通想像するような類の本である。 使われている手法は経済学のものであるが、その分析対象は非常に「現実」的である。 中絶と犯罪率の関係や、相撲の八百長疑惑についてなど、データとその分析によって現実の見方が少し変わるということを示した本。 経済学などの基本的知...

経済学の本と聞いて、普通想像するような類の本である。 使われている手法は経済学のものであるが、その分析対象は非常に「現実」的である。 中絶と犯罪率の関係や、相撲の八百長疑惑についてなど、データとその分析によって現実の見方が少し変わるということを示した本。 経済学などの基本的知識が無くても面白く読める本である。

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