ひつじ探偵団 の商品レビュー
アイルランドのある村で、ひつじ飼いのジョージが何者かに殺された。ご主人を殺した犯人を捜すため、数十匹のひつじたちが立ち上がる。 でも、そこはひつじの世界。捜査の途中でも、おいしい牧草に夢中になったりと、どこかほんわかとしています。脱線しながらも事件の真相に確実に近づいていく、ちょ...
アイルランドのある村で、ひつじ飼いのジョージが何者かに殺された。ご主人を殺した犯人を捜すため、数十匹のひつじたちが立ち上がる。 でも、そこはひつじの世界。捜査の途中でも、おいしい牧草に夢中になったりと、どこかほんわかとしています。脱線しながらも事件の真相に確実に近づいていく、ちょっとかわったミステリーです。
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羊飼いジョージが殺され、ジョージの羊たちは推理と捜査を始める。賢い羊、記憶の羊、外を知る羊、それぞれの能力で犯人を見つけ出し正義を行うために。 可愛らしい表紙の絵とは少しイメージが違う。羊たちは言葉で思考するが、それは羊の価値観に基づいている。人間に関する物事を勘違いして、人間に...
羊飼いジョージが殺され、ジョージの羊たちは推理と捜査を始める。賢い羊、記憶の羊、外を知る羊、それぞれの能力で犯人を見つけ出し正義を行うために。 可愛らしい表紙の絵とは少しイメージが違う。羊たちは言葉で思考するが、それは羊の価値観に基づいている。人間に関する物事を勘違いして、人間に勘違いされ、時には真実よりも正義よりも草を食むことが大事。 人間の目からは迷走とも見える羊たちの言動は、けれど、核心を突く。羊の哲学にハッとさせられ、読みすすめるうちに羊の感覚に自分が浸食される。 推理小説というよりかは哲学的小説かと思う。 羊の要素を抜いて推理小説としてだけ考えるならばあまり面白いとは言えない。 一冊の本としては面白い。
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ある日、牧場の羊飼いが殺され、取り残された羊たちは右往左往。 一体どうすればいいのか、犯人は誰なのか。 人々の間をうろついたり、仲間内で語り合ったりで 羊たちは犯人を探そうと…。 何年か一緒に暮らしていると、人の言葉を理解して こちらのお願いを聞いてくれる、というのは聞いた事が...
ある日、牧場の羊飼いが殺され、取り残された羊たちは右往左往。 一体どうすればいいのか、犯人は誰なのか。 人々の間をうろついたり、仲間内で語り合ったりで 羊たちは犯人を探そうと…。 何年か一緒に暮らしていると、人の言葉を理解して こちらのお願いを聞いてくれる、というのは聞いた事がありますが こちらの生活習慣と言うか常識と言うか…。 それらが羊たちが知っていてくれるかどうかと言われると どうなのでしょう?w とにかく登場羊が多くて大変です。 そこに加えてな村人たち。 それに羊たちののんびりとした状態。 ミステリーといえばそうなのかもしれませんが 何かこう…読みづらかったです。
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登場羊がいっぱいいて、それぞれきちんと性格付けさせられていて、想像するだけでかわいい。 牧場の景色の描写が素敵。 でもストーリーの語り方はいまいち不完全燃焼。
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アイルランドの羊飼いが鋤に貫かれて死んだ。 人間たちは,1週間後に公開される彼の遺言が気になって仕方ないらしい。 騒動が苦手な羊たちは,人間たちの会話を総合して状況を把握しようとする。 羊たちは,それぞれ羊なりにがんばっているものの 実際には勘違いだらけなところがほほえましい。
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アイルランドの小さな村グレンキルにすむ羊飼いが死んだ。 羊たちは犯人を見つけ出そうとするが・・・ ひつじ探偵団というタイトルに惹かれて読んでみる。 羊たちが人間を理解しようとするところなど、羊の視点での人間社会はとてもおもしろい。 詩的な部分が少し読みにくいのが難点。 もこもこ...
アイルランドの小さな村グレンキルにすむ羊飼いが死んだ。 羊たちは犯人を見つけ出そうとするが・・・ ひつじ探偵団というタイトルに惹かれて読んでみる。 羊たちが人間を理解しようとするところなど、羊の視点での人間社会はとてもおもしろい。 詩的な部分が少し読みにくいのが難点。 もこもこな羊が可愛いので、ラストはほっとした。
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羊飼いのジョージが殺された。 彼の羊たちは犯人を探す奮闘をする 私の知識がもう少しあればもう少し楽に愉しめたのかも。 羊たちが彼等の価値観で考える様はほほえましい。子供たちが知らないことで、知識を寄せ集めて討論し、結論を出すのと似ていた。
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自分たちの飼い主が殺された??? 羊たちによる犯人捜し。 ヒツジの区別がつかなかったけど、結構面白かった。
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実のところ、翻訳小説というものがあまり得意ではない。カタカナの名前の登場人物ばかりだと何故か頭が混乱する。この本も登場人物(登場羊かな)が多いので、なかなか名前を覚えられず最初ちょっと戸惑った。アイルランドのどかな牧草地グレンキルで、殺人事件が起こった。殺されたのは羊飼いのジョー...
実のところ、翻訳小説というものがあまり得意ではない。カタカナの名前の登場人物ばかりだと何故か頭が混乱する。この本も登場人物(登場羊かな)が多いので、なかなか名前を覚えられず最初ちょっと戸惑った。アイルランドのどかな牧草地グレンキルで、殺人事件が起こった。殺されたのは羊飼いのジョージ。自分たちのご主人である羊飼いのジョージが殺され、羊たちはジョージの無念を晴らそうと犯人捜しに奔走する、というのがあらすじ。世界一賢い羊ミス・メイプル(ミス・マープルからもじった名前だと思われる)、武闘派で元はサーカスにいた羊オテロ、超記憶力を持つ大食い羊鯨のモップルらたくさんのむくむく可愛い羊たちが登場する。羊たちが主役なので、普通の人間だったら知っているようなことを知らなかったり、逆に人間では気づけないような嗅覚で謎に迫ったりと、謎解き方法や、犯人を指摘しようとする作戦もちょっと変わっていて面白かった。あと、羊飼いのジョージとジョージの跡を継いで羊飼いになったレベッカが羊たちに本を朗読してあげるエピソードなども楽しかった。羊たちに羊の病気の本を朗読するジョージはちょっとどうかと思いますが。ただ、7年前の事件とか村人たちの不可思議な行動については、全て謎が解けきったわけではないように思った。羊たちはジョージの事件にしか興味がないので、それ以外の些末なことは、謎が解けても解けなくてもどうでもいいからなのかなあ。殺人事件を扱った小説ですが、あまりミステリっぽくない気がする。ジャンルとしては、ひつじエンターテインメントとか羊小説とか呼ぶといいのではないかと思う。
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個性的な羊たちが自分たちの羊飼いを殺した犯人探しに立ち上がるというので、面白そうだと思ったのだが、どうも乗れなかった。 作者が哲学を勉強していたというプロフィールを読んでちょっと納得。
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