GHQカメラマンが撮った戦後ニッポン の商品レビュー
昭和25年くらいの日本の風景。意外と現代と地続きというか、自分の子供の頃の記憶と、写真の中の光景に、大きな違和感がないことに驚きました。戦後の景色は案外、今と近かったです。 東京の写真が多いので、現在のどこなのか、方向音痴な自分にはわかりにくかったですが、興味深い部分も多かっ...
昭和25年くらいの日本の風景。意外と現代と地続きというか、自分の子供の頃の記憶と、写真の中の光景に、大きな違和感がないことに驚きました。戦後の景色は案外、今と近かったです。 東京の写真が多いので、現在のどこなのか、方向音痴な自分にはわかりにくかったですが、興味深い部分も多かった。アメリカ兵さんがナチュラルに東京の光景に溶け込んでいました。アメリカの人で、家族連れて、ここで暮らしていた人がいたんだなぁと。カラーの情報量は思った以上に大いなぁと。
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1947年にGHQ専属カメラマンとして来日したディミトリー・ボリアによって撮影された戦後日本にお風景。この当時は日本国内においてカラー鞘写真の現像するスタジオがないためにカラー写真で現存するのはボリア氏による写真のみ。 昭和天皇とも親しくされ、昭和天皇を初めとした皇族のプライベ...
1947年にGHQ専属カメラマンとして来日したディミトリー・ボリアによって撮影された戦後日本にお風景。この当時は日本国内においてカラー鞘写真の現像するスタジオがないためにカラー写真で現存するのはボリア氏による写真のみ。 昭和天皇とも親しくされ、昭和天皇を初めとした皇族のプライベートな写真も相当数ある。これらの写真は1990年にボリア氏が他界した後にマッカーサー記念館に寄贈されているために日本国内には存在しない。 ボリア氏によって写し出される写真の数々は、今まで白黒別世界で見ていた世界が現実の世界として広がるようで新鮮な気分となった。 徐々にインフラも改善し経済が発展していく様子、一般の日本国民が平和を享受し表情に笑顔が様子が戻っていく様子が写し出される。 本書では主に東京での様子が中心となる。
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当時の昭和天皇の姿や、東京裁判の様子などをこれだけ彩度の高い写真で見たことがなかったので新鮮でした。 この頃の東京の町並みも見れますが、戦後経済復興のエネルギーの強さを改めて感じました。
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